舞台

2008年7月 5日 (土)

シルヴィア

Photoロイヤルの「シルヴィア」を見ました。3月のイギリス出張の際、コベントガーデンで見損なったもの。来日公演してくれて嬉しいです。

フレデリック・アシュトンの演出と振付で、美術はクリストファー・アイアンサイドの原典版。ギリシャ神話の世界をエレガントにロマンティックに描いている大人な舞台でした。「眠り...」のときにも書きましたが、ロイヤルはホントに舞台美術や衣装まで素敵で、バレエの世界に無理なく引き込まれて行きます。

ステップが複雑で、踊るのが大変だろうに、そんなことはみじんにも感じさせず、笑顔で踊りきっているところが凄い。テクニック面だけでなく、手や背中の使い方がいいダンサーが多いのは、ロイヤルの強みだなぁ...群舞が弱いけど...

シルヴィアといえば、ノイマイヤー版オペラ座のシルヴィアが官能的で強烈だったけれど、個人的には、アシュトンのシルヴィアの方が、ロマンティックバレエの美しさが出ていて好き。

心を強烈に揺すぶられない、優等生の美しいワールドを醸し出しているところは、批判されるポイントかもしれないけれど、私はむしろクラシックをここまで演じられる正統派の実力は高く評価されるべきものだと思いました。

いい舞台でした。


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2008年6月15日 (日)

Christ 0

1206437918_christo_posterblankoドイツを代表するProgressive Metalバンド、Vanden Plasのロック・オペラ「Christ 0(ゼロ)」を Staatstheater am Gärtnerplatzで観て来ました。

この「Christ 0」は、アレクサンドル・デュマ作「モンテ・クリスト伯」をベースに作られたアルバムで、それをロック・オペラとして再現したものです。

Vanden Plasが生演奏するからか、客層はロックな人たちが多かったです。特に、私が観にいったときには、メンバーの友人が客席から手を振って、口笛を吹いたり野次を飛ばしたりして、劇場というよりは、コンサート会場に近い雰囲気でした。また、一人で来ている男性も多かったのが、ほかの舞台とは違っていると思いました。

とにかく、ダーク。。「失望」、「懊悩」、「寛容」あたりがテーマとなっているらしいからなのですが、モンテ・クリスト伯のダークサイドを見事に音楽と演技で表現しています。

ミュージカル、ジーザスクライスト・スーパースターのカバー曲も入っていたので、この部分は、なんだか懐かしい気分で聞いてしまいました。

ところで、私はドイツ語がまーったく駄目です。リートは歌いますが、そして魔笛などのドイツオペラなども若干歌いますが、ドイツ語は、からきし駄目です。ドイツ語は、上智の社会人コースで勉強したのですが、動詞と前置詞がくっついたり離れたりするのが理解できなく、もれなく諦めた言語です。ラテン言語の方が性に合っているように思います。

このロック・オペラは、歌はすべて英語でドイツ語の字幕が出るのですが、台詞はすべてドイツ語。分かったのか分からないのかよく分からないまま、モンテ・クリスト伯を知らなければまったく分からなかったのではないかと思うほど、喋っている言語は理解できませんでした。が、舞台の内容は理解できる。伝えたかったメッセージもなんとなく伝わる。それだけ、役者の方々の演技力が優れているのでしょう。歌唱力は、平均点しかあげられないけれど(笑)。

(総合評価:★★★☆☆ ロック・オペラを一度観て見たかっただけ。やはり私はクラシックの方が好き)


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2008年6月14日 (土)

バヤデルカ

Media41dd99b46ce65バイエルン州立歌劇場で「バヤデルカ」を観ました。

舞台美術は最近とても気になるものの1つ。スクリーンから小物の使い方まで、チェックしてしまいました(笑)。

バイエルン州立歌劇バレエ団の舞台美術はミニマリズム。布を非常にうまく使っていて、数年前にメットでオペラ・サロメを観たときにも感激したのですが、それよりもさらに洗練されているように思います。

衣装がとても凝っていて、蓮をモチーフに、抑えた色目をベースに、インド風を非常にうまく表現しています。特に、La Bayadère(Nikia)の衣装は素敵。写真にあるように、蓮がモチーフで、まわったときに蓮の花が見えてくるようになっています。Nikiaだけでなく、ほかのキャストの衣装も同じようになっています。踊った時のライトの当たり方で、色が違って見えるのもポイントがとても高いです。しかし、これを着て踊るのは、バレリーナはとても大変なのではないでしょうか?

Lisa-Maree Cullum演じるNikiaは妖艶さを持っていて、手と腕がとってもおしゃべり。表現力とはこういうものなのかと改めて体の使い方にもっと意識を当てないといけないと思うほど、本当におしゃべりな体の使い方をする方でした。

ここの演出は、最後にNikiaとSolarが天国で結ばれるバージョンでした。バヤデルカは、結末が異なるバージョンがいくつもあるので、最後がどうなるのか、わくわくしてしまいます。ロシア崩壊後は、アヘンによる幻覚の"The Kindom of the Shades"(影の王国)版などもあり、時代によって情勢が反映されている面白い作品だと思います。


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2008年5月18日 (日)

スターになった男

Photo友人の宗村蔵人さんが主演、友人のまこやまさんスチール哲平さんが出演中の劇団漂流船の舞台「スターになった男」を観てきました。

昨年秋に旗あげをした新しい劇団の2回目公演ということで、ちょっぴり期待。宗村さんは、今回、脚本を書くのもお手伝いしたとかで、しっかりお名前が載っておりました。また、脳しんとうを起こされた後だというのに、きっちりした演技で、さすがプロ!と感激いたしました。

前座は前回と同じく「まこやま市役所」改め「風物師」(西宮七海さんが抜けて、まこやま、スチール哲平、モンモンちゃんの3人のコンビ)。前回よりも若干マシになったといえ、1回目と同じネタを使ってどーする!?と、突っ込みたくなりました。
#舞台終了後に本人達直撃して、突っ込んでいた人は私です、はい(笑)

前座はとってもお寒くって、舞台の方までホントに心配になってしまいました。

が、舞台はかなり面白かったです。ちょっと長かったこと(2時間もパイプ椅子だと、お尻が痛くなります)、そして、物語がかなり複雑で、夢か現実か分からず、落ちはいったいなんだったんだ!?と、帰りしなに議論になるほど、だったのですが、キャラが際立っている人が多くて、後からゆっくり考えると、すごく良かったです。

まこやまさん演じるプロデューサーがすごく良かった。まこやまさんはお笑い芸人さんよりも、俳優に転向した方がいいのではないか!?(大きなお世話ですね、私が言うのは)と思うほど、はまっていて、すごくリアリティーもあるし、「いやな奴」の演技が良かったです。まこやまさんがこんなに演技派とは知りませんでした。

加藤貴博さん演じる司会者もものすごくいい味を出していました。前回の「涙の芸人ブルース」のときもすばらしいと思いましたが、今回は、おかま役がとっても似合っていて、とっても華のある役者さんだと思いました。このかたもお笑い芸人さん(ジパング上陸作戦の相方)なので、笑いをとるのはもちろんうまいのでうが、シリアスでもいけるところが、すごいです。体はあまり大きくないけれど(前回出待ちをしていたときにお会いしたときにあまり大きくない人なんだなーと思いました)、存在が大きい。そんな役者さんです。

今回の助演男優賞は、モリト役を演じた竹野聡さんではないでしょうか!”ある障害者を持った男がいつの間にかスターになってしまう”というストーリーで要となる障害者役をされた方。その勉強しつくされた演技に、驚きと同時に、このかたの努力と才能を感じました。帰りの電車の中でも、彼の演技がぴか一だったと、話題の人でした。

最後に、友人の宗村蔵人さん。前回は、刑事役であまり出なかったのですが、今回は最初から出ずっぱり。最後の長い台詞を噛まずに言い切るのは、すごい!シリアスな役がはまっていて、いい役者さんにどんどんなっていっているなーと思いました。

すごく楽しい舞台でした。しかも満席で、中はむんむんとした暑さで、劇団の方々の熱気も伝わってきました。これからも楽しみな劇団です。

(総合評価:★★★★☆ 第三回公演も楽しみにしています!)


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2008年4月20日 (日)

ドン・パスクワーレ

Photo明日のコンサートに備えて、この2ヶ月、もう何度見ただろう!?と思うくらい見た、2002年2月にカリアリ歌劇場で行われたドニゼッティ作曲オペラ「ドン・パスクワーレ」を見ています。

あらすじは、こちらのサイトにあります。

ノッリーナをエヴァ・メイが演じているもので、ホントに演技が上手だなぁ...ハイCも楽々だし...と、自分と彼女を比較しては、改めてダメだしをしてしまっている状態。

明日の演奏までに24時間を切ってしまっているけれど、もう少しなんとかならないかな、と、楽譜とにらめっこ中です。

それにしても、ドン・パスクワーレがかわいそうな物語です。


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2008年3月29日 (土)

祝祭音楽劇「トゥーランドット」

Photo_6赤坂ACTシアターこけら落とし、宮本亜門演出の祝祭音楽劇「トゥーランドット」を観てきました。今月はホントに舞台ばっかり観ていますね...

内容
プッチーニの遺作「トゥーランドット」のドラマツルギーを活用し、音楽をオリジナルで書き下ろしてミュージカル化し世界に向けて新しいエンタテインメントを創る。ミュージカル「太平洋序曲」で日本人として初めてブロードウェイロングラン公演を成功させた宮本亜門がアジアに発信するオリジナル作品として演出し、宮崎アニメ、北野武映画で独自の世界観を創り出す久石譲が初本格的音楽劇に挑戦、アカデミー賞受賞のワダエミが衣装を担当する。トゥーランドットにアジアの歌姫A-Mei(アーメイ)*。王女の3つの謎に挑む東方の王子に外部舞台に初めて挑戦する岸谷五朗、王女の氷の心を操るワン将軍に中村獅童と花も実もある役者が揃った。アジアを揺るがす舞台が始動する!

(*本公演の「トゥーランドット姫」役で出演を予定しておりましたケリー・チャン氏は、中国での映画撮影中に大怪我を負ったため、医師の診断により、残念ながらこの度の公演を降板することとなりました。新たに「トゥーランドット姫」役には、“アジアの歌姫”と誉れ高い、台湾出身の歌手「A-Mei(アーメイ)」氏を起用し、予定通り公演を開催いたします。)

安倍なつみがリュー役というミスキャスト?と一瞬思うようなキャスティングで、舞台美術と衣装と演出だけを目的に観に行っていたのですが、安倍なつみさん、思った以上に上手で、びっくりしました。他の配役は最悪だと思ったけれど...

安倍なつみさんは、さすがに、元トップアイドルだけあって、本当に根性あるんだな。息があがってしまうところは、多分舞台やミュージカルの経験不足。あれだけ歌えて演技ができるとは思っていなかったので、ホントにすごいと思いました。将来が楽しみな方で、これから応援していきます!!

アーメイは論外。いくらトゥーランドットだからって、もっと日本語の発音をなんとかすべきだし、その前に、歌が下手! 完全に安倍なつみに食われていました。

そして、中村獅童さん。歌舞伎役者としては将来有望なのですから、今は舞台になんか出てないで、歌舞伎に専念した方がいいんじゃないですか? マイクを通しての声に向かない音域で、声がしゃがれてしまっているし、やはり、歌舞伎役者として成長するためには、今は歌舞伎の基礎をやるべきだと思います。

...と、配役はものすごく問題ありでしたが、舞台装置、舞台美術、演出、衣装はホントに勉強になり、さすが宮本亜門と感動しました。また、今回は、久石譲さんが書き下ろした音楽で、すごく良かったです。オペラのトゥーランドットを歌い慣れている私としては、最初は戸惑いましたけど、こういうストーリー、こういう落ちというのは、うむ、なるほど、と思いました。

劇団四季あたりの実力あるミュージカル俳優達がやると、きっとすばらしい舞台になると思います。

それにしても、第九で書きましたが、この劇場、ホントに芝居向けにつくられています。クラシックやバレエはまず無理ですね。(それでもやるんだろうけど...)


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2008年3月23日 (日)

眠れる森の美女

SleepingThe Royal Balletの「The Sleeping Beauty (眠れる森の美女)」を観てきました。
#読者の方々から「ホントに仕事してるんですか?」とメールが来ていますが、仕事はちゃんとしてますよ〜〜。仕事が終わったので、休暇モードですが。

眠りは子供の頃から何度も(たぶん10回以上)観ているのですが、ロイヤルのを見るのは確か2回目。バレエは、眠り、白鳥、ラ・シルフィード、ジゼルあたりが好きです。白いバレエ系はとっても好き。

ロイヤルの眠りは、衣装がキレイだったことを覚えていて、今回はどんな衣装かわくわく。記憶通り、とってもキレイな衣装で、きらびやかすぎず、ちょっと押さえた色だけれども、細かいラメ入りの衣装で、踊るたびに沸き立つような、そんな衣装にうっとり。

オーロラ姫を踊ったTamara Rojoさん、すっごくかわいかったです。オーロラは難しいのに、最後の最後までねばって見せる踊りをされて、姫って感じのかわいさと可憐さをあれだけハードな踊りで最後の最後まで見せ尽くす、プロ意識の高さに感激しました! 

赤ずきんちゃんとオオカミ、ネコのカップルはホントに童話から出て来たみたいで、すっごく笑えました。特に、ネコの足使い。パ・ドゥ・シャが決まってて、おぉ〜〜、ねこっぽい! そして、手の使い方。 舞台でどう見せればお客さんに響くのか、とっても学びが多かったです。

ブルーバードは、佐々木陽平さんでした。おっ、佐々木さんだっ!!と、プログラムを見て、感激!彼がローザンヌで入賞したときに、たまたま見ていたこともあり、そういえばどこかでロイヤルに入団したというのを読んだ記憶はあったのですが、こんなところで踊りを見られるとは思いませんでした。躍動感いっぱいのブルーバード。素敵でした!バレエの世界で、世界的に日本人の方が活躍されているのを見るのはとても嬉しいです。

魔女カラボスにも言及しておかなければ... Genesia Rosatoさんがやったカラボス。衣装がすっごく良かったです。おどろおどろしすぎず、しかし、魔女の悪の部分と妖婉さをうまく出せている衣装。もちろん、踊りも良かったのですが、この衣装はすごくいい! それから、遠くから見ていても、指の1本1本の使い方がはっきりと分かる手の使い方をされていて、本当に勉強になりました。

眠り、サイコーに良かったです!


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2008年3月22日 (土)

ミュージカル:Wicked

Wicked誰も知らない、もう1つのオズの物語のキャッチコピーで有名なGregory Maguireの本が原作のミュージカル「Wicked」を観てきました。

劇団四季も上演中なので、日本語でのストーリーはこちらでご確認ください。

隣の席のファミリーは、9歳の女の子がこのWickedに熱中していて、この3ヶ月で4回も舞台を観に来ているそう。仕事などで会う人たちに、滞在中にどのミュージカルを見るのかと聞かれ、いくつかのミュージカルの名前を出すと、必ず、Wickedはすごくよかった、と言われるので、とってもおススメのミュージカルなのねと、わくわくしていました。

Apollo Victoria Theaterはものすごく大きな劇場で、劇場の大きさを活かした舞台設営になっていて、スタート前から、この舞台は面白そうだという予感。

そして、ミュージカルがはじまると、ものすごく面白くて、会場は爆笑の渦。エルファバとグリンダの不思議な友情に心打たれ、オズの魔法使いによって、悪者に仕立て上げられたエルファバと、救世主に仕立て上げられたグリンダは、お互い別の道を生きていくことになる... 最後は、ほろっと涙が出ます。

韻の踏み方や言葉使いがものすごく面白くって、大人も子供も楽しめるミュージカル。すごく良かったです!!!


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2008年3月21日 (金)

ミュージカル:The Phantom of the Opera

Phantom何度も繰り返し観てしまう舞台が誰にでもあると思いますが、私にとっての「The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)」はその1つ。舞台は今回で24回目、映画は数えきれないほど(たぶん50回は超えています)観ています。

何度も観てしまう理由は、私が10代の頃、クリスティーン役でオーディションを受けていたことがあるからだと思うのですが、クリスティーンを歌わなくなっても、何度も何度も観てしまうのは、もはや習性と化している!? 

同じ時間帯に、Covent GardenのThe Royal OperaではチャイコフスキーのEugene Oneginが上演されていたのですが、チャイコって気分じゃないと、The Phantomへ行ってしまいました。今の生活を考えると、Oneginを観ておいたほうがいいのは百も承知なのですが... 

The Phantomに話を戻すと...

自分が、歌っていたから、ものすごく厳しい目でチェックをしてしまうので、「そこまで言うことはないだろう!」と言われてしまいそうですが、はっきり言って、今回のThe Phantomは、時間とお金のムダ。大変残念なことに、クリスティーンがとっても下手でした。

とにかく、歌が下手。音があたってない。さらに、発音がとっても甘く、特に、iとeの発音は耳障りなほど、聞けたもんではない。ミュージカルだから、ベルカント(オペラの歌唱法の1つ)と違って当たり前なのですが、あそこまでiとeを横に広げてしまうと、ものすごく平べったい音になってしまうだけでなく、音があたらなくなります。英語は特にiとeの音が平べったくなってしまうので、もっと深い音を出さなければ、下品になってしまいます。

マイクにたよりすぎていて、ピアニッシモのところの腹式呼吸がきちんとできていず、声がかすれていました。マイクに頼らず、ピアニッシモはもっとぐっとおなかに力を入れてピアニッシモで歌えばあぁはなりません。

そして、カデンツァ。カデンツァのパターンが私好みではなかったというのは抜きにして、客をなめるなーと言いたくなるほど、間抜けなカデンツァで音をはずして、しかも複数の音が抜けていました。

あ、り、え、なーーーい!!!

と、叫びたくなるほど、ひどかった。

あぁこれならThe Phantomを見に行かず、Covent Gardenに行けば良かったと激しく後悔しました。

しかし、人の振り見て我が振り直せと言いますので、私もここに書いたことを人から言われないように、注意して歌おうと思いました(特に英語の発音のところ)。


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2008年3月20日 (木)

ミュージカル:The Sound of Music

The_sound_of_music悲しくなるくらい間抜けなことをしてしまいました。Mamma Miaのチケットを手配していたのですが、出張前のドタバタの中でやっていたので、ロンドンで予約したつもりが、なぜかアイルランドでのチケットを予約していた私。あまりのショックに呆然としてしまいましたが、そんなことでめげていてはダメだ!!と思い、ロンドンでその時間にやっているミュージカルを見ることにしました。

チケット取れるかなーと思いながら劇場へ行ってみると、なんと最前列が£20で1席残っていると言うではありませんか!

神様、ありがとうございます!!

と、感謝しながら、もちろん、そのチケットを購入。そして、劇場へ!!

The Sound of Music」を観てきました。

"The Hills alive with the sound of music♩"ではじまる有名な曲からスタート。

実は、このミュージカルを舞台で観るのは初めて。

映画をどうやって舞台に仕立て上げるのか、すごく興味があったのですが、なるほどなと思うところで、ストーリーをつなげていっているので、大幅にカットされていても、ちゃんと理解できるようになっていました。

また、舞台の作り方が、山のところは、舞台中央に円盤型のリフトできるものを設置することによって、山の斜面を作り出すという工夫がされており、舞台作りのうまさにうならされました。

おなじみの曲ばかりなので、ホントに楽しく2時間半を過ごせました。

Mamma Miaチケット事件から、すっかり立ち直ることができました(笑)
#チケットが£14だったのを、安すぎるなぁ〜と思いながらオーダーしたことを思い出し、なるほどそういうことだったのかと納得してしまいました。


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2008年3月16日 (日)

熊川哲也さん復帰!

Kumakawa_no9昨年5月に右ひざ前十字靱帯を損傷した熊川哲也さんが、赤坂ACTシアターで公演中の「第九」で復帰しました!!

赤坂ACTはバレエ向きではない劇場の作り。もちろん、声楽向きでも無いわ。こんなバレエ向きでない劇場で、復帰して、大丈夫!?とちょっぴり心配になってしまいました。
#自分も舞台に出るようになっているので、最近舞台の作りがとっても気になる私。

熊川さんは第四楽章しか出ませんでしたが、そして出てきた瞬間はひやっとした立ち方をしたところがあったのですが、後はちゃんとこなして、さすがプロ!! まぁ、怪我したことを知らない人が見たら、なんじゃこのレベルは!となるかもしれませんけど。

しかし、第九の仕上がりはいまいちですね。まだまだブラッシュアップすべきところはたくさんありますし、熊川さんは振り付けに徹するか、ダンサーに徹するか、どちらかにした方がいいのではないかと思います。個人的には、ダンサーでいてほしいのです。前にも書きましたが、Kバレエカンパニーのレベルはそれほど高くなく、熊川さんが踊らないのであれば、興味なし。

今週からロンドン出張なので、ロイヤルバレエ団の眠りを見る予定です。それと比較してしまいそうです。

(総合評価:★★★★☆ 熊川さんが踊るところを見たかっただけ。しかし、彼のプロ意識の高さには脱帽。私も見習わなくては)

さて、月末は、ACTで宮本亜門さんのトゥーランドットを見る予定です。今月は、舞台ばっかりですね〜。


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2008年3月 8日 (土)

グランディーバ・バレエ団ジャパンツアー

Photo_2「グランディーバ・バレエ団ジャパンツアー〜笑いのレシピ〜」を観てきました。

グランディーバ・バレエ団は、男だけのバレエ団。男の人が、なが〜いばちばちまつげをつけて、白鳥になっちゃったり、そのすごいメイクテクで美女になっちゃったりするのですが、男の人がやっているので、とっても激しく逞しい。そのギャップに大爆笑してしまうバレエ団。

ずいぶん前にチケットを購入して、今日この日を待っていたので、朝からわくわくしどうしでした。

プログラムは、バレエ学校/ゴーフォー・バロッコ、パ・ド・ドゥ、瀕死の白鳥/アイススケートをする人々。

コミカルな演技だけでなく、そのテクニックもすばらしい。男性だから、女性よりも体が固いはずなのに、そしてあれだけの体重(失礼!)をポアントで支えるなんて.. 筋肉の使い方とか、その美しさには、もうため息です。

バレエ学校では、下手なように見えるように演技するのは大変だったと思うし、瀕死の白鳥はその手の動きがホントにしなやかで、でもコミカルで、あれだけ瀕死の状態を表現できるカラダが凄いと思うし、アイススケートをする人々は、アイススケートをしているように見えるバレエの動きに驚く。

あぁ...プロって凄い〜。鍛えられたカラダと高い芸術性。見ていて、はぁ〜〜となります。

コミカルで楽しいので、バレエが初めて!という人にも楽しめるおススメなバレエ団です。
#個人的には、マシュー・ボーンも好きなんだけどね。マシューよりもコミカル度が高いです♩

アンコールがすごかったです。10分以上は続いたかと思います。最後の最後までとっても楽しいバレエでした。
(総合評価:★★★★★ とにかく、笑いました)


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2008年2月21日 (木)

マルゴット夫人(Frau Margot)

Photoトーマス・パスティエリ(Thomas Pasatieri)が2007年にフォートワースオペラで上演した最新オペラ「マルゴット夫人(Frau Margot)」のポスターをいただきました。

しかもなんとオープニング記念パーティーで、トーマス・パスティエリが直接そのポスターにサインをしてくださったモノですっ!!!

トーマス・パスティエリがこのポスターを触ったかと思うと、「きゃぁ〜〜〜」となります。(笑)

家宝にしよう。

素敵な素敵なプレゼントをありがとうございますっ!!!!

トーマス・パスティエリ[1945-]はジュリアード音楽院で学び、1984年までアトランタ歌劇場の芸術監督を務めてオペレッタで成功を収めた後、映画音楽制作会社を設立して、19の歌劇のほか多数の映画音楽も作曲しています。この作品(マルゴット夫人)は、レナード・バーンスタインがベルクの未亡人に『ルル』の完成を依頼したという実話によった、伝統的様式の歌劇です。(東武トレーディング)

私はこのオペラはまだ見ていないのですが、見た方からものすごく良かったと微に入り細に入り説明を聞き、The Dallas Morning Newsなどの主要記事でレビューをチェック。すっごくいい舞台だったことは間違いなさそうです。あぁ、私も見たかった!!


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2008年2月17日 (日)

ドラリオン

Photoシルク・ドゥ・ソレイユの「ドラリオン」を観てきました。

シルク・ドゥ・ソレイユは、前にアレグリア2を観たときに書いたかもしれませんが、子供の頃にアメリカでショーを観ていて、その時に、連れて行ってくれた方が「これは子供のためのサーカスではない。大人も楽しめる究極のエンターテイメントだ」とおっしゃっていたことが記憶に焼き付いています。木下大サーカス、ボリショイ・サーカスをはじめ、数々のサーカスを観に連れて行ってもらった記憶があるのですが、その中でもシルク・ドゥ・ソレイユの公演はサイコーに楽しかったです。

帰国後、アレグリアが行われていることを知り、アレグリアを観に行った後、キダム、アレグリア2、ドラリオンとシルク・ドゥ・ソレイユの公演が日本で行われる度に観に行っています。

今回は、なんと1列目の席をゲットできて、とてもいい場所で観ることができました。

 「ドラリオン」は、「空」「水」「火」「土」4つの要素をキーワードに、トゥシューズを履いた女性たちが電球の上に立って技を繰り広げる「バレエ・オン・ライト」、6人の男性が長さ4.8メートル、重さ7.5キロの棒を操る「バンブー・ポールズ」、2組のカップルが2つの空中ブランコに乗りながら、交互にキャッチャーのもとに飛び移る「ダブル・トラピス」、鮮やかなコスチュームを着用したアーティストたちが3階建ての人間ピラミッドを作ったまま長縄を飛ぶ「スキッピング・ロープ」など12のステージを展開する。

ドラリオンは、ドラゴンとライオンの癒合とか。上記の説明にあるように、4つのエレメントを中心に、中国文化にインスパイアされた演出になっていました。

前回のアレグリア2よりもさらに技に磨きがかかっているように思いました。ハーネスなしの空中技が多くて、ホントにドキドキしました。

一番前だったから、ミスをしたときの表情までも見えてしまったので、よけいに生々しい舞台の上の出来事を見てしまったようにも思うのですが、ミスをしても、一瞬悲しそうな顔をするのですが、周囲に励まされ(?どつかれてる場合もあるかもしれませんが)、一生懸命やり遂げる。

一緒に行った友人と帰り道に話していたのですが、彼らのプロフェッショナリズムがすごい。一瞬の踏切誤りやタイミングのずれが大きな事故につながる。ミスを恐れる気持ちもあるのでしょうが、果敢に挑戦していき、ミスっても、人に気づかれないように、リカバーをはかり、舞台を進行させていく。

ホントにすごい。自分は甘いなぁとここでも思わざるを得ませんでした。

「バレエ・オン・ライト」では、危うくタワーが崩れそうになった瞬間があったのですが、左後方のサポート役の子が崩れそうになるセンターの子に向かって何か一言いった瞬間、彼女がぐぐっと立ち上がって、タワーが崩れずに無事パフォーマンスができました。なんと言われたのかは分からないのだけれど、そこで、体中の筋肉をぶるぶるふるわせながらも持ちこたえたセンターの子。すごいです。

大縄跳びで。ひっかけてしまって縄をとめてしまった男の子。悲しそうな表情をした後、仲間が邪魔になるからと縄を蹴飛ばしたため、さらに悲しい顔を見せた。しかし振り返った瞬間、笑顔に戻ってパフォーマンスをしている。

ひやひやモノの技が決まったときには、ホントに嬉しそうにガッツポーズを取ったり、大声をあげたり。そういうところも、ホントに良かったです。

私も明日からがんばろう!(今日から!?なんでしょうけど)

元気をいっぱい貰えたステージでした。

ところで、ドラリオンのメンバーに日本人の人が1人います。最初はお客さんに混ざっていて、「お客さんが絡まれているの!?」と思ったのですが、おかしいなぁと思うところは何カ所かあったんですけど、途中まですっかりだまされてしまっていました。会場の多くの方がそうだったんじゃないでしょうか!?  おどおどした観客の日本人役、すっごい上手でした。あの人はいったい誰なのでしょうか!?


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2008年2月 2日 (土)

舞台メイクを学ぶ

今日は歌のレッスンの後、舞台メイクの講習を受けていました。

普通のメイクと全然違うのは頭では理解できるのですが、大きな箱と至近距離ではホントにメイクが全然違って、舞台メイクを近くで見ると、「怖い!」。

こんなんでホントに大丈夫なんでしょうか!? と不安になる顔。

しかし、距離を置いて写真を撮ってもらうと、「おぉ〜、ナチュラル!」。

なるほど、これがこういう効果を出すのねっ!と目うろこ。

さらに、人間じゃない場合のメイクを教えてもらいました。「ほら、このナチュラルメイクから、こことここをこう足すと、人間じゃなくって人形っぽくなるでしょう?そして、ここをこう足すと、ほら、妖精のできあがりっ!!」

P1010103おぉぉぉぉぉ〜〜〜、ホントだ〜〜。すごいっ!!! 思わず、写真を撮ってしまいました。
#みたーい、というメールをいただいたので、アイメイクだけ見せちゃいますっ!こうして見ると、やっぱり、ケバい!?

プロから教えてもらう舞台メイクは、とても勉強になりました。

問題はこれを再現できるかどうかです。特訓あるのみだそうです..(特につけまつげ..)

最近、学ぶことが多すぎて、消化不良気味。
#しかも、気分は落ちてるから、いまいち気分が乗りにくいし..

「やるべきことをきっちりやっているうちに、見えてくるものがある」

とは、先生のお言葉。

先生は偉大。いい師といい友人が居るのは、本当に幸せです。

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2008年1月 9日 (水)

雷神不動北山櫻

Photo通し狂言 雷神不動北山櫻
市川海老蔵五役相勤め申し候
を新橋演舞場で観てきました。

みどころ(新橋演舞場のサイトより)

この『雷神不動北山櫻』は、今から約二七〇年前の寛保二年(一七四二)正月に大坂の佐渡嶋長五郎座で初演され、同年七月まで打ち続けるという記録的な大当たりをとった作品です。皆様ご存じの歌舞伎十八番『毛抜』『鳴神』『不動』の三作品は、全てこの『雷神不動北山櫻』の一幕として上演されたもので、二代目市川團十郎が粂寺弾正、鳴神上人、不動明王の三役を勤めて好評を博しました。

 成田不動尊の申し子とも伝えられる二代目市川團十郎が初演した作品を、成田山新勝寺の開基一〇七〇年という節目の年に、市川海老蔵が挑むのは誠に意義深いことと言えましょう。

 また今回の公演では、原作の台本や従来の台本を参照しながらも、全く新たな構想のもと、市川海老蔵が粂寺弾正、鳴神上人、不動明王の三役に加えて、早雲王子、安倍清行の合計五役を勤めるというのも大きな話題となっています。

 時は平安時代のはじめ。朝廷の人々に裏切られたことを恨みに思う高僧・鳴神上人は、自らの行法で京都北山の滝壺に龍神を封じ込めてしまいます。そのために日照りが続くので、朝廷の人々が頭を悩ますところ…。

 天下を掌握しようという悪人たちや、これを防ごうとする善人たちと善悪入り乱れて、さまざまな人物が縦横無尽に活躍する勧善懲悪の物語が装いも新たに甦ります。

 歌舞伎十八番ならではの荒事の魅力をはじめ、歌舞伎では全く初めての試みとなる空中浮遊など、話題満載の『雷神不動北山櫻』をご期待下さい。 また公演期間中は、開基一〇七〇年を記念して成田山新勝寺の出開帳が、当、新橋演舞場で特別に行われます。

この舞台、海老蔵が1人で5役(鳴神上人、粂寺弾正、早雲王子、安倍清行、不動明王)を演じることで話題となっております。

一言でこの舞台を表現すると、陳腐な言葉ではありますが、「海老蔵はすごい!!」。 

目や顔の表情だけで、5役をまるっきり違うように見せる、その演技力に感動しました。

全く観客をあきさせないその迫力と集中力。むんむん香る色気もすごく、本当に素敵でした。

ううむ、すごい役者だっ!!


そして、何よりも、舞台をアレンジするところはアレンジしている点。古典として残すべきところは残し、そして変えたほうがより伝わるところは変える。そのさじ加減の絶妙さに、彼の才能を感じました。

(総合評価;★★★★★ 是非一度観て見てください。この舞台に感動します)

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2007年12月31日 (月)

エンタメ三昧2007年総括

2007年のエンタメ三昧生活の総括をしてみる。

読んだ本: 1502冊
   ビジネス書: 1050冊 
   小説: 402冊
   その他(心理学の本や実用書系など):50冊
   # 今日のコンサート中に1冊も読まなければ。
   ##現在進行形で3冊(ビジネス書2冊、小説1冊)あるので、
     1505になる可能性あり
読んだ漫画: 187冊
書き下ろした本: 2冊
観に行った映画: 8本
見たDVD(映画): 212本 (ドラマ含む)
観に行った舞台・コンサート:12本 
   #今から観に行くベートーヴェンは凄い「全交響曲連続演奏会」を含む
自分のコンサート: 2本
観に行った美術展: 11本

ちなみに、【強化月間】トピックは以下の通り。

1月:脳科学
2月:天才を解剖する
3月:児童文学
4月:選択理論心理学
5月:イノベーション(大学院受験のため)
6月:世界の宗教
7月:キャリアに必要な英語力(執筆のため)
8月:闘病記 
9月:日本人論
10月:絨毯の歴史 
11月:有吉佐和子
12月:有吉佐和子パートII

総括してみておもう.映画館にほとんど行けなかったなぁ〜
それに、欲しい欲しいとおもっていた絨毯も買えなかったなぁ〜 勉強までしたのに...
 
今年は本業が忙しすぎました。海外出張も多く、本当によく仕事をしました。
来年はもっと余裕を持って生活したい...(遠い目)

強烈に印象に残っているものは以下の通り。

本: ビジネス書はGood to Great(今更ではありますが、読み返したのです)と芸術の売り方。小説は有吉佐和子さんの香華仮縫い
映画: ブラッドダイヤモンドとマリア
舞台:ヘアスプレー恐れを知らぬ川上音二郎一座
コンサート:スミ・ジョーさんリサイタル
美術:POP-UP 絵本ミュージアムジブリ美術館

ベートーヴェンは凄い「全交響曲連続演奏会」については、終了が明日の新年となってしまいますので、明日、新年に感想をアップします。もしかすると今年一番のコンサートはこれになるかも!?
エンタメ三昧な私にぴったりな年末年始の迎え方かもしれませんが、10時間以上ベートーヴェンを聞くのはある意味拷問に近いかもしれません。どうなるのかちょっと楽しみです。ちなみに今までで観た一番長い舞台は、フィレンツェのオペラハウスのガラで観たワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』(Die Meistersinger von Nürnberg)。開演から終了まで6時間以上でした。6時間、結構苦しかった...(特に1幕)。

皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

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2007年11月10日 (土)

恐れを知らぬ川上音二郎一座

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シアタークリエのこけら落とし、「恐れを知らぬ川上音二郎一座」を観てきました。

開演1時間ほど前に、三谷幸喜さんが晴海通りを日比谷から有楽町へ足早に歩いていったところとすれ違ったのですが、1時間前に外に出ていて大丈夫!?
まさかそんなところを歩いているとは思わなかったので、あまりに風景の一部と化していて、連れに言われるまで気づきませんでした ^^;;;;

3時間とかなり長めの舞台でしたが、面白すぎて、まったく飽きさせず、おなかがよじれるほど笑い、すごくいい舞台でした。

観客を巻き込む演出はさすが三谷さんです!!

川上音二郎と貞の人生は昔日系老人ホームでボランティアをしていたときに、山田耕筰氏の専属歌手をしていたという歌手の方(当時80歳を超えていたのですが、美声の持ち主でした)からお話を聞き、興味を持って、関連の書籍をいろいろと読んでいたので、事前知識があった分、この人たちの人生をこのような形で舞台にするのだと、脚本の書き方と舞台としての組立て方に観察ができたことは、もう一つ楽しめたかなと思いました。

三谷幸喜作品は本当にめちゃくちゃ面白いです!!

(総合評価:★★★★★ また観に行きたい!)

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2007年10月20日 (土)

劇団漂流船「涙の芸人ブルース」

劇団漂流船、旗揚げ公演、「涙の芸人ブルース」。

友人の宗村蔵人さんが出ているので、観に行ってきました。

前座の吉本の芸人さん、まこ山市役所のお笑いが、ちょっぴり寒かったけど、一生懸命が伝わってきて、「がんばれ~~」と心の中で応援。
#この公演を機に、まこ山市役所のスチールウールさんと仲良しになりました

驚いたのが、オープニング。

あの広さ(笹塚ファクトリー、たぶん150席くらい?そんなにない?)に40名近くが舞台に乗って踊ってる。

こんなにのせちゃって舞台大丈夫!?

オペラだと、コーラスがあるから、人数多いけれど、普通の舞台だとそれほど登場人物も多くないので、まず、出演者の数にびっくり。 コーラスはそれほど動かないけど、踊ってますよ!?

第一回公演で、ここまで人数増やしちゃって、大丈夫なんだろうか、この劇団。
って、いらぬ心配をしてしまう、私って・・・ ^^;;;;

なかなか宗村さんが出てこなくって、いつ出てくるんだろうなぁ、怪我してるおしりは大丈夫かなぁ・・・とか思っていたら、登場。松葉杖で登場なので、そういう役にしてもらったのかなぁと思っていたら、やっぱりそのようでした(終了後、確認!)

相変わらずカッコいいですわぁ~~  

もしや一番の男前!?と思っていたら、脚本・演出・プロデュースの井田さんの方が、男前でした。:)

きゃぁ~、素敵! いい男がいっぱいいるって、いいですねー。
#いったいどこを見てるんだ!? 

ちょっと長くて、私はもう30分短いくらいが良かったのですが(今年の初めのぎっくり腰以来腰が悪いのもありますが)、一緒に来た初体験のお友達は、「あぁ、楽しかった。すごい、瞬きわすれちゃった!」と大興奮。喜んでいただけたようでよかったです。

こういうわいわいと作り上げていくのって、すごく好きです。

これからも応援してます!!!

(総合評価:★★★★☆(期待度込み))

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2007年9月30日 (日)

ボレロ

スペイン国立バレエ団のボレロとラ・レジェンダを観に行きました。

お気に入りのバレエ団でここ5,6年は必ず毎年見ています。
クラシックバレエではなく、スペイン舞踊が専門で、ホアキン・コルテスなどの著名ダンサーを育てたことでも有名です。

ボレロといえば、ベジャールの代表作。その後、世紀の名ダンサーたちによって踊り継がれていて、個人的には、マイヤ・プリセツカヤやジョルジュ・ドンやシルヴィ・ギエムあたりのが好き。ベジャールといえば、森下洋子が躍ったライトもよかった(あ、話がそれた)。

今回のボレロは、どういう風なんだろうとちょっとわくわく。

たったひとりで広い舞台を縦横無尽に踊る男性ソリスト。
真っ黒な衣装の男性ダンサーたちの繰り広げるサパテアード。
真赤な衣装で舞台いっぱいに広がる女性ダンサーたち。

シンプルだけどダイナミック。

最後は燃えるような舞台で幕。鏡の使い方もうまい。

うーん、やるな。
という舞台でした。

フラメンコを見るのが好きな人にはお勧めの舞台です。
(総合評価:★★★★★ (大好きなバレエ団だから評価は甘め!?))

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2007年8月 5日 (日)

ヘアスプレー

東京最終公演を見てきました。

88年のジョン・ウォーターズ監督の映画「ヘアスプレー」の大ヒットを受けて、02年にブロードウェイでミュージカル化。ヘアスプレー現象をおこしたといわれるミュージカルのためか、NYではぜーんぜんチケットが入手できなかったので、見ることができてなかったのですが、やっと見れた!

60年代のポップな色調、ハッピーなストーリー、耳に残るミュージックナンバー。

インターミッションでは、最後に踊る振り付けの観客指導。「Break the wall!」というフリには笑いました。

最後は、観客も一緒になって踊る!踊る!踊る!

汗だくになりました、とっても楽しかったです♪

(総合評価:★★★★★ 映画も楽しみ!)

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2005年11月19日 (土)

Alegria 2

Ciqrue du SoleilAlegria 2を観てきました。

見た人からすごくいいと聞いていましたが、とっても良かったです。

一番感動したのは、ニュー・ロシアン・バーと呼ばれるしなる棒の上で、宙返りをするだけでなく、棒から棒へ飛び移っていく離れ業。棒の幅は、15センチしかないそう。最後は、男の子を抱きかかえて宙返り。落としたらどうするんだ!と思わず息をのんでしまいました。

次は、スラックワイヤー。ゆるくはったロープの上で、歩くだけでなく、倒立したり、一輪車をこいでいました。最後は、ロープを左右に揺らしながら、その上を歩いていきました。16歳の中国人アーティストが演じているそうですが、その身体能力の高さ、素晴らしいです。

最近ジムに通っている私ですが、バランス力を磨くのに苦労していて、45センチのボールの上で正座をするのがやっと。あのレベルには到底達することはできないわ。すごい!と思いながら見ていました。とても綺麗でした。

ニューコントレーションでは、この人たち軟体動物?と思わせるほど、体のしなやかな女性2人組。10歳と11歳のモンゴル人女性が演じているそうですが、人間の体ってここまで動くんだ!と感動しました。

Ciqrue du Soleilの舞台はサーカスではないとよく言われますが、サーカスを超えて、人間の身体能力を極限まで使った芸術だと思いました。

1点だけいただけなかったのは、ファイアーデュオで、たぶん灯油に火をつけてぐるぐるまわしていたのでしょう。とてもきれいだったのですが、喘息もちの私は、締め切った室内で、灯油に火をつけられ、その煙が充満したため、咳き込みはじめました。(他にも多くの人が咳き込んでいました。) そして、次の「スノーストーム」で大量の風が吹き荒れ、煙が拡散されたため、喘息の発作を起こしてしまいました。その直後に30分の休憩が入ったため、外に出て、薬を使ってその場はなんとかなったのですが、一緒に行った友達には随分と迷惑をかけてしまいました。空気の通り道を確保して欲しかったです。

喘息の発作を起こしてしまいましたが、とても満足した舞台でありました。

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2005年10月30日 (日)

芸術の秋:リサイタル

今日は、歌の先生のところのリサイタルでした。私は、ヘンデルのオペラ「リナルド」から「私を泣かせてください」とオッフェンバッハのオペラ「ホフマン物語」からオリンピアのアリア「恋の小鳥はあこがれを歌う」の2曲を歌いました。

ホフマン物語は、実在の詩人ホフマンの過去3つの恋の物語です。今回歌ったのは、第一幕でホフマンが恋に落ちる人形のオリンピアの有名なアリアです。第一幕は、イタリアの科学者のスパランザーニが魔術師コッペリウスの力を借りて、等身大の自動人形オリンピアを作るところからスタートです。科学者になろうとして、スバランザーニを訪ねてきたホフマンがこの人形と知らずに、一目ぼれしてしまいます。オリンピアのお披露目会などがあり、ドタバタの中、ホフマンはやがてオリンピアが人形だと知り、人形に恋をしてしまったホフマンを人々が嘲笑する... そんなストーリーです。

リサイタルには妹が見にきてくれたのですが、ホフマン物語を知らなかったので、ぜんまい仕掛けで作られているオリンピアのアリアを初めて聞いて、オリンピアが壊れてしまうところなどがよく分からず、「おねーちゃん、相変わらずふざけながら歌ってる」と思ったそう。やっぱり、あらすじは書いておかないと、会場の皆さんは分からないですね... いきなり羽のついた扇をばたばたやっても、いきなり歌を止めちゃって、しばらく置いてから歌いだしても、「何やってるの??」としか思えないですよね... 次回は書いてもらうか、アナウンスしてもらいましょう :)

間違わずに、きれいに歌えたので、とりあえずほっとしました。

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2005年10月 9日 (日)

舞台: 夜来香

Design20l_2_thumb小学校時代からの友人が脚本・演出をした舞台、「夜来香」を友人3人と一緒に観に行きました。

彼の書く脚本は、様々なメッセージがこめられていて、ストーリーの全てをきれいに説明はしてくれないのですが、忙しい生活の中で「忘れてしまっていた大切な何か」や「あえて直視しないようにしていた何か」をあぶり出し、「今の自分の生き方でいいのか?」を問い掛けてきます。

しかし、ヘビーな作品ではなく、あくまでもエンターテイメントとして、軽快で、音楽あり、笑いありの舞台です。ハリウッド映画のように、完全なハッピーエンドではなく、フランス映画のように、悲しい終わりではなく、日常の延長線上にある、ほのぼのとした幸福を描いていて、舞台が終った後、「おもしろかったね」と言いながら、心の片隅で、「人生の中で大事にしなければいけないものは何か?」を考えている自分に気付かされます。 

今回の舞台は、過去・現在をばらばらのピースのように分解していて、モザイクのように組み合わせた緻密な脚本で、最初の1時間は何がどうなっているか全然ついていけず、これって造幣局の話だったよね? この人はだれ??と、頭の中で疑問符が踊りまくりましたが、後半の50分は、そのピースが次々と繋がっていき、最後に大きな一枚の絵ができ、物語が分かった!という気分になって終る舞台でした。

公演の後、彼を囲み、イスラエル料理のお店で食事をしながら、質問攻めにしたのですが、意外な結末などが分かり、非常に面白かったです。

来年の東京公演も期待しています!

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2005年10月 2日 (日)

美輪明宏音楽会<愛> L'AMOUR2005

美輪明宏さんの音楽会、<愛>L'AMOUR2005に行って来ました。

数年前から一度美輪明宏さんの音楽会か舞台へ行ってみたかったのですが、チケットが取れず、今回、友人が友の会の会員ということでチケットが取れたので、ご一緒させていただきました。

花束を渡せるかもしれないと言われたので、前日から、彼の美意識に合うように、ネイルサロンに行き、朝は早くから起きて、お風呂に入り、髪の毛を丁寧に巻き、しっかりおしゃれして、劇場に向かいました。途中、彼の大好きな紫色をベースにした花束を購入。渡せるかなぁ~とわくわくしながら、会場へ。

しかし、残念ながら今年は花束の手渡しはできないとのことで、入り口で預けることになりました。残念…

音楽会はとてもよかったです。ロマンチックな舞台でした。声楽をやっている人間としては、彼の歌は音程が狂っているところもあるのですが、表現力が素晴らしく、音が合っているかなんてどうでもいいのだと思いました。

シャンソンが中心でしたが、最後のアンコールで歌った沖縄の歌、「花」が素晴らしかったです。また、歌と歌の間のトークが、面白いのですが、面白いだけでなく、深い深いメッセージがありました。

「強い人間だから、強さを分けるために表現をしている」とおっしゃっていて、そのパワーが歌とトークを通じて感じられ、元気になりました。
#最後の投げKissとHugが良かったです!

また、性別や年齢を越えた美しさというのがあるのだと思いました。

70歳になってもとってもキレイで、しかも、パーツパーツを見ると、おじいさんの背中なのですが、それを雰囲気で、女性よりも女性らしく、色気を表現してしまう、そのすごさに驚きました。帰りにロフトによって思わず大きな鏡を買おうかと物色してしまいました(笑)。

春はピアフの愛の賛歌をするそうですので、チケットを入手すべくがんばります!

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2005年9月24日 (土)

Saturday Night Fever

Saturday_2_thumbロンドン経由で帰ってきたため、ロンドンで寄り道して、Saturday Night Feverを観てきました。

ミュージカルと言えば、今年の冬に劇団四季のエビータを観たっきりで、ここ数年、オペラばかりに行っていたのですが、ミュージカルはとってもノリがよくって楽しい!

感動を求めるというよりは、ノリを楽しむミュージカルです。タイトル通りフィーバー状態で、最後は観客全員が立ち上がり、踊りまくるフィナーレ。そして、アンコールで、さらに踊る、踊る、というのりで、とても楽しかったです。数年前までは、よくクラブで踊っていましたが、それを思い出して、とても懐かしくなりました。

トニーの有名なポーズはもちろんのこと、それぞれ決めのポーズがあって、ビシっと決めていくところはさすがです。70's Musicにしばらくはまりそうです。

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2005年9月23日 (金)

オペラ ノルマ

Norma1_thumbベッリーニのオペラ「ノルマ」を観ました。

ノルマは、ベッリーニが何を犠牲にしてもノルマを助けたいと言ったほど、惚れ込んでいた役で、ベルカント・オペラの最高傑作と言われている作品です。私もノルマのアリア、カスタ・ディーバを歌いましたが、非常に難しい曲で、アジリタの技法を完全に身につけないと歌えないと思い知らされる曲です。旋律がとても美しいだけでなく、ドラマティックな曲を書くベッリーニに魅せられるオペラです。

マリア・カラスやグロベローヴァの十八番で知られていますが、今回のノルマ役は、Lena Nordin。素晴らしいコラットゥーラを聴かせてくれました。

#個人的にはグロベローヴァのノルマが今までで観た中では一番好きです。

舞台の作り方が非常にうまく、少ない舞台装置を効果的に見せる方法には、脱帽。

残酷であるはずの物語を荘厳に仕立て上げており、演出にも満足しました。

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2005年8月28日 (日)

スペイン国立バレエ団

Spain_thumbスペイン国立バレエ団は、世界のバレエ団の中でも大好きなバレエ団で、ここ数年、来日公演のたびに観に行っています。

今年は、「アイレス・デ・ビジャ・イ・コルテ」と「ラ・レジェンダ」の2本立てでした。演目がバレエ団及びスペイン文化省の強い要請により変更されたことが新聞にも載るなどしたので、出来がどうなのか気になっていましたが、非常にいい作品で、楽しめました。

昨年観た「アンダルシアの嵐」よりももっとフラメンコ色が強くなっている2つの作品で、特に、「ラ・レジェンダ」は、カルメン・アマジャのオマージュとして作られた作品で、彼女のイメージを表現しているので、フラメンコ一色。サパティアードがまだ頭の中に響いています。

パンフレットにあるような純白のものすごくすその長いドレスを自在に操り踊る姿は本当にきれいでした。

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2005年7月 8日 (金)

現実逃避:Matthew Bourneの「愛と幻想のシルフィード」

今週は、尋常でないほど仕事が忙しく、コンサルファーム時代と同じ時間帯で、コンサルファーム時代よりも短時間に大量の分析やスライドを書く生活をしていました。

心を亡くすと書いて、忙しい。本当に心がどんどん空っぽになっていく気がして、これ以上同じスピードで同じクオリティの仕事ができないと思い、急遽、Matthew Bourneの世界に逃避することに決め、PCを抱え、6時にオフィスを飛び出して劇場に向かいました。

ロマンティック・バレエの古典的名作と呼ばれる「ラ・シルフィード」を今まで何度も観ていたので、Matthew Bourneの手にかかるとこれがどうなるのかがとても楽しみでした。

Matthewが得意とする"物語の骨格はそのままに、その時代・その土地の文化に根ざしたユニークなキャラクター設定を施す"手法を観てみたい!

「愛と幻想のシルフィード(原題:Highland
Fling)」
は、現代のスコットランドに舞台を移し、バーのトイレで主人公はドラッグで飛んでいるところからスタート。(詳細は、サイトを見てください。http://www.la-sylphide.info/) そして、妖精は、ピュアなのかと思いきや、服は薄汚れて、誘惑の仕方もドラッグの中の幻覚といった感じ。現代的な設定で、クラシックが有名だからなおさら、その差が浮き出てくるように思えました。

ネタバレするので、詳しくは書きませんが、最後は妖精に人間となって彼と一緒に暮らすことを迫ったことから、妖精を殺し、そして自分も死んでしまう悲劇が訪れます。ユーモアの中に現代人が持つひりひりとした痛みを表現されていた舞台で、最後の妖精が羽を切り取られて死んでいくところは、人間の傲慢さと、人間として生きることの痛みが伝わってきて、ぽろぽろと涙がこぼれてしまいました。

Matthew Bourneは、22歳でダンスをはじめ(←非常に遅いです)、そして演出家になったと聞き、スワン・レイクを観たときにもすごいと思いましたが、スワン・レイクの原点といわれるシルフィードはさらに良かったです。

現実逃避した甲斐がありました。今週末、これで仕事ががんばれます。

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