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2013年5月10日 (金)

柴又の寅さん&アレルギーについて考える

1368360944307.jpg認知症ネットワークの件で、あさのクリニックの浅野先生とミーティングのため、葛飾へ。

ちょっぴり早めにいって、柴又の鰻屋さんでランチをしました。

寅さんの街だ~

寅さんの似顔絵がたくさん並んでいるお店でランチ♪

久しぶりの鰻でした。おいしかった~~

浅野先生とミーティングをしながら出てきた話題が、調布の小学校で起きたアレルギーによる死亡事件。(認知症関連の会議でしたが、なぜかアレルギーも出てきました)

私は昨年2度のアナフィラキシーショックを起こしたり、喘息の大発作を起こして緊急搬送されたり、アレルギーと格闘する日々を送っています。

金属アレルギーも分かってからは、食物をはじめとする除去が大変で、「面倒~」と思うこともあります。このブログで、金属アレルギー対応製品について書きだしたところ、想像以上の反響があり、「私は金属アレルギーの人たちに情報提供ができるんだ!」とちょっぴりでも人のお役に立てるのだと、自分の使命(!?ってほどすごいものじゃないけれど)を感じたりもしています。

さて、調布の学校で起きた事件は、同じアレルギーもちとしては、「なぜエピペンを持っていたのに、死亡したのか分からない!」と思っていました。

「私がそばにいたら、絶対エピペン刺したのに!」と、ニュースを見ながら思っていました。

浅野先生のお話ですと、アレルギーが重度の人がそばにいれば適切な処置がとれたかもしれないけれど、本人が「大丈夫」と言ったことや、アレルギーにそれほど詳しくない人が周囲にいると手遅れになる可能性は否めないそう。

もっと、周囲にわかってもらって、適切な処置ができるといいのになぁと、願ってやみません。

私は基本自分でなんとかできるようにがんばってはいるのですが、たまに重症化して喋ることもできなくなることもあるので、そうなっちゃうと、周囲に助けてもらうしかないのですね。

で、いろいろと考えてみました。(あくまでも1患者の立場から考えてみたケースです)

自分で毎回きちんと判断できるのか?

私の場合は、何度か経験するごとに、これはこの程度、と、判断ができるようになってきていますが、子供の場合は、自分で判断するのは難しいと思います。

私もはじめてアナフィラキシーショックを起こした時は、喘息の発作だと思って、サルタノールを吸い、常備しているステロイド経口薬を飲んで、それでもどんどん悪くなっていく中で、「どーなってるんだー」とドタバタしました。

結局、アナフィラキシーショックだったんですが…(原因は不明)

先生から、「後2時間遅かったら死んでたっ!」と、怒られました。

2 回目は、「こないだと同じだ。アナフィラキシーだ!」って思い、速攻病院に電話をかけ、救急車なんて待ってると死んじゃうから、そのままタクシーに飛び乗りました。

アナフィラキシーショックを起こしてから15分後くらには救急にいたので、助かりました。これは、前回の経験があったから、できた事なんだなぁと思います。

喘息の場合は、ピークフローで測定するので、ある程度重症度はわかるのですが、喘息とアナフィラキシーショックの違いは初めてのときは、わかりませんでした。

初回から正しく判断するのは、大人でも難しいです。

やはり、分からないときには、救急受診が一番安全。そして、いかに早く救急受診ができるか?が、生死の境になると思います。

経験者がそばにいることが必須条件なのか?

先生方曰く、花粉症をはじめ、多かれ少なかれアレルギーの経験を持っている人は周囲にはいるのですが、軽度な方から私のような重度まで、実に様々で、重度の人が、死にそうになっていることは、軽度な方にはあまり理解されていないそう。

喘息の大発作を起こした時に、「マジしぬっ!」と思って、サルタノールを吸いながら、経口ステロイドを探して飲もうとしたときに、元同僚が「それ、ステロイド!体に悪いから飲んじゃダメっ!」と止めにはいったことがありました。

いや、飲まないと死ぬんだけど… 

と、思ったその時に、中度の喘息を持つ別の元同僚が、「飲まないと死ぬので、飲んで、すぐに病院へ!」と行って、ステロイドを渡してくれて、水も持ってきてくれて、そのまま病院に連れて行ってくれました。

これ以外にも、会食中に、ばーっと発疹が出てきたときに、同席していた人から、食物アレルギーの可能性を指摘され、そのまま病院に行ったことがあるのですが、それも経験者がそばにいたから。

やはり経験者がそばにいると、早く病院へ行くことを勧めてくれて、病院へ行きながら持っている薬を使うことも勧めてくれるので、いたほうがいいのは間違いなさそう。

でも、そういうシチュエーションは、あまり多くないのではないかと思います。

ゆえに、周囲の人が正しい知識を持つことが大事なのではないかと考えました。

ちょっと前に、家族から、真剣な顔をして、「ステロイドを常用しているようだけど、攻撃的になって人を殺すかもしれないから、ステロイドをやめてほしい」

と、言われたときに、吹き出してしまったことがあります。

注射を打ちたくてうってるわけでも、飲みたくて飲んでるわけでもない。ないと死んじゃうから使っている。

ステロイドの副作用なんて、百も承知で使っているわけなので、使わなくていいなら使わないし、使わなくてもいいように、食物除去をしたりしています。

が、間違って食べてしまうことも、知らなくて(すべてのアレルギーは検査できないから)口にしてしまうこともあります。(結局、昨年の2回のアナフィラキシーショックの原因は特定できないまま)

使える薬がそばにあるなら、私は使ったほうが生きられる可能性は高いと思います。それが副作用を伴うとしても。

家族ですらこうなのだから、他人だったら、まったく分からない人は分からないだろうなぁと思います。

でも、今、小学校では、4人に1人はアレルギーを持ち、重度の子供も増えています。

だから、正しい知識を持つ必要があるのではないかと思います。

その一つが、子供と一緒にやる自己注射の練習。

以前、海外の保育園でボランティアをしたときに、自己注射の打ち方の練習をしたことがあります。緊急事態になった際、一回も使ったことがない注射を打つのは怖いだろうからと、講習会が開かれました。

その時に、子供たちにも練習をさせました。オレンジを使って(なぜオレンジ?かはわかりません)エピペンのデモ用のものを製薬メーカーから借りてきて、みんなで、注射を練習。

この経験があるからだと思います。

私は、エピペンを自分にさすのも、人にさすのも躊躇しません。(不妊治療の自己注射をさせないという友達にもさすのを手伝ってあげています。あまり怖いと思わないんですね。今は鍼も極細だし)

エピペンを持っている子であれば、早期にそれを使えれば、死に至ることは避けることができるはず。

ならば、善きサマリア人の法に乗っ取って、周囲の人が助けてあげたほうがいいと思います。

小学校で、エピペン指導キャラバンをはってほしいなぁ。そうすれば、アレルギーって何?自己注射をする必要がある子がいるんだ!と、理解も深まり、そういう子どもたちが大人になっていけば、重度のアレルギーに対する理解も深まった大人が増えていくのではないでしょうか。

最後に、善きサマリア人の法を日本でも導入してもらいたいです。

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