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2010年1月 6日 (水)

教養のツボが線でつながるクラシック音楽と西洋美術

Kura面白い著者に出逢うと、ブルドーザー型読書スタイルを発揮するタイプなので、中川右介さんの「教養のツボが線でつながるクラシック音楽と西洋美術」を「世界の10大オーケストラ 」と平行して読みました。こちらの「教養のツボが線でつながるクラシック音楽と西洋美術」は、超入門書とあるように、さーっと読める本のため、混んでる電車の中でも、ざーっと読み切れました。ちなみに、先日ここでも書いたように、「世界の10大オーケストラ」は、あまりにもかさばるので持ち歩く気がせず、まずは自宅のお風呂で読むために、洗面所におきっぱなし。ゆえに、なかなか一気に読み切ることができず、今日に至る(って言っても、まだ数日ですが。きっと出張の飛行機の中で一気読みしちゃうんだろうなぁ...)。

内容(「BOOK」データベースより)
モーツァルト、ダ・ヴィンチ、ベートーヴェン、ゴッホ、ピカソ…世界史を軸に音楽と美術の流れをズバリひもとく、大人の超入門書ついに登場。

一言で感想を書くなれば、「超入門書」の文章ではあるが、実際の絵がないので、「超入門」にはならないところが、めちゃくちゃ残念っ! 

私は、昨年はマドリッドで3大美術館(プラド、ソフィア、ティッセン)制覇をし、フィレンツェに住んでいたことがあったり、ここ10年は出張やプライベートで欧米各地で美術館を見て回っているから、「おぉ〜、あの絵ねぇ〜」など、記憶を辿れるけれど、そういうことをしていなかった若かりし頃の自分を思いだすと、「これじゃぁわかんなーい」となってしまう。そこがとても残念な点。たぶん、金額的に、そして、著作権などの問題で載せられなかったのだと思うけれど、超入門として出すなら、そして、わざわざこれだけ調べて書いているのだから、そこまでしないと、もったいないっ!!

ところで、音楽と美術の関係性については、第三章までは、同時期の時代の共通点くらいしか見いだせず、わざわざ1冊の本で語る必要があるのだろうか!?と、思ったりもしたのですが、第三章以降、音楽と美術の絡みが見えてきて、面白さが湧いてきました!

特に、p.83〜85のヴァトーの話には、ドビュッシーやプーランクの話が出てきて、「あぁ、こういうところをさらーっとではなく、もっと深堀してぇ〜〜」と、超入門書とあるのに、思わず心の中で叫んじゃいました。

これは、やはり、最近、フランス物(もちろん声楽です)をあれこれと勉強し始めて、ドビュッシーやプーランク、フォーレ、アーン、デュパルクなどなど、大量に勉強しているから、よけいに想像しちゃうからなんだと思いました。これぞ、美術と音楽の融合なり。というところを深堀して欲しかったなぁ〜

私みたいな「オタク」(Yよ、ちゃんと認めていますよっ!)が悶絶するような内容を書いていた方が、この作者は受けるんじゃないだろうか!?と、勝手に思ったりしています。
#前職でインターナショナルのCEOに「オタク」という言葉の説明の時に、事例に私の名前が挙っていたことを思い出す(笑)

結局、音楽も美術も何でもそうだと思うのですが、ある程度、知識がついてこないと、楽しめないところがあると思います。私は、美術に至っては、音楽ほど知識がある訳ではないので、今だに「好き、嫌い」くらいしか分からないし、音楽だって、声楽に偏っているので(昔はピアノとパイプオルガンだったけど)、他のジャンルの話は、はっきり言って、楽しいと思える程の理解ができない。ゆえに、こういう中途半端(!?)な入門書が一部の読者に受けるのかもしれませんが。

一度、中川右介さんに会いに行きたいなぁ〜と、思う今日このごろ。クラシックジャーナルに電話かけてみようかしらん!?


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コメント

またまた、ありがとうございます。
そうですね。絵は入れたかったですね。

当人としては、ラストコンサートもさることにがら
幻冬舎新書の対決三部作(と勝手に呼んでますが)
カラヤンとフルトヴェングラー
松田聖子と中森明菜
團十郎と歌右衛門
が、気に入っています。
(こうして並べてみると、我ながら、すごい脈絡のなさだ)

いつでも、ご連絡ください。

中川さん、

いつもコメントありがとうございます。
私も著書を購入する際、カラヤンとフルトヴェングラーは理解できるとしても、なんで松田聖子や中森明菜、團十郎と歌右衛門までこの人はカヴァーしてるんだっ!? と、思いました(笑)

團十郎さんはとても尊敬するお方で、私なりの思い入れがあり、今は読む気がおきず、購入は控えましたが、松田聖子と中森明菜は、実は購入しました! そのうち、感想書きますね。

そして、お言葉に甘えて、メールお送りしましたので、お目にかかれると嬉しいです!

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