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2010年11月

2010年11月28日 (日)

【本】痛み解消メソッド驚異のエゴスキュー

Photo腸腰筋を切ったせいで(なんでそんなところを切るんだ!?と我ながら情けないのですが)腰椎椎間板が押しつぶされ重度の椎間板ヘルニアと座骨神経痛で、自分で起き上がることもできず2週間ほど寝たきりに。往診に来てもらった先生や起き上がれるようになってから受診した整形外科の先生それぞれから「年間数百人のヘルニア患者を見ているけれど、今年2010年のワースト1位」と不名誉な1位を頂きました。そんなところで優勝しなくってもね...(涙)

学生時代のアメリカ人の友人から教えてもらったエゴスキューメソッド(「痛み解消のメソッド 驚異のエゴスキュー」)。彼も椎間板ヘルニアで数年前に手術しており、神経ブロックをはじめ、さまざまなことをしたけれど、一番効いたのがこのメソッドと教えてくれました。なんと日本語訳も出ており、こちらをゲット(その方が整骨院や鍼の先生など専門家に相談できるから!)。タイトルがなんともすごくて、新興宗教かと思ってしまうので、タイトルは変えた方がいいんじゃないのかなぁなんて思いましたが。

内容(「BOOK」データベースより)
アメリカから上陸した奇跡のエクササイズ。ひざ、腰、肩、首の痛みから顎関節症、外反母趾まで、簡単に自分で痛みや歪みがとれる革命的運動療法。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
エゴスキュー,ピート
解剖生理学者。身体構造の機能について研究し、その成果を基にカリフォルニア州サンディエゴに、1978年からエゴスキュー・クリニックを開設。彼の運動療法は、仕事、スポーツ、事故、加齢など、さまざまな原因からくる慢性的な筋骨格系の痛みを治療する方法として、世界中で賞賛を受ける。特に、数多くのスポーツ界のスーパースターからの信頼が厚い

ネットでレビュー検索をしたのですがいいことしか書かれていないし、日本で売られている腰痛対策DVDは2万円近くて(アメリカでは2500円弱ですが!)「ホントに大丈夫!?」と思ったのですが、専門家の方々に本を見せながら相談したところ、かなり信憑性があるとのこと。

現在、会社を定時退社させてもらいながら、リハビリに通っているのですが、このエゴスキューメソッドもスタートしてみました。

まったく動けなかったし、右足のしびれと痛みが酷くて、私には椎間板ヘルニア向けのプログラム20分をこなすのは非常に難しいです。でも、できるものからがんばってやってみています。マンツーマンのリハビリの効果もあると思うのですが、先生方の想定を遥かに超えて、よくなっているらしいです。エゴスキューメソッドの効果も出始めているのでしょうか? 寝たきりがよくないので、少しでもエクササイズになるものをがんばって続けることがいいらしいです。1週間で完璧に痛みが消えるわけはないのですが、マシにはなっているよう。

動きは酷い怪我をしている人でもできるものが多く、自分で無理しない範囲でできるエクササイズなので、何をやっても痛みが取れない、何か他にないの!?と、藁にもすがる思いの方で、エゴスキューをご存知無い方、やってみて損はないかもしれません!

私は「こういう人が悪徳商法に惑わされるんだよ」と言われながら、腰痛がよくなるとか、座骨神経痛がよくなるという文字を見ると、チェックし、調べまくっている日々です。その中でも、専門家の方が、「やって意味ある」と言ったものは少ないので、しばらくエゴスキューは続けてみます。続けてみた結果をまたご報告したいと思います。

2010年11月19日 (金)

【本】「独裁者」との交渉術

Photo_2今年の始めに知り合いからおススメされていたのですが、読むのがのびのびになっていた本を発掘。明石康さんの国連での日々を振り返った「「独裁者」との交渉術」を読みました。

内容(「BOOK」データベースより)
冷戦後、世界の安全保障の枠組みが激変するただ中で、カンボジアPKOやボスニア紛争の調停をはじめ、国連が主導した一九九〇年代の平和活動を指揮した日本人がいた。もっとも困難な立場に立たされた交渉人―明石康は、シアヌーク、ミロシェヴィッチ、カラジッチといった現代史に名を残す政治家・ナショナリストたちと、どのように対話し続けてきたのか?バルカン半島の現場を熟知するジャーナリスト木村元彦が、一年間にわたって連続インタビューを敢行。誰よりも苛烈な現場を潜り抜けてきたミスター・アカシの交渉テクニックに迫る。

本当に必要なのは雄弁なスピーチではなく、相手が何を伝えたいのか聞く能力(グッド・リスナー)だと語る明石さんの言葉はとても重いです。また、「敵を想定しない」というのは、外交だけでなく、これからのビジネスの世界でも大事な考え方だと思いました。私はとかく競合=敵とみなしてしまう傾向があるけれど、それではフレキシビリティがなく、ビジネスモデルを作る上でもマイナスになるなぁと思い反省。

国連という組織で展開する外交という観点で読み進み、自分の働く組織との違いを考えながら適用できるところ、できないところをあぶり出す作業をしていたのですが、意外とあちこちで使えます。官僚的な組織でなくとも、多くのビジネスでグローバル化が進んでいるので、「異文化コミュニケーション」という観点で勉強になります。

特に、明石さんが言う日本人としての特性を活かした国際社会でのコミュニケーションの取り方、自己主張するだけでなく、日本人の特性とした人間関係構築を活かすべきという主張は、西洋的なコミュニケーションに悩む日本人にとって朗報ではないでしょうか?

タイトルが過激なのがちょっともったいない。たぶん、それが本を手に取らせる出版社の戦略なのだろうけれど、文中にも出てきますが、明石さんも「独裁者」という表現は少し過激だと思っているよう。タイトルは過激ですが、中身はとても濃いので、タイトルをみて、躊躇している人には、是非読むようにおススメしたいです!

2010年11月 5日 (金)

【講演の御案内】11月21日(日)ミュージックメイトセミナープロの話を聞くシリーズ③

10月10日のソロコンサートでもお世話になった株式会社パソナ主催のセミナーシリーズ「ミュージックメイトセミナープロの話を聞くシリーズ③」で『Wキャリアのススメ~タイムマネジメントと両立のためのスキルセットとは?』という演題で講演をします。

ソプラノ歌手として演奏活動をしながら、買収・事業再生・事業開発の仕事をしております。今年の前半(1月〜8月まで)は週4−5日出張で本拠地東京を離れ、出張生活をしておりましたが、なんだかんだとしっかりとレッスンに通い、コンクールにエントリーし、コンサート活動を続けておりました。しかも、コンサートは毎回新プログラムを投入。いったいどうタイムマネージメントしているの?? どこで練習しているの?? と、ミュージックメイトのご担当者から質問攻めに!

まだまだ音楽家としても、ビジネスパーソンとしても、成長途中ではありますが、音楽活動を続けながら、キャリアも育成したい! という方々に向けて、日々実践していることをご紹介します! 

詳しくは、株式会社パソナのプレスリリースをご覧ください!


2010年11月 4日 (木)

【本】Training Soprano Voices

Training_2アメリカにいた頃にレッスンを見てもらっていたリチャード・ミラー先生の本「Training Soprano Voices」を読み直しました。

内容(Oxford University Pressより)
A young dramatic soprano should not be forced into a soubrette mold, nor should the soubrette soprano be assigned dramatic tasks. Although all soprano voices have common characteristics, each type has unique features that require a particular approach in teaching. Training Soprano Voices addresses this issue directly by providing a complete and reliable system for training each type of soprano voice. Designed as a practical program for singers, teachers, and voice professionals, it couples historic vocal pedagogy with the latest research on the singing voice. The book emphasizes the special nature of the soprano voice and the proper physiological functioning for vocal proficiency.

ミラー先生は昨年他界され、もうレッスンを見ていただく機会は無いため、先生が残した数々の本を読み直しながら、さらに、レッスンの時に注意されたことを思い出しています。

この本は、声楽を教えることを考えている先生方におススメしたい本の1冊です。多くの先生が、ソプラノの声の違いを聞き分けることなく、また、若いうちから重い曲を歌わせて、生徒の声をダメにしてしまったりします。生徒が自分のおかれている状況をよく理解した上で、レッスンのときに加減して歌うとか、ついている先生から学びたいことをはっきりと意識してレッスンに出ているなど、そういうことが出来るなら、どんな先生に習っていてもいいのかもしれませんが...若い生徒がそこまで理解してレッスンを受けることを期待するのは難しいと思います。

同じ声質の人を教えるのはそれほど難しくないのですが、違う声質の人を教えるのは、難しいはずなのに、その違いをあまり意識せず、自分が習ってきたやり方を押し付けるところも、よくないなぁと思ったり。基本的な発声を教えてくださる先生はいいのですが、そうでないと声をつぶします。先生も生活の糧に教えているのでしょうが、やはり、誰かを教えるのでしたら、それなりに責任持って欲しいよなぁとも思うことが多々あります。

イタリア留学中にスザンナ・リガッチ先生から、もっと声にあうものを選んで歌った方がいいとアドバイスを受け、私がこれから数年間歌うべき曲をリストしてくださった事がありましたが、ミラー先生も若い頃は、声に負担のかからないイタリア歌曲を好んで教えてくださいました。若いうちに、同じ中西部にいたため、ミラー先生に学ぶことができて、良かったと思います。そして、ミラー先生が数多くの著作物を残してくださっていて、本当にありがたいです。ちなみに、先生は、テノール向けの本も数多く書かれております。

この本は、若い音楽家の方にはおススメできません。読むのが難しい内容で、経験が少ない人がこの本をベースに練習をしようとしても、分からないところが多いと思います。本を理解する上で、ガイドとなる人がどうしても必要です。私も最近「先生が言いたかったことはこういうことだったんだー」と、先生からレッスンを受けて20年以上やっているのに、新たに理解できることがあるからです。そういう意味では、若手の人向けの本を先生が残してくださらなかったことは残念です(もしかしたらあるかもしれないけど、私は出会ったことがまだないです。。。)

2010年11月 3日 (水)

【バレエ】ビントレーのペンギン・カフェ

Photo新国立の今シーズンのバレエは、イギリスのロイヤルバレエ出身のデヴィッド・ビントレーさんが新しい舞踊芸術監督に就任し、「ビントレーのペンギン・カフェ」「バランシンのシンフォニー・イン・C」「フォーキンの火の鳥」の豪華3本だてでスタート。ビントレーなら見たいなぁと思っていたのですが、今年はオペラやコンサートを沢山見ているので、すでに予算オーバーな気配だったので、諦めていたら、なんと格安でチケットを譲っていただくことができたので、見に行きました。

新国立よ、いつの間に、こんなにレベルアップしたの!? と、オペラの時も思ったのですが、今回のバレエは素晴らしい!!! 特に、ペンギン・カフェが素晴らしい。もちろん、バランシンのシンフォニー・イン・Cは、難しいステップを、ちょっと危なげだったところもあるけれど、テクニックで踊りきったバレリーナに拍手を送ったが、テクニックは日本人は強いところ。また、今年で100周年を迎えた「火の鳥」も、ロシアの民族舞踊を奇麗に盛り込み、華やかな作品に仕上がっているので、拍手の嵐。

今回のペンギン・カフェは、ロイヤルで見た時の感動をそのまま呼び起こしてくれました。なんと言っても、表現力も素晴らしい。そして、ストーリー性を強く訴えかけてきた舞台でした。

かわいらしいペンギンステップをはじめ、色っぽさを振りまきながらボルルームダンスを踊るユタのオオツノヒツジ、元気いっぱいのブラジルのウーリーモンキーなど、絶滅危惧種ばかりが出てきて、最後はノアの方舟に乗り込んで行く。中盤までの明るい楽しい踊りから、ノアの方舟に乗り込んで行くダンスは、寂しい、切ない感じをとてもうまく出しています。楽しい部分とシリアスな部分を音楽とダンスで表現し分け、そしてダンサーたちが動物になりきっているため、メッセージが全面に出てくるのだと思います。

今年のビントレーさんの演出は期待できますっ!!!  あぁ、他の作品も見に行きたいけれど、お金と時間が許さないだろうなぁ〜〜 また、格安でお席ゲットできれば、見に行きたいです!


2010年11月 2日 (火)

【オペラ】バスティアンとバスティエンヌ

Photoルーテル市ヶ谷で行われた「オペラ バスティアンとバスティエンヌ 他」を見てきました。...と言っても、仕事があったので、第一部には間に合わず、第二部のオペラから見ました。

そういえば今年の夏の東京オペらくご「バスティアンとバスティエンヌ」を見に行くんだと、ちらしをみせたら、本番直後だからきっと爆睡していて見に行けないと、しかし他の人が演じるのは見たいなぁと、ゆり子先生が嘆いていたことを思い出しました。

会場につくと、ちょうど1部が終わるところ。が、とってもシンプルな舞台のまま。第二部の大道具は巨大なハートが絵が描かれたものだけで、後は、まったくなし。

ゆり子先生が、りき入れて練習に励んでいると聞いていたので、そして、コメディはゆり子先生お得意なので一体どんな舞台にしたんだろか? と、わくわく。

今年の夏に見た東京オペらくごの「バスティアンとバスティエンヌ」は、落語家の古今亭志ん輔さんが、レチタティーボを落語で解説してくれて、それはそれは笑えましたので、今回は、どういう作りにしたのかなぁ〜。

以前コンクール直前に十八番だからとドンパスクワーレのノリーナを見てくださった峯島望美先生が、バスティエンヌ。ノリーナを歌う時の悪女ぶりが思い出され、あのノリーナが純情なバスティエンヌになっちゃうの!? と、ちょっとドキドキ。望美先生にお目にかかるのは、本当にお久しぶりです。

翻訳は望美先生がされたそうなのですが、台詞だけ日本語になっていて、あちこちにエスプリが効いていて面白かった! 「コーラの泉」だなんて、オーラの泉をもじったり、日本人だけがくすくす笑える台詞になっていて、そして、会場の前から後ろから、あちこちから出てくる演出も面白く、コンサートの作り方の勉強になりました!

驚いたのは、望美先生が可愛い少女になって可憐な声で歌っていたこと。「えー、あの、悪女ノリーナが化けた!」(先生に対して失礼ですが...) 一度しかお目にかかったことがなく、私の中では、強烈な悪女なイメージだったのですが... 悪女なんて微塵も感じず、バスティエンヌがバスティアンの気持ちに振り回されて、こんなに純情な子今時いないってー、っていう程、少女。すごいなー、すごいなー、すごいなー。すごい演技力。声の深みを変えずに、なんで可憐に歌えるんだろう!? 

頭の中に「!!!!」「????」が渦巻くオペラになりました(いろんな意味で)

このオペラは、モーツアルトが12歳のときにつくった作品。12歳の頃からホントに天才だったのねー。純情な男女の恋の物語を題材にしたあたり、そろそろ恋愛に興味が出てきたのかな?と思うような、可愛い作品です。しかも45分くらいの短い作品なので、オペラ入門にはおススメです!


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秋山ゆかりについて

講演のお知らせ

  • 2015年1月14日(水)午後5時~8時「理工系女子による理工系女子のためのキャリア戦略講座」@人材研究所セミナールーム
    お申込みは、こちらから
    2015年1月16日(金)午後5時~@明治大学

コンサートスケジュール

  • 2015年2月7日(土)自主企画コンサート「数学×音楽!?~数学がひも解く音楽のヒミツ~」午後1時半~@JTアートホールアフィニス(虎の門)チケット4000円

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