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2011年10月

2011年10月30日 (日)

【舞台】パコダの王子

Photo新国立劇場バレエ団のシーズンスタートは、世界初公演のビントレー待望の新作バレエ「パコダの王子」。

キャスト:
さくら姫 小野絢子
王子 福岡雄大
女王エピーヌ 湯川麻美子
皇帝 堀登

世界初だから、やはり初日にみたい!ということで、今日、見てきました。

浮世絵からインスピレーションを得たと記者会見でも言っていましたが、ちょっと残念だなぁと思ったのが、美術と衣装。和から始まり、インドネシア?インド?タイ?どこのアジア?という感じがごちゃまぜとなっていて、色づかいも今ひとつ。和ならなぜここにハイビスカスが!?最後は、これは桜のつもりだよね?? と、突っ込みどころ満載な舞台でした。

だからといって、バレエ自体が悪いわけでは全然ありません。

福岡雄大さんは、日本人にしては、しっかりとした体で、軸がぶれない。本当にすてきなダンサーに成長中という感じで、今回、王子役で見れてラッキー! アンナカレーニナももちろん彼のステージを見たい!と思いました!!! 

女王も今回は大事な役で、ビントレーのお気に入りの湯川さんが妖艶に演じていました。

小野さんは可憐にさくら姫を踊られていて、あれだけ踊って、最後にパ・ド・ドゥを踊るとは、すごい体力だな〜〜 最後まで可憐で美しかったです。

新国立は昨年のペンギン・カフェのときにも書きましたが、ビントレーになってから、圧倒的にレベルアップしていて、見応えあります。

新しい作品でのオープニングではなくクラシカルなものを、と、希望される観客も多いかもしれませんが、個人的に、今の新国立バレエにはとても満足しています。今シーズンは、アンナカレーニナもすごくいいと思うので、わくわくしています。

2011年10月25日 (火)

【映画】ハンナ

Photo_8「つぐない」でキーラ・ナイトレイの妹を演じ、アカデミー助演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナンが、再びライト監督と組んだ作品「ハンナ」。

ストーリー(goo映画より)
ハンナ(シアーシャ・ローナン)は、元CIA工作員の父エリック(エリック・バナ)とフィンランドの山奥で人知れず暮らし、並外れた格闘テクニックを叩き込まれた少女。愛らしい外見に反し、痛みを知らず、感情を持たないまま16歳に成長する。いつしか戦闘応力が父を越えるまでになったハンナに、ついに外の世界へ旅立つ日が訪れる。だが、ある任務によってヨーロッパへ旅立った彼女を、かつての父の同僚であるCIA捜査官マリッサ(ケイト・ブランシェット)が執拗に追う。行く手を阻むマリッサの手下との壮絶な戦いの中で、ハンナは自身の卓越した身体能力の秘密を知ることになる……。

シアーシャ・ローナン、よくここまで格闘技覚えました。大変だったのではないでしょうか!?その女優魂にまず拍手!!

自分探しの旅は誰でもすることですが、本当の自分は何か、そして、この映画が終わった後も、彼女の自分探しの旅や苦悩は続くであろうことは容易に想像でき、人工的に「人を作り出す」ことの罪深さを改めて指摘する作品になっていると思います。

ケイト・ブランシェットも相変わらずいい味だしています。

シアーシャは今後どんな作品に出るのか、こちらも要チェック。すてきな女優に育っていくことを応援しています!

2011年10月23日 (日)

【映画】Assassination Games

Assassination_games学生時代に大好きだった(過去形であることに注意) Jean-Claude Van DammeとScott Adkinsのアクション映画「Assassination Games」を見ました。飛行機の中で時間があって、「おぉ、最近、Van Dammeってカンフーパンダの声でしか聞いてなかったような気がしたけど、何に出てるんだ!?」と気になっただけ。そうでなかったら、スルーした作品かも。

普通のアクション映画なんですが、バンダムがあまりにお年をめしたのにショックを受け、(その分、自分も年を取っているわけなのですが)、B級映画に出られているのであれば、生活はできてるんだろうけど、その昔の華やかな彼はどこへいったんだ〜〜と、映画のストーリーではなく、主役の人生に思いを馳せ、その後、彼の公式ウェブサイトまでチェックしてしまいました。

日本では上演されてなかったようですね?

2011年10月22日 (土)

【小説】アジヤデとピエール・ロティのチャイハーネ

Photo_4

内容(「BOOK」データベースより)
1876年、イギリスの若き海軍士官ロティは、地中海艦隊の一員としてオスマン帝国を訪れる。ヨーロッパ列強が中東における覇権を競いあうなか、落日のときを迎えようとしているオスマン帝国。そこで彼は、緑色の眼をした少女アジヤデに出会う。彼女はオスマン帝国の首都に囲われたハレムの女。「土地の精霊」アジヤデに恋したロティは、土地の青年の助けを借りて、イスタンブルの城壁の外に位置するイスラームの聖地エユップで、彼女と愛の生活を送るようになる。その間にも、オスマン帝国には戦争の危機が高まって…。オリエントを旅し、異国女性との恋物語を次々と著した、19世紀フランスを代表する植民地小説の大家ピエール・ロティの処女作。

ロティのエキゾチズムを求めて現地の女性と恋をして、異国の地に恋いこがれる過程が非常によく描かれた作品で知られる「アジヤデ」。白人男性の「思い描く」オスマントルコについて延々と書き綴るあたり、「ステレオタイプってすごいなぁ〜」と関心してしまうほど。

そして、この作品をイスタンブールで書いたことはとても有名ですが、彼が作品を書いていたというRabia Kadin Kahvesiチャイハーネへ!

こんなところにくるのはロティ目当ての観光客だけなのでしょう。普通はエユップからロープウェイで行くようですが、道を間違えた私は、観光客のまったくいない、険しい坂道をのぼってのぼってのぼって。。。

途中、「迷ってないかなぁ」とうろうろとしていると、地元の方が「ロティ」と坂の上を指差してくれたり、左へいけと言ってくれたり、行き過ぎ戻れ、というジェスチャーをしてくれたり。。。

Photo_5きっとこんなところにくるのはロティ目当てとわかっているのでしょう。地図にも書いてなさそうな道なき道のようなところをのぼっていき、ようやくチャイハーネにたどり着きました。

チャイをゆっくり飲みながら、山の上にあるチャイハーネでのんびり。そこから見る金角湾の素晴らしい眺めを楽しみながら、帰りはもちろん、ロープウェイでおりました(笑)


缶詰にならないと原稿を書かないので、私はこんなすてきなところだったらきっと何も書かずにのんびりしちゃうだろうなぁ〜〜

2011年10月21日 (金)

ドルマバフチェ宮殿

11843年から10年以上の歳月をかけ、31代目のスルタン、アブデュルメジドが現在のものに立て直した、大理石を用いたヨーロッパとバロック様式とオスマン様式を折衷させて壮麗な建築物「ドルマバフチェ宮殿」。これを見たら、フランスってお金がなかったのね(ベルサイユと比較して)と思うほど、豪華絢爛。ボスポラス海峡からもアジア側からもその美しい姿が見える宮殿です。

衰退しはじめた我が身を案じて、諸外国へその力を表すために作ったという話をガイドがしていましたが、4.5トンのトルコ最大のシャンデリア(バカラ製!)に圧倒され、ヨーロッパだけでなくロシア、アジアの国々からの献上物も素晴らしく、豪華という言葉が陳腐に聞こえるほど。

現在も迎賓館として使われているそうです。メンテも大変だろうに、これを使い続けるとは、すごすぎる。

Photo_6男子のみ入れるセラムルクから、男子禁制のハレムの2つに分かれているのですが、両方のツアーに参加しました(英語とトルコ語のツアーのみ)。

ハレムの中もいろいろな国や文化がテーマになった部屋に分かれており、調度品もすごい。トルコ風呂という言葉が有名なくらいですから、トイレもお風呂も完備。そして、なんといっても、ヒーター完備。ずいぶん早いタイミングから、最先端の技術を導入していたそうで、ガス灯になったのも19世紀に入ってすぐ、電気もすごい早いタイミングに入れたのだと、ガイドの方が自慢げに話していたのが印象的でした。寒かったので、やっぱりヒーター完備じゃないと、大理石と木造だから寒いもんね、と、そこに納得するあたり、小市民です。

アジア側からみた宮殿は写真のとおり。ボスポラス海峡を挟んで、コバルトブルーの海に荘厳にたつ宮殿は、船で行き交う人々を魅了したんだろうなぁ〜と思いました。

2011年10月20日 (木)

【美術】街角アート"Star of Istanbul"プロジェクト

SurutanトルコのUNICEFとイスタンブール市が行っている"Star of Istanbul PROJECT"は、学校からドロップアウトしてしまった9歳〜14歳までの9万人を元いた学校に戻るためのサポートするプロジェクトだそうです。

"Symbol humanity of love"を掲げ、5角の星に絵を自由に描き、それを町中に展示しているのですが、私が出会ったのはこのスルタン。あまりの迫力とこのセンスに脱帽。

素晴らしい作品が街にとけ込んでいるものあり、目立っているものあり。アートの力を感じた作品です。

2011年10月17日 (月)

成長著しいドバイで

Photo_2変貌しつづける大都市ドバイは世界一ばかりが並んでいて、圧倒されました。

朝もやの中、天空を突き抜けるような世界最大の建築物、バージ・カリファ。828m、200階の超高層ビルを下から見上げるだけで、砂漠の上にたててしまうこの国のすごさを感じる。早朝の時間というのに、もう近隣の工事現場では作業がスタートしていたのには驚きました。朝1の電車が満員だったのにも驚きました。

エミレーツの早朝便でついたので、ジ・アドレス・ドバイ・モールで朝食を食べました。チーズ好きの私にはたまらないほど、いろいろな種類のチーズに、倒れそうになりながら、全部試食(笑) レモンミントドリンクなる不思議なものを飲んだり、朝からしっかりと食べる。


Photo_3朝9時過ぎから、オールドスークやスパイススーク、ゴールドスークなど、スークへ。10月というのにすごく暑くて、肌の露出はもともと全然してなかったのですが、スカーフをしっかりと頭からかぶらないと、熱中症になりそうな感じ。民族衣装はその土地の気候にあった理にかなったものなのねぇと思いながら、スークをぶらぶら。

近代的な建物がたちならぶすぐそばに、古い街並みが残っている、なんだかとても不思議な空間でした。

2011年10月16日 (日)

【映画】パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

Photo_7今更ではありますが、見逃していた「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」を飛行機の中で見る。

ストーリー(映画.comより)
ジョニー・デップ主演の世界的大ヒットシリーズ初の3D版で、「呪われた海賊たち」(2003)、「デッドマンズ・チェスト」(06)、「ワールド・エンド」(07)に続く第4作。イアン・マクシェーン演じる史上最強の敵“黒ひげ”やペネロペ・クルス演じるナゾの女海賊“アンジェリカ”といった、新キャラクターが多数登場する。前作のラストで暗示された永遠の命をもたらすという「生命(いのち)の泉」をめぐり数々の野望が渦巻くなか、海賊ジャック・スパロウが新たな冒険へと旅立つ。

「えーっとこないだはどこまでどうだったっけ?」と思い出しながら見ていたような気がするのですが、前の3部作と切り離されたストーリーになっているせいか、見やすいように思います。

バルボッサがいいところで出てくるので、すっごく特な役だなぁ〜。。。と、本筋とはあまり関係ないところで、脚本の書き方に関心をしてしまう。

人魚がすごく魅惑的にきれいに(しかも怖く)描かれていて、そのシーンは噂通り、見応えあり。

相変わらずエンドロールに何かしらしてくれるので、完全に終わるまで席をたてない。次はどうなるのかな〜〜と期待してしまう作品です。5はいつになるのかしらん。

2011年10月 9日 (日)

【コンサート】エディタ・グルベローヴァ オペラ・アリアの夕べ

Photoグロヴェローヴァの来日コンサートをサントリーホールに見に行きました。


演目:

◇W.A.モーツァルト:
歌劇『後宮からの逃走』より序曲(オーケストラ)
歌劇『後宮からの逃走』より"あらゆる苦しみが"(グルベローヴァ)

◇G.ドニゼッティ:
歌劇『ロベルト・デヴェリュー』より序曲(オーケストラ)
歌劇『ランメルモールのルチア』より狂乱の場 "苦しい涙を流せ" (グルベローヴァ)

◇G.ロッシーニ:
歌劇『ウィリアム・テル』より舞踏音楽(オーケストラ)

◇G.ドニゼッティ:
歌劇『ルクレツィア・ボルジア』より"息子が!息子が!誰か!~彼は私の息子でした"(グルベローヴァ)

◇A.トマ:
歌劇『レーモン』より序曲(オーケストラ)

◇V.ベッリーニ:
歌劇『清教徒』より"あなたの優しい声が" (グルベローヴァ)

◇A.ポンキエッリ:
歌劇『ラ・ジョコンダ』より「時の踊り」(オーケストラ)

◇G.ヴェルディ:
歌劇『椿姫』より"ああ、そはかの人か~花から花へ" (グルベローヴァ)

アンコール
◇バーンスタイン:
歌劇『キャンディード」より"着飾ってきらびやかに"
◇シュトラウス:
オペレッタ「こうもり」より"アデーレのアリア(Laughing Song)"

アジリタのテクニックはすばらしいのですが、ハイノートをほとんど外していらっしゃって。。。やはりお年には勝てないのかもしれないと、はじめて思いました。アデーレのアリア以外は、酷かった。。。 

64歳であそこまでハイノートを歌えるということはすばらしいのではありますが、やはり、きちんと声がでてはじめて、歌うべき曲なのではないかと思うのです。

目標としていた方だったので、ちょっとショックなコンサートでした。

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