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2013年5月13日 (月)

(Book)バウルを探して―地球の片隅に伝わる秘密の歌

Photoたぶん私と同じ年代であろう川内有緒さんの旅行記、「バウルを探して」。

こんなに深い12日間の旅を私は知らない。

そして、それをこんなにもわかりやく書いていて、読者に「バウルってどーなるのよ?」と思わせ、ぐいぐいと引き込んでいくテクニックが素晴らしかった。

内容紹介(Amazon.co.jpより) 世界遺産? 芸? 宗教? 哲学? その歌には、 今を生きるヒントが 詰まっていた。 アジア最貧国バングラデシュに飛び込み、追いかけた12日間の濃密な旅の記録。 18世紀終りに生を享けた伝説の男ラロン・フォキル。彼が作った千以上の“バウルの歌"は、譜面に遺されることなく、脈々と口頭伝承され、今日もベンガル地方のどこかで誰かが口ずさむ。教えが暗号のように隠された歌は、何のために、数百年もの間、彼の地で歌い継がれているのか。 バウルの歌とは、一体何なのか。 内容(「BOOK」データベースより) 18世紀終わりに生を享けた伝説の男ラロン・フォキル。彼が作った千以上の“バウルの歌”は、譜面に遺されることなく、脈々と口頭伝承され、今日もベンガル地方のどこかで誰かが口ずさむ。教えが暗号のように隠された詩は、何のために、数百年もの間、彼の地で歌い継がれているのか。アジア最貧国バングラデシュに飛び込み、追いかけた12日間の濃密な旅の記録。

バウルとは命の風を探す人々のこと。

こう一番最後のページに書いてあって、本は終わった。

あまりにも濃い内容を、様々な切り口から、引きずり込まれるようにしてよみ、バウルの哲学をもまで書こうとする、著者の果敢なインタビューにも圧倒される。

1回読み終わって、あの人にも渡したい、あの人にもプレゼントしたい…と思わず10冊も追加購入。しばらく、私に会う人で、本を渡されたら、「あ、議論がしたいんだ」と思ってください。激しいのではなく、ゆるやかな議論はしたい(でも、議論はしたいんですよ)

そして、私は反芻するように、最初から読み直している。

また、同じ場所で、涙がこぼれる。

ネタバレさせたくないので、詳しくは書きませんが、「生きる意味は何か?」を考えさせられる本です。ただの、旅行記ではありません。

この著者に会いたい!!川内有緒さんに会う機会を探そう!

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