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2010年6月 9日 (水)

ショパン知られざる歌曲

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ショパン生誕200年記念の今年は、数々のコンサートでショパンが演奏されていますが、ピアノ曲が中心で、歌曲を作ったことはあまり知られていません。そんなショパンの知られていない一面を書いた「ショパン 知られざる歌曲」を読みました。

内容(「BOOK」データベースより)
数々のピアノ曲をつくり「ピアノの詩人」とよばれたショパン。しかし、「歌曲」はほとんど知られていない。その数は十九曲。一曲がほぼ二、三分ほどの小品である。わが国ではその楽譜すら出版されていない。歌詞はポーランド語、旋律にはポーランド民族音楽のリズムが随所に織り込まれている。愛した女性たちへの想い、列強に支配された祖国ポーランドへの、悲痛な苦悩と絶望と憧れなどが主題となり、興味深い。本書はショパンの生涯で、とりわけ注目すべき事件やエピソードと深く関わったと思われる十三曲をとりあげ、その知られざる素顔に迫る。楽譜収録。

10代後半までは、ピアノ弾きだったので、ショパンの伝記は、かなり読み込み、ピアノ曲を弾いていたのですが、歌曲の存在は最近まで知りませんでした。

もちろん、以前、コンサートで、ショパンの「別れの曲」を歌ったことはありますが、誰かが勝手に詩をつけていたのだと思っていましたし、ショパンがまさか歌曲を書いていたとは思っていませんでした。

が、今年ショパン生誕200年記念の年で、ショパンにまつわる何かをやりたいと、あれこれ調べていたら、歌曲を残していたことが分かり、早速、本を入手し、楽譜を入手し、勉強。

ショパンの生涯を追いながら、歌曲の詩が、ショパンのそのときの心境にぴったりとあったおり、そういう詩を見つけては、曲を書いたショパンの魅力が、行間から、そして、スコアから溢れてきます。

初恋、旅立ち、祖国への思い、幸せな日々、別離と悲哀

こう著者の小坂裕子さんは書かれていますが、本当に歌曲も年代順に追っていくと、このショパンの生涯に沿うように書かれていて、新しい発見があります。

10月10日のソロコンサートでは、同じ事務所でピアニストの赤松由佳さんと一緒に、このショパンの魅力をお伝えしようと決め、2人で選曲に夢中になっています!

それにしても、私たちは2人ともすごく暗いのか、別離の曲ばかりを選んでしまって、「愛って結局壊れるものね!」など言っています。くら~いコンサートにならないように、もう少し選曲を考えて、皆様にご案内させていただきたいです!


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