新規事業開発

2014年7月 6日 (日)

情報コミュニケーション学会で講演&演奏

Photo_4Photo_3 明治大学で行われた情報コミュニケーション学会の招へい講演で「ビジネスを支える芸術思考」についてお話させていただきました。

フクロウがお出迎え~

明治大学は何度も来ているのに、マスコットキャラクターのめいじろう君を知りませんでした。

 

Photo_2講演の後、ミニコンサートをさせていただきました!

椿山荘のレストランが入っていて、ものすごくおしゃれなところです。

ピアニストは、いつもお願いしている北村真紀子さんです。

今回は、グラナドス作曲 組曲「ゴイェスカス」より「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」、アーン作曲「クロリスへ」、ドリーブ作曲オペラ「ラクメ」より「鐘の歌」を演奏させていただきました。

とても楽しい学会でした!

2014年6月30日 (月)

「イベリコ豚を買いに」

Photo知人に勧められて読んだ「イベリコ豚を買いに」は、ノンフィクションの食に関する紀行ではなく、事業開発屋の私にとっては、新規事業開発のビジネス書でした。

農水産物領域での新規事業開発を考えている人には、是非ビジネス視点で読んでいただきたい1冊です。

内容紹介(Amazon.co.jpより)
謎だらけのイベリコ豚を追ってスペインへ! 「本当にどんぐりを食べているのか?」「イベリコという町はどこにあるのか?」「安売りセール肉は本物か?」……。 レストラン、スペインバルはもとより、今やコンビニ、回転寿司でもごく普通に売っているイベリコ豚。高級食材として知られているはずのものが、いまや日本全国で手に入るのはなぜか?そもそも、イベリコ豚はそんなに沢山いるのだろうか? 著者はそんな素朴な疑問をいだき、取材を始めた。日本人が知らないイベリコ豚の「真実」を明らかにすべくスペインを目指した著者。幾多の困難を乗り越え、現地に辿り着いた著者を待っていたのは、驚きの連続だった。……。 ローマ時代の遙か昔からスペインで幻の豚を守り育ててきた熱き男たち。そして素晴らしい生ハム作りに命を捧げる職人たちとその家族のドラマを紡ぎながら、知られざるイベリコ豚の生態、そして食肉流通事情を解き明かしていく。さらになりゆきでハム作りにも携わることになり……。 多様なジャンルをテーマに、多くの傑作ノンフィクションを世に出してきた著者がスペインと日本を舞台に描く、読み応えのある食ノンフィクション。

ひょんなことから、作家が、イベリコ豚に入れあげ、イベリコ豚を輸入し、商品化し、販売するまでを描いているのですが、素人がビジネスを作り上げるまでのプロセスや絶対にはずせないポイントまで、見事に描かれている点が、ビジネス書として読むのに面白いです。

私のように実際に商品開発をし、マーケットに出すまでをやっている人間からすると、当たり前のポイントが多いのですが、専門領域だからこそ知らない点もいろいろと出てくる。

生鮮食品、しかも肉という領域で商品を作って販売するとなると、こんなことまで考えないとダメなのね

という点が新鮮。

しかも、すべての事業開発に言える点を、すばり指摘しているのも、この本の面白いところです。

例えば、精肉店が生き残る戦略について。

デリカとして生き残る道。卸売に活路を見出すケース。量販店への転換。

この3つを戦略としてあげ、そして、それで生き残るケースがあがっています。

先日、化学品メーカーの生き残り戦略についてお客様先でお話したのですが、それと非常に似ています。(若干異なるけれど)

事業開発をする際に考えなければいけないポイントが、”肉”という現場でも変わらない。

そして、仕事の本質をついている。肉を仕入れることだけでなく、試作品づくりを何度も繰り返し、味を安定させて量産する方法を考えだし、税関の手続きを考えて…(以下略。本書を読んでください)と様々な作業が発生してくることについて語っているところでは、次のような文が出てきます。

仕事の本質とはアイデアや新製品を考えつくことではない。アイデアを製品にするために日々行う地味な作業とそれに関わる関係者の連作、打合せである。(P198より)

事業開発もまったく同じです。が、アイデアがないと事業開発は始まらない。スタートはアイデアで、そのあとは極めて地味なプロセスが続き、それをやり遂げるところからのスタート。そして、多くのケースが(事業開発の成功率は5%前後と言われている)失敗に終わる。

それの積み重ねなんですよね・・・

第8章の「プロと素人」は、ビジネスを遂行していく人間として、噛みしめて読んでもらいたいと思いました。

引用したいところがこれだけたくさんある本に出逢えて、とても嬉しいです!!

気になる方、是非チェックしてみてください。

2014年6月17日 (火)

Googleのスカイボックス買収

今週の気になるニュースは、Googleのスカイボックス買収です。

このWSJの記事によると、今回の買収によって、Googleは2016年ごろまでに、地球全体の画像を高い解像度で1日3回取得できるため、かなり詳細にウォールマートの駐車場の状況データであったり、はたまたサウジの油田の状況データ等を入手することが可能になるそうです。

ウォールマート等の小売りは、売上予測がより精密に立てられるし、穀物相場の予測もしやすくなるのではないかとアナリストが解説しています。

Googleは自社のプラットフォームやサービスでの顧客滞留時間を高めることで、広告ビジネス(及び現在開発中の他のサービス)の収益を拡大し、ビジネスを展開しています。今回のようないわゆるデジタルプラットフォームのデータだけでなく、リアルなデータを直接解析できるようになることで、デジタルとリアルのビジネスのシームレス化はもちろんのこと、リアルビジネス単体でも、Googleプラットフォームへの顧客滞留時間は長くなります。当然ながら、オンラインの広告以外のビジネス展開もさらにリアルになってきます。

Walletの買収の時にも、かなり興奮しましたが(他社さんのことですが…)、今回の買収はそれ以上のインパクトがあるでしょう。

現在は、90%がオンライン広告収益ですが、近い将来、それ以外の収益が増えていくのではないでしょうか。

Googleの戦略について理解したい人は、1年ほど前の、ちょっと古い英語の記事になってしまいますが、Forbesに掲載された”Deconstructing Google's Strategy: Will Google Eat Your Business Next?”という記事がおススメです。

ちなみに、どうやっていい買収ターゲットを探すのか?という質問をよく受けますが、私がGEやIBMの事業開発時代にやっていたのは、以下の方法です。

  • ベンチャーキャピタル、エンジェルに声をかけまくる
  • 銀行(都銀以外に地銀、信金)の融資部門に聞く
    (データベースを持っているので、領域別にリストを出してもらい、インターンをやとって、片っ端から調べる)
  • イノベーション大会を開く(賞金等を目当てに応募がある)
  • 大学・研究所の研究者に声をかける(インターンをやとって、北から南まで片っ端から調べる)

実際に何度も会って、欲しい技術・サービスかどうか見極めていました。

注:私が担当していたものは、シリーズBかC以上で、所属していた企業で、ある一定の規模のビジネスを創るための技術・サービス獲得の1つとしての事業開発です

2014年6月 5日 (木)

先週のDavos Experience in Tokyoの反響

先週、Davos Experience in Tokyoという石倉洋子先生が主催している会で、戦略PRについてプレゼンさせていただいたのですが、面白かったというメールをたくさんいただいています。

今回は、最近話題の「企業内社会起業家」がテーマで、ANAのBlue Wingをどうやって一般に広げていき、そして、「Vote」やPVを獲得し、存続させるか?というのがテーマでした。

そのディスカッションにあたり、他企業・他団体の事例として、戦略PRについてプレゼンさせていただきました。

2009年1月に、ブルーカレントの本田哲也さんが「戦略PR」という本を書かれて、一般に浸透したと思っていたのですが、別の場所でも依頼があって、戦略PRのお話をしたりする機会が最近多いので、まだまだ浸透していいのかな?と感じます。

最近、医療系の仕事が多いので、LG21やR-1等をテーマに話すことが多いのですが、NGOやNPOの事例も数多く出させていただいています。Communication Shut DownDriving Dogsなどのクラシックな例はもちろん、いろいろな試みがあり、成功しているものも多いので(成功の定義によりけりですが・・・本人たちが意図していること以上になれば成功かと思います)、気になる人は、戦略PR(Strategic PR)のキーワードで探してみてください。

また、Spikes AsiaというサイトのWinnersのリストを見ると、「へ~、こんなPRができるんだ!」と参考になるものがたくさんあります。私の海外事例ネタは、大体このサイトがソースです!

尚、海外では、Strategic PRで学位がとれるほど、一般的な領域になっています。

2014年4月22日 (火)

今朝の日経朝刊にインタビュー記事が載りました

Photo今朝の日経新聞朝刊に、現在発売中の日経ビジネスアソシエからの抜粋インタビュー記事「未来予測力 鍛えて」が掲載されていました。

本誌の方では2Pの特集になっておりますので、どんな資料をどのようにあたっているかについてなど、ご興味がありましたら、ぜひ日経ビジネスアソシエの方もご覧ください!

秋山ゆかりについて

コンサートスケジュール

  • 2015年2月7日(土)自主企画コンサート「数学×音楽!?~数学がひも解く音楽のヒミツ~」午後1時半~@JTアートホールアフィニス(虎の門)チケット4000円

講演のお知らせ

  • 2015年1月14日(水)午後5時~8時「理工系女子による理工系女子のためのキャリア戦略講座」@人材研究所セミナールーム
    お申込みは、こちらから
    2015年1月16日(金)午後5時~@明治大学
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想