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2012年10月

2012年10月31日 (水)

(Work)パソナミュージックメイトでの講演(2)

今日は、本当は利益を生み出す話をするはずだったのですが、前回の受講者から、チラシの作り方やアンケートの作りこみのお話しがもっと聞きたいと言われたので、急きょ予定を変更し、半分以上を売上を生む話、残りで、さっと経費削減のお話しをすることになりました。

演奏家の経費削減って実はたかが知れているので、ベースが分かれば、あとは、実践するのみと事務局からも言われたので、だらだらと経費削減方法をやるよりも、売上アップにつながることの方がいいかな?と私自身も思いました。

チラシの作り方などは、私は当たり前のように、電器店やスーパーのチラシを参考に、マーケティングの本を読み漁った結果、現在のように作っているのですが、音楽家の方々にはそれも新しいようで、レイアウトをはじめ、どういうチラシがいいのか?という議論はわきました。

アンケートの作りこみの仕方も、意外とインタビューとアンケートの使い分けが分かっていない人が多くて、(これはビジネスでもそうなんですが)、こうして自分でレクチャーしてみると、改めて、ボストンコンサルティンググループ時代に、アンケートの女王と言われるほどアンケートをやり、フォーカスグループインタビューをやり...と自分の過去の経験がそのまま活きていると感じました。ここまで仕込んでいただき本当にありがとうございます _o_

音楽家もビジネスマインドを持ってやっていかねば生きていけないとは、先日お目にかかった某大学の学長で音楽会では大御所の先生ですが、最近こういうご依頼が増えてきたなぁと思います。

今までは、音大卒でない私に音大関係からこういうお話しが来ることもなかったのですが、
こんなところで、時代の変化を感じています。

2012年10月26日 (金)

(Work)東京財団: 生命倫理サロン

東京財団の生命倫理サロンのディスカッションに出席してきました。

今回のテーマは出生前診断。

今年5月に我々の間ではめちゃくちゃ話題のトピックスでしたので、関係者をちょっと超えたところではどういう議論になるのか、その議論の展開に興味を覚えて、伺いました。

ニュースゼロが取材に入っていたのがちょっと気になりましたが、自由な議論を遮らないために、画像のみで音声なしということでしたので、気にせずにコメントをさせていただきました。

こういう場でとても気になるのが、なぜ21トリソミーのことしか話題にならないのか?

21だけでなく、13も18トリソミーも同じような問題を抱えるのですが、なぜ21なのか? わかりやすいから? 

また、今回の一般的な方の理解は、これだけの角度の正確性であれば羊水検査は必要ないという認識のようですが、専門家の認識と一般の認識にここまで違いがあるのに驚きました。

いや、これは、驚き! 私の中ではそんな解釈がなく、確実に羊水検査するだろうと思ったから!!!

最近、講演活動を少ししてもいいかな、と、思ったり、あちこちの勉強会に顔を出したりするのは、あまりに専門家に囲まれていると、一般での「当たり前」が分からなくなってきてしまうからなのですが、今回の、「21トリソミーだけがピックアップして語られている。羊水検査はいらないと認識されている」という2点を知っただけでも、ディスカッションに参加した意味がありました。

もっともっと外に出て、一般の声を聴かなければ、政策を作ったり、戦略を作ったりする仕事が効果的にできないと、心底思いました。

2012年10月25日 (木)

(Movie)8日目の蝉

Youkamesemipnf忙しいときほど、なぜか映画が見たくなる私。

映画館で見られなかった映画を30本ほど借りて、映画を見ながらあれこれと仕事をする日々。

今日は「八日目の蝉」を見ました。

あらすじ(goo映画より)

不実な男を愛し、子供を身ごもった女、野々宮希和子。母となることが叶わない絶望の中、同時期に男の妻が女の子を出産したことを知る。「赤ちゃんを一目見 たい、見たらけじめがつけられる…」夫婦の留守宅に忍び込み、ベビーベッドで泣いている赤ん坊を見た瞬間、希和子は思わず子供を抱えて家を飛び出してい た。刹那的な逃亡を繰り返し、絶望と幸福感の中で疑似親子となった二人。しかし逃亡生活は、4年で終止符を打つ。……優しい母親だと思っていた人は、誘拐 犯だった。4歳の少女の、血のつながった両親との普通の生活はこの事件によって一変する。誰にも心を許せず、両親とわだかまりを抱いたまま大学生になった 秋山恵理菜は、ある日、自分が妊娠したことに気づく。相手は、希和子と同じように、家庭を持つ男だった。幼い頃一緒にいた女友達に励まされ、自分の過去と 向き合うために、かつて母と慕った人との逃亡生活を辿る恵理菜。最後の地、小豆島で恵理菜が見つけた衝撃の真実とは?

何が正しくて何が間違いなのか?

誘拐をすることは間違っている。

しかし、自分が失った幸せを追い求め、その結果、このような残酷な物語とその残酷の中に生まれた愛があることを、ダイレクトに伝えてくる映画。

原作も読みましたが、映像になることで、演じている方々が素晴らしいというのもあるのですが、見つからないかとおびえて暮らす日々や、誰かの心に近づきたいとおどおどする表情等が、鮮明になってきて、よりこの悲劇と悲劇の中の愛や温かさをあぶりだしたような気がします。

もう一度この映画を冷静に見られるだろうか?

心が張り裂けそうになる映画でした。

(総合評価:★★★★★ すばらしい演技力です)

2012年10月24日 (水)

(Work)パソナミュージックメイトでの講演

今月後半からしばらく講演ラッシュです。

長いこと会社員で、講演は会社の許可を取るのが面倒だったこともあり、ほとんど受けていませんでしたが、独立してから、ご依頼があれば、何か役にたてることができるなら...と、少しずつですが、引き受けるようになっています。

パソナミュージックメイトで、3回シリーズで始まった「演奏活動に必要なビジネスノウハウ」。

第一回目は、売上を作る、第二回目は利益を生む、第三回はコンサートを企画するという演奏家が悩むポイントへダイレクトに答えられるような講演シリーズにしてみました。

私がダブルキャリアで良かったのは、ビジネスで学んだことを、すべて音楽に注ぎ込み、一度も演奏活動を赤字にしたことが無いことではないかと思います(もちろんそれ以外にもいろいろとありますが)。

今まであまりオープンにしてきませんでしたが、顧客名簿の作り方から、DMの出し方、プログラムの作り方などを、講演させていただきました。

アンケートの結果は非常にいい結果で、こうして私が学んできたことが少しでもみなさんのお役にたてるのであれば、これ以上うれしいことはありません。

日曜日は、ファイナンシャルアカデミーでの講演があります。

2012年10月23日 (火)

(Work) うらら会: 夢はこうして実現させる!! 女性力の活かし方

120927sympo2012(一財)日本ファッション協会に設立された働く女性の会「Urara:kai(うらら会)」のシンポジウム「夢はこうして実現させる!!女性力の活かし方」に出席してきました。

今回のメインスピーカーは、8年前に「ミリオネーゼの仕事術」を出版した際に、インタビューをしてくださった麓 幸子さん。

お目にかかるのは、8年ぶりとあって、とても楽しみにしていました。

彼女がお話ししてくださった中で特に心に響いたのが、「ビジョンを持つこと」。

人生のビジョンは時として書き換えなければいけないタイミングがあるのですが、私はまさにその最中だなぁとなんとなく思っていたのですが、麓さんに言われてはっきりとそう思いました。

こうして誰かの一言で自分の人生が大きく変わるのも、セミナーの特徴だと麓さんはおっしゃっていたけれど、まさにその通りだと思います。

メダリストの荒木田さんと大日方さんの明るい超ポジティブさで会場は熱くなり、2020年、東京にオリンピック・パラリンピックを誘致するぞっ!!と、私も熱くなりました。

今年の夏に、うらら会で講演をさせていただく機会を頂き、その後、うらら会に入りましたが、素敵な方々が沢山いらっしゃって、とっても刺激になります。

2012年10月20日 (土)

(Health)風邪に一番いいお食事(もちろん金属アレルギー対策食!)

風邪っぽい? ダイエット中なんだけど、しっかり食べたいし、風邪対策になる食事をさっと食べたい。

こんな無理難題を幼馴染のシェフ 水田君(@シャンニーカフェ)が実現してくれます(笑)。

私がするのは、メールだけ。

「今から行く。風邪ひいた。ダイエット中。」それだけです \(;゚∇゚)/

幼馴染だから許されているのでしょう

1352035988540.jpgさて、今日の1品目は、(前菜除く)水田君お得意の卵料理。

タンパク質たっぷりで、ふわっふわの卵がやさし~くエビとトマトを包んでいます。

トマトのビタミンと卵のタンパク質で、胃をとろーっと保護する感じ。

体がじわ~っとあったかくなってきます。

1352035989820.jpg今日のメイン、水田君が絶対に風邪におすすめと作ってくれた中国白菜と豚の土鍋煮込み。

中国白菜は発酵させてあるので、乳酸菌たっぷりだそうです。ちょっぴり酸っぱいのが、カラダを心地よくさせてくれます。

そして、豚はとろとろになっていて、いい感じのスープになっていました。

これは、カラダに優しい!

あまりのおいしさに写真を撮り忘れたのですが、お豆腐の入ったどんぶりも作ってくれました。これは、ニンニクを効かせてくれています。

今年の冬は、風邪ひきそうになったら絶対にこのセット!!!

1352035990437.jpg最後は、気管支炎によく効くお手製杏仁豆腐。

結構大きな杏仁豆腐ですが、するするするっと喉を通っていきます。

体調が悪い~ごはん食べられるかな~と思ったけれど、消火にいいものをたっぷり食べて、カラダの中からぽかぽかになってたっぷり眠れば体調もよくなりますね!

風邪ひきメニューをお探しでしたら、是非シャンニーカフェをお尋ねください!

2012年10月16日 (火)

(Event)Oniwa Cafeオープニングイベント

1352033981998.jpgお友達のお店、Oniwa Cafeが平河天満宮の向いにオープンしました!

今日はそのオープニングイベントのパーティーでした。

マルコメの「プラス糀」シリーズや味噌を使ったメニュー展開で、とってもヘルシーなメニューがそろっています!

これからお店に出すという試食も出て、「おぉ~、おいしい~」とみんなでわいわい。


1352033983392.jpg夜はバーにもなるそうで、ビールは何種類か、お酒もいろいろとおいているそうです。

ナチュラルだけど、しっかり飲みたい。

そんな人でも楽しめるお店ですので、半蔵門近辺でお昼や軽く飲む場所を探している方は是非行ってみてください~~

場所: 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-8-9 半蔵門KDビル

2012年10月15日 (月)

(Work)リベリア大統領エレン・ジョンソン・サーリーフ女史とのディスカッション

2011年のノーベル平和賞を受賞し、アフリカ大陸初の女性大統領になった)リベリア大統領エレン・ジョンソン・サーリーフ女史にお目にかかる機会を頂きました。

鉄の女ともよばれるほどの方は、テレビや新聞等では知るものの、実際にディスカッションでは何を話せばいいのか、リベリアのことだけでなく、彼女の人生についても、様々な資料に目を通し、ディスカッションリストを揃えて、伺いました。

既に何度も聞かれているであろう質問はあえてしない。

リベリアのためになるようなディスカッションにしたい。

そういう思いで準備しました。

リベリアの競争力をより高めるには、資源の有効活用や人材の育成が必須ですが、このビジョンに対してのディスカッションをすすめることができて、少しは付加価値がつけられるディスカッションであったら良かったのですが...

長い間の追放にもめげず、自分の置かれた環境で、情熱を燃やしながらも、実業家としてのキャリアを築き、政治へ戻り、リベリアを率いていくその強さに、このディスカッションを通じて、少しでも私の身になればいいなぁと思っていたのですが、彼女の持つクリアなビジョンを前に、ただただ圧倒されるばかりでした。

このような機会を作ってくださった方々に感謝いたします。

2012年10月10日 (水)

(Life) ようやく卒業のときなのかな?

1349680443222.jpg若い頃、ものすご~く貧乏をしたことがありました。

その頃のことは、ちょっぴり著書にも書きましたが、本当に貧乏で、サランラップは洗って使いまわしていたくらい。

その後、経済的な基盤もできて、ラップを買うのに躊躇はしなくなったのですが、私の超貧乏生活の時の癖はなかなか抜けないまま(抜けたところもあるけれど)、使い捨て生活にはどうしてもどうしても抵抗があり。

私が超貧乏だった20年ほど前に、母がサランラップも買えない私のために、サランラップとアルミホイルを買ってくれました。そのアルミホイルを月曜の朝に使い切りました。これが写真のアルミホイル。20年間よくぞ私とともに歩んでくれた!

ニッケルアレルギーが発覚したので、トースターを使うときに、アルミホイルを敷くようになったことが、アルミホイルを頻繁につかうようになったからかもしれません。(たまにホイル焼きとかするけれど、基本的に使い捨てにつながるような料理はあまりしないので)

安納芋を焼くために、ホイルで包もうとしたら、最後の切れ端が出てきました。

そのときに、

「20年間、大事に大事に使ってきたんだなぁ。でも、もうそろそろ貧乏だったころのトラウマとお別れしてもいいよなぁ~」

と、しみじみ思ってしまいました。

まぁ、こんな私なので、使い捨て生活にすぐに突入するとは考えにくいのですが、大事に使うのと、怖くて使えないのは大きな違い。

きちんと生活するために使うべきものは使っていこう。

このアルミホイルが無くなったときに、改めて思いました。

ようやく卒業のときなのでしょうか。

(Study) 古今和歌集第十八巻 紀貫之を臨書する

1349858937408.jpg現在臨書しているのは、古今和歌集第十八巻。

紀貫之の変体仮名に悶えております(格闘の方が正しい?)。

だいぶすらすらと変体仮名が読めるようになってきました。ロシア語よりも、読みやすい(当たり前!?)

第十八巻に収められている歌は、無常・厭世の思想が基調だそうですが、貴族社会に対する不満をつづった歌というよりは、いろいろな歌があるように思います。

西行上人談抄で西行法師が「古今和歌では雑の歌を参考にせよ」とおっしゃっていたけれど、きっと十八巻のことを指していたのねぇ~ (と、勝手に解釈)。

さて、写真は今日臨書をしていた948番。

「世の中は昔よりや憂かりけむわが身ひとつのためになれるか ~読人しらず」

先生に解説していただきました。

この世は昔からつらい世の中だったのだろうか。それとも、わが身ひとりにとってだけこんなにつらいものになったのだろうか。

表面は世の憂さは昔からか、自分にだけかと疑っているようだが、身の憂さを感じた出家の作。

時代は変わっても、人の言うことってあまり変わりないのねぇ~と言いながら、目の前にある紀貫之とは全然関係ない近衛信尹の字を「かっこいい~ 私もかぶきた~い」と話しながら、臨書に励む私 (*^-^)

今日は、先生からかなの臨書の特別なテクニックを教わって、もはや書道ではなく、工作!?という状態で、臨書をやってみました。なんでもスパルタ教育の臨書は昔からこういうやり方をしていたそう。

やり方を変えてみると、臨書の新しい気づきがいっぱいっ!

これから1か月くらいはこうやって紀貫之の臨書をするのね~

相変わらず、雑談の多い先生と私ですが、本日は「やっぱり小野お通のように生きていきたいわぁ~」と、最後は、平安時代だったはずなのに、安土桃山時代までタイムトリップして、本日の臨書終了。

2012年10月 8日 (月)

(Art)国立トレチャコフ美術館所蔵  レーピン展

Photo_2最終日に間に合いました。Bunkamuraで開催している国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展 に行って来ました。

最近ロシアにのめり込んでいるので、見に行かないわけにいかない!と言いながら、行ったのが、最終日。

間に合ってよかった。。。 

19世紀後半から20世紀初頭の混沌としたロシアを生きたイリヤ・レーピン(1844‐1930)は、近代ロシア絵画を代表するリアリズムの旗手と して活躍しました。進歩的グループ「移動展派」に加わり、社会的矛盾を糾弾する作品や、革命運動をテーマにした作品を発表して名声を得たレーピンは、ロシアの民族精神を鼓舞する歴史画の大作や、深い洞察力で文化人等を描いた肖像画の傑作を描いた画家としても知られています。また一方で、家族などを描いた心 温まる作品にも注目したい画家です。
本展はロシア美術の殿堂であり、世界最大のレーピンのコレクションを誇るモスクワの国立トレチャコフ美術館より、画業の初期から晩年に至る様々なジャンルの油彩画と素描約80点により構成される、過去最大の本格的なレーピン回顧展です。

<ここがポイント>
優れた観察力と卓越した表現力により、写実主義を極めた画家レーピン。重厚なロシア文学の傑作を読むのに匹敵する感動が得られる、直球型の展覧会を是非堪能してください。(Bunkamuraウェブサイトより)

よくぞここまで持ってきたなぁ、やるな、東急!!

なんだか違うところにエールを送ってしまいました(笑)

ムソルグスキーの死の直前の肖像画を描いたレーピンをこんなにたくさん見られるなんて、幸せっ!

最近読み漁っているロシア関連の本で農奴制について書かれていると必ず出てくるのも、レーピンのボルガの船引き。こちらも来日していました!!! しかも、何度も描き直した作品のその経過が分かるように展示してあり、レーピンがその時何を見つめ、年を経ることで、見ている視点が変わっていたのが分かります。

「皇女ソフィヤ」の睨みつけるような、しかしその中に神々しさも感じる絵も来日してる!!

レーピンの西洋風でありながらも、「THE RUSSIA!」という作風。どこかに違和感を感じさせる、居心地の悪さを感じさせる、宝箱をひっくり返したような、身の詰まっている展覧会でした。

帰りに、大量のロシア関係の本をゲット。あぁ~、また本が増えてしまう...

2012年10月 7日 (日)

(Art)ドビュッシー、音楽と美術@ブリヂストン美術館

Photoブリヂストン美術館開館60周年記念 オルセー美術館、オランジュリー美術館共同企画「ドビュッシー、音楽と美術」を観に、ブリヂストン美術館へ行きました。

ブリヂストン美術館が青い壁になっていて、ちょっとびっくり !(・oノ)ノ

違う世界が待っているのか!?

と、ちょっぴり、わくわく。

中の展示は次のような順での展示でした。

第1章 ドビュッシー、音楽と美術

第2章 《選ばれし乙女》の時代

第3章 美術愛好家との交流―ルロール、ショーソン、フォンテーヌ

第4章 アール・ヌーヴォーとジャポニズム

第5章 古代への回帰

第6章 《ペレアスとメリザンド》

第7章 《聖セバスチャンの殉教》《遊戯》
第8章 美術と文学と音楽の親和性
第9章 霊感源としての自然ーノクターン、海景、風景
第10章 新しい世界 

音楽と絵画と文学の交わるところ。いつも私が興味を持っているところなので、とっても楽しめる展覧会でした。特に、ドビュッシー初期の代表作「選ばれし乙女」は、イギリスの画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティの詩「選ばれし乙女」に共感して作曲されたものなのは、有名ですが、その作品だけでなく、当時の画家たちの描く「女性像」がドビュッシーに与えた影響も見ることができた点は、「腹に落ちる」展示会。
#なんか表現が男っぽいですが~

ジャポニスムのところでは、かの有名な北斎の冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏だけでなく、歌川広重の東海道五十三次や名所江戸百景など、浮世絵もいろいろとあり。
「海」の楽譜の表紙になっている北斎もどきの実物をはじめてみました。「お~、これが、噂の~~」と、ちょっぴり感動。

第5章に出てくる「古代への回帰」では、ドビュッシーの不朽の名作「牧神の午後への前奏曲」(1891-94年)や「ビリティスの3つの歌」(1897-98年)、「デルフィの舞姫」(1909-10年)が取り上げられているのですが、私としては「 ビリティスの3つの歌」関連の展示が一番良かったです。(個人的趣味なだけなんですが)

ドビュッシーが唯一残した歌劇「ペレアスとメリザンド」は、もっと私が食いつくかなぁ?と思ったのですが、なんだか最近ドビュッシーというと、ピアノ曲ばかりが頭を流れており、今回は、それほど食いつかない自分に驚きます。

音楽の趣味もそうですが、美術の趣味も、その時々の自分の傾倒しているものに影響されるんだわ~

今更ながらにしみじみと感じてしまった展覧会でした。10月14日までですので、ご興味のある方はお早目に!!

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秋山ゆかりについて

講演のお知らせ

  • 2015年1月14日(水)午後5時~8時「理工系女子による理工系女子のためのキャリア戦略講座」@人材研究所セミナールーム
    お申込みは、こちらから
    2015年1月16日(金)午後5時~@明治大学

コンサートスケジュール

  • 2015年2月7日(土)自主企画コンサート「数学×音楽!?~数学がひも解く音楽のヒミツ~」午後1時半~@JTアートホールアフィニス(虎の門)チケット4000円

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