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2011年3月 3日 (木)

【本】大いなる不安定

Photo最近音楽しかやっていなような感じのブログになっていますが、出張が多かったので、移動時間を利用してしっかり本は読んでいます。昨日のブログに書いた「大いなる不安定」について。

内容紹介
リーマン・ショックを言い当て、いま世界で最も注目される経済学者、ルービニの初の邦訳! 2008年のリーマンショックをその2年前から予言していたヌリエル・ルービニ。今回の金融危機で一躍世界中の注目を集めるようになり、彼の言動はいまも市場関係者に大きな影響を与えている。常に経済の先行きを大胆に発言することで知られるルービニが、なぜリーマンショックを言い当てることができたか、その考え方の背景をはじめて公開する。それは奇をてらった理論ではなく、ケインズ、ミンスキーの流れを汲む経済学の王道から導き出されたものである。本書でルービニは「金融危機は偶然起こるものでも、予測できないものでもない。それは予測可能な必然的な常態である」と言う。危機の構造と背景を見事に描き切った至高の経済書。

危機の原因と結果をきちんと構造化して書かれている良書だと思います。
100年に一度の危機と言われているけれども、危機は繰り返されてることを指摘(これは他の人も指摘していますが)。

短期的な視点と中長期的な視点がバランスよく書かれており、危機への対応がきちんと書かれている点は、数々の本を読んできた中でも、高く評価されるべきだと思いました。

私は特に上記2点(原因と結果の構造化と危機への対応)がきっちりと書かれていることが、この本がただ消費されるような、話題だけで読まれている本とは違うのではないかと思うのです。確かに、「ブラック・スワン」の方が、読み物としてはスリリングさがあって、面白いとは思うのですが(そして、私は楽しみながら読んだのは否定しませんが)、勉強するならこういう本を勉強するのがいいんじゃないかと思うのです。

「資本主義は本質的に不安定だ」を頭に入れておくことで、自分が描くビジネスの未来は変わってくるのだろうか?

さて、すごく悲しいことに、日本については、「過去の国」と位置づけられてしまっていること。非力ですが、日本成長のためにがんばるぞーと、悲観的なメッセージを読みながら思ったのでした...

日本はきわめて危険な立場に立つことになろう。財政赤字の急増と経済の硬直化で想像を絶する事態、 つまり、政府債務危機やインフレ率の急騰、そして、かつては世界経済を支配すると思われていた国の 決定的な衰退を招きかねないからだ。

私はやはりオーソドックスな、王道な分析系が好きなんだなぁ〜と、納得。

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ゆかり先生おすすめの本なんで、読んでみますね!

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