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2009年12月

2009年12月31日 (木)

エンタメ三昧2009年総括

2008年に引き続き、2009年のエンタメ三昧生活の総括をしてみる。

読んだ本:2535冊
    ビジネス書: 1562冊 (←ここが激減)
    小説:881冊
    その他:92冊
読んだ漫画:47冊 (月刊誌などは含まず)
観に行った映画:23本
見たDVD(映画&ドラマ):132本
観に行った舞台・コンサート:29本
自分のコンサート: 3本
観に行った美術展:12本 

今年は、長めの小説に挑戦した年でした。ゆえに、読書量は変わらなかったのですが、冊数が激減しました。体力がないから、長い本が読めない。体力も大事だなぁ...と思ったのは、2008年にカラマーゾフの兄弟などの長編に挑戦した時。今年はダイエットに成功し、ランニングをスタートし、体力増強に励んだ結果、昨年よりも長編が読みこなせるようになったからだと思います。年末は、体調を崩してボロボロでしたが... 

強烈に印象に残っているものは以下の通り。
本:ビジネス書は、「ジェフ・イメルト GEの変わりつづける経営」。2年という短い時間でしたが、GEでジェフをはじめ、GEのシニアマネジメントと仕事をする機会が頂けたのは、本当にラッキーでした。そのジェフについて書かれている本書は、1社員として、そして、1マネジメントとして、リーマンショック以降のGEを見ながら、考えさせられる内容でした。多分、2009年に読んだから、私の中で強烈な印象を残した書籍であったのだと思います。
小説は、たくさん思い浮かぶのですが、あえて数を絞るとすると、「私の中のあなた」と「坂の上の雲」。「私の中のあなた」は、映画とセットで読み直しました。昔読んでいたけれども、改めて読むと、そして、映画と対比させてみると、いろいろと感じることがありました。「坂の上の雲」は、長年挫折していたのを、やっと読み終えることができた達成感と、仕事に活かせる内容盛りだくさんだったから。最近トップマネジメントの方々とお話する機会が多いのですが、ビジネス書よりも小説を多く読んでいる方が多く、私も今年は小説の量を増やしました。歴史小説から学べることがとても多く、来年以降もこのジャンルをもっと読んで行きたいと思います。


映画:「私の中のあなた」。人はどこまで科学を使うべきか? 今までも、そしてこれからも自分なりの倫理観を大切にしながら、仕事をしたり、生きて行きたいと思いました。

舞台:Esprit~エスプリ~ ―ローラン・プティの世界― 草刈民代さんの引退舞台でした。

コンサート:イタリアのヘンデルとその周辺 ヘンデル没後250周年記念のこの年に、先生からおススメと言われていたロベルタ・インヴェルニッツィのコンサートに行けて本当に良かったです。このコンサート以降、ヘンデルに対する取組み方が変わってきたように思います。

今日は、昨年と同じく、東急ジルベスターコンサートを観る予定です。

皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。2010年が幸せな1年となりますように。


坂の上の雲

Photo_2親戚の話なんだから、絶対に読むべきと父から勧められたにも関わらず、10代の頃から何度も挫折し、しばらく放置していた作品「坂の上の雲」。今年はNHKドラマが始まったので、なんとしてでも読み切るぞ!!と、がんばっていました。年末に体調を崩しまくって、病院にいたので、そのおかげで(!?)なんとか目標を達成。やっと読み終わりました。ふぅ、疲れた...

いろんな人がいろんなことをすでに書いている作品なので、私は自分の備忘録として、興味をひいたところを2点だけ書き残します。

真之と子規が読書について語り合っているシーンで、真之が「乱読よ。本は道具だからな」と語る。その後に、海軍作戦について情報を集めるという目的を持って読書をしていることを語っている。目的をもって、しかし乱読しているという点が非常に興味深い。

山本権兵衛の「功労者は、勲章をやればいいのです。実務につけると、百害を生じます」のくだり。先日、企業のトップマネジメントと、引き際(引退)について議論したのですが、このあたり、我々もよく考えなくてはいけないエリア。誰でも、必ずしも、キレイに引けるわけではないのですから、その人をどう配置していくのかは、マネジメントもきちんと考えないといけないのだと思いました。

この本は、父が言うように、親戚の話として捉えるだけでなく、仕事においても示唆深い話が非常に多く、とても勉強になりました。読むことを勧められた理由がとてもよく分かります。

2巻目がキツかった...なかなか話が前に進まず、毎回この2巻を乗り越えるのに挫折し、乗り越えた後も、なが〜い小説に、一気に読み切ることができず、苦戦しました。が、無事読み終えてよかった〜〜 2回目はあるのでしょうか!?


2009年12月30日 (水)

巨匠(マエストロ)たちのラストコンサート

Photo面白いから読んでみたらと友人から紹介された「巨匠(マエストロ)たちのラストコンサート」。舞台に立つ者には必ず訪れるラストコンサート。これをマエストロ(マリア・カラスをマエストロに入れるのはどうかと思うけれど)がどう迎えたのか。クラシックを愛して止まないジャーナリストが本をきっちりと書いてくれると、非常に面白い作品となる。

内容(「BOOK」データベースより)
フルトヴェングラー、バーンスタイン、カラヤンからロストロポーヴィチまで―音楽と人生への“思い”が鮮明に刻印された、クラシックの巨匠たち九人の「最後のコンサート」の物語。

第1章 音楽は止まったか―トスカニーニ;
第2章 第三楽章で止まった指揮棒―バーンスタイン;
第3章 何の事件もなかったコンサート―グールド;
第4章 交響曲史の「始点」と「終点」―フルトヴェングラー;
第5章 「ゴルゴダの丘に向かうイエス・キリスト」―リパッティ;
ボーナストラック 最後の指揮はフリーメーソンのために―モーツァルト;
第6章 ブルックナーでピリオドを―カラヤン;
第7章 札幌・厚生年金会館にて―カラス;
第8章 「俺を聴きたければ地の果てまでついてきな」―クライバー;
第9章 ステージも客席も涙した『悲愴』―ロストロポーヴィチ

作者と私が違うのは、私はカラヤンのファンではないこと。私は、根っからのバーンスタインファン。もちろん、生きている時代が違うというのもあるけれど、たぶん、私自身が、ピアノ弾きをした後は、歌い手になったからかもしれません。そういう訳なので、カラヤンファンの色がかなり出ている本書は、その部分をさっぴきながら読む必要がありました。

が、クラシックファンでなくとも、著者の中川 右介氏の文章を楽しめると思います。特に、クライバーの逸話あたりは、とても楽しく読めます。もちろん、他の方々(バーンスタイン含む)の章もとても楽しく読め、「引き際」の難しさや、「ある日突然最後が訪れたら」と、人間誰もが向き合わなければいけない「死」について、考えさせられる本でした。


2009年12月29日 (火)

米原万里の「愛の法則」

Photo_3米原万里さんの最初で最後の講演集「愛の法則」を読みました。これが最後の講演集とは本当に残念でたまりません。また、当時は闘病中だったにも関わらず、この講演集を読んでも、闘病中とは思えない程、精力とユーモアに溢れた講演です。こういう方の本を読むと、体調が悪いと籠ってないで、私も明るく元気にがんばろう!と、力を貰います。

内容(「BOOK」データベースより)
稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか—“愛の法則”では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また“国際化とグローバリゼーション”では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。四つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。

【目次】第1章 愛の法則(世界的名作の主人公はけしからん!/もてるタイプは時代や地域で異なる ほか)/第2章 国際化とグローバリゼーションのあいだ(「国際」は国と国とのあいだ/国を成立させる要素 ほか)/第3章 理解と誤解のあいだ—通訳の限界と可能性(同時通訳は神様か悪魔か魔法使い?!/濡れ場の多いベストセラー小説『失楽園』 ほか)/第4章 通訳と翻訳の違い(言葉を相手にする通訳と翻訳/小説を楽しめる語学力があれば通訳になれる ほか)

すべての章でメモを取りたくなったくらいなのですが、一番考えさせられたのが、第二章の「国際化とグローバリゼーションのあいだ」。p.107にまとめがあり、なるほどなと納得させられるだけでなく、自分が考えるグローバリゼーションや国際化の定義はどうなんだろう?と自問自答してしまいます。

世界最強の国の基準に世界中を合わせようとする「グローバリゼーション」と、世界最強の国に自分が合わせていくという「国際化」、これは正反対だけど、コインの裏表の関係になっているわけです。迎合するか、従属させるか、そのコインの裏表でぴったり合っているのです。

 私はほんとうの国際化というのは、現実の国際化よりもはるかに困難だけれども、別なところにもっと面白い道があるというふうに考えています。一時的な経済力とか、軍事力などからはもっと離れた形で、世界のいろいろな国の文化、言葉というものを見て、それと日本語との直接の関係を築いて行くことだと思います。それがほんとうの国際化であるし、そのことによって、世界も日本も豊かになるというふうに考えます。

第三章の理解と誤解の間は、私自身も海外生活が長かったため、「あるあるある〜」と笑いながら、読めました。そして、同じ言葉を話すにも関わらず、日本人とのコミュニケーションが、実は一番誤解があるのではないかと思わざるを得ませんでした。

コミュニケーションって本当に難しいです。


2009年12月28日 (月)

恵比寿de第九 -年忘れガラコンサート-

恵比寿のアートカフェフレンズの「 恵比寿de第九 -年忘れガラコンサート-」に行きました。

男性・女性とすべての声が入っているのは、すごく楽しめるプログラムです!

1曲目のフニクリ・フニクラは、「鬼のパンツは〜」で有名な曲なので、なぜかそっちの歌詞が頭の中をぐるぐる回ってしまい、なぜか一人でくすくす笑い(笑)。ホフマンの舟歌でしっとりして、川の流れのようにで、ぐっときて、その後はアラジンで..と、本当にプログラムが充実していて、楽しめました。

最後は、歓喜の歌。今年の夏の東京音大のサマープログラムでやった曲を実際に歌えるのはとてもラッキー。今回は、観客にも楽譜が配られて、4声に分かれて一緒に歌いました。すごくいい演出です!!

歓喜の歌で1年を締めくくれるなんて、ホントに素敵なコンサートでした!

プログラム:
フニクリ・フニクラ
グラナダ
「ホフマン物語」より 〜美しい夜、恋の夜(舟歌)〜
川の流れのように
「アラジン」より 〜 新しい世界〜
「魔笛」より 〜パパパ〜
マスカニーニのアヴェマリア
「トスカ」より 〜星は光りぬ〜
ベートーヴェン「交響曲第九番」より〜歓喜の歌〜

出演: 
坂野早苗(ソプラノ)/人見珠代(メゾソプラノ)/片寄純也(テノール)/大井哲也(バリトン)/八木智子(ピアノ)

2009年12月24日 (木)

Blue Christmas

今日は、友人Krystalcubeの"Blue Christmas"というライブでした。

Blue Christmasって、クリスマスイブを寂しく過ごす人のためのライブ!?

先日発売したアルバム"Opening"から2曲と、カバー曲を歌ってくれました。

それにしても、悲しい曲ばかり。短調じゃなくて、長調の悲しい曲ならいいのに、どんどん寂しくなってしまうライブでした。

さて、私はこれから、クリスマスミサです。

Merry Christmas!


2009年12月22日 (火)

"Opera the Night!」コンサート終了

サントリーホール ブルーローズでの「Opera the Night!」のコンサートが無事終了いたしました。80名以上の私関係のお客様が、年末のお忙しい中、ホールにお越しいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。また、たくさんのお花やお菓子を頂、ありがとうございました。

今回は、遠く広島や札幌からわざわざお越しくださったお客様がいらっしゃり、遠いところからコンサートに来てくださったことが、とても嬉しかったです。また、仕事の関係者もたくさんお越しくださり、仕事と歌の両立を応援してくださる皆様に囲まれて、こうして歌わせていただけるのが、本当に幸せです。

今回は、海外出張の疲れからなのか、歌いすぎだったからなのか、喉の調子が非常に悪くて、リハーサルはぼろぼろで、本番きちんと歌えるのか!?と、とても不安でしたが、大きなミスなく歌い終えて、本当によかったです。もちろん、反省すべき点はものすごくたくさんあるのですが... やはり、先生がおっしゃるように、人前に出てきちんと歌いきることは、どんなレッスンよりも大きなレッスンだと思いました。

今回は、オペラ業界では有名な方々とご一緒させていただけて、とても勉強になりました。こういう人でも緊張するんだ!と、舞台裏での出来事や、また、調子が悪いときは、どう調整をするのか、など、舞台裏での雑談からも学ぶことが非常に多かったです。

写真の掲載は、友人たちが写真を撮ってくれているので、入手次第、アップさせていただきます。

お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!

来年は、ソロコンサートに挑戦したいと思っています。


2009年12月20日 (日)

12月22日コンサート"Opera the Night!"のご案内

Panfuコンサート出演のご案内です。

12月22日(火)午後7時開演、サントリーホール ブルーローズにて、"Opera the Night!"に出演致します。

ちらしはこちらからダウンロードできます。

コンサートの詳細情報
日時: 2009年12月22日(火)午後7時開演 (開場:午後6時半)
場所:サントリーホール ブルーローズ
〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1
[南北線]六本木一丁目駅(3番出口)徒歩約5分
[銀座線・南北線]溜池山王駅(13番出口)徒歩7~10分
入場料:3500円
チケット取り扱い: JILAチケットセンター 03-3356-4140

出演
秋山ゆかり、笠井真由美、山下由実子(S)、大貫史朗(Br)、南島ナツ香、湊まゆみ(S)、塩塚隆則(T)

演目(秋山が歌うもののみ記載させていただいております)
  • シュトラウス作曲オペレッタ「こうもり」より「公爵様、あなたのような方は」
  • ヘンデル作曲 オペラ「エジプトのジュリオ・チェザーレ」より「つらい運命に涙はあふれ」
  • サリバン作曲オペレッタ「ペンザンスの海賊」より「さまよい歩く哀れなあの人」
  • グノー作曲オペラ「ロミオとジュリエット」より「わたしは夢に生きたい」
  • 皆様のお越しをお待ちしております!! 

    尚、チケットは私から購入も可能です。その場合は、プロフィールのページにあるメールアドレスに、お名前と住所をご連絡ください。郵送致します。

    追記:コンサートまでこの記事がトップになるように定期的に動かして行きます。


    2009年12月18日 (金)

    post grad

    Post_gradアレクシス・ブレデル主演の「post grad」。日本では映画公開される予定もDVD化も予定はなさそうですが、ギルモア・ガールズのアレクシスがコメディー挑戦らしいので、飛行機の中では時間もあるので、一応チェック。

    内容
    大学卒業後、都会の出版社に就職が決まっていたのにライバルに仕事を奪われてしまい、就職先を探すため実家生活を余儀なくされる女の子の話。出演は『旅するジーンズと16歳の夏』『旅するジーンズと19歳の旅立ち』でギリシャ系乙女を演じたアレクシス・ブレデル、ザック・ギルフォード、ロドリゴ・サントロ、マイケル・キートン、ジェーン・リンチほか。監督は『シュレック』『シャーク・テイル』のヴィッキー・ジェンソン。

    私もロスジェネと呼ばれる就職超氷河期世代で、女子の就職なんて男子以上に過酷で、結局、新卒のポジションは諦めて、第ニ新卒のポジションをなんとかゲットして、就職したのですが、アレクシスが仕事を探している時の姿が、若かりし頃の自分の姿と重なり過ぎて、笑うに笑えず。インタビューにこぎつけるも、ものすごい競争率で、橋にも棒にもかからず。意気消沈した彼女がとりあえず実家に戻るところは、リーマンショック以降の不況でリストラに遭い、就職難で仕事が見つからない人たちにとっては、明日は我が身... と、暗くなる。

    そして実家に戻れば戻ったで、「仕事か恋愛か?」で悩むところは、日本の若い世代とそう変わらない。仕事か恋愛か?ではなく、この不況の時代を生き抜くには、仕事も恋愛もではないのだろうか!?

    「お買い物中毒な私!」が、不景気にはぱーっと消費して元気になろう!というメッセージでバッシングにあったことは、記憶に新しいけれど、この「post grad」は、別な意味でバッシングに合いそう。日本で公開されなくってある意味よかったのかもしれません。

    それにしても、コメディーというのは、本来、時代を諷刺して笑いを取るものだと思うけれど、これは諷刺までいかず、中途半端に終わっているのが、非常に残念。

    この映画で唯一よかったのは、父親役のマイケル・キートン。「人生はな、こう、ねじれているんだよ、つまり、ルール通りには事が運ばないという事さ。」 娘に人生について語るところや、鞄の売り方を教えたりするところは、「生きる」ことを教える父親として、非常にいい演技をしていました。


    2009年12月17日 (木)

    カールじいさんの空飛ぶ家

    Photoクアラルンプールに居たのですが、すごく通信状態が悪くて、全然電話は繋がらないし、ネットも繋がったり、繋がらなかったり...で、メールのお返事が大幅に遅れており、申し訳ありません。先日から何度か救急にお世話になっているのを知っている友人や医師から、「連絡が取れないけど生きていますか!?」と、留守電にたくさんメッセージが残っていて、本当に申し訳ありませんでした。ちゃんと生きてます。予定通りコンサートは出演予定です

    さて、「カールじいさんの空飛ぶ家」を飛行機の中で見ました。

    内容(シネマトゥデイより)
    あらすじ: いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールも、今や78歳。最愛の妻は亡くなってしまい、夢をかなえるには年を取り過ぎている。しかし、何と数千の風船を家に結びつけ、空高く飛び立つことに成功。カールは8歳の少年ラッセルとともに冒険の旅へと出発する。

    どこかで宮崎駿監督が追憶シーンで満足してしまったとおっしゃっていましたが、私もこの追憶シーンで、じ〜ん...と来ました。長年連れ添った夫婦だからこそ、そこにあるもの、そこにある愛、それがすごく良かったです。

    残念なのは、後半冒険ものになっていて、なんだか終わり方も中途半端。冒険ものに別にしなくても、夫婦愛のみだけでよかったのではないかなぁ〜と思います。

    この映画を見ると、「長年連れ添う夫婦」に憧れます。いい時もあれば悪いときもあるけれど、いつまでもユーモアに溢れて、愛に溢れる、そんなカップルになれるといいなぁ、と、思いました。


    2009年12月11日 (金)

    室賀三郎先生を悼む

    日本のコンピューターの黎明期を支え、イリノイ大学の教授を勤められた室賀三郎先生が12月9日に他界されました。教科書に出てくるような有名な研究者でしたが、イリノイ大学の情報科学の当時は数少ない学部生としていろいろと気にかけてくださるなど、日本人学生を支えて下さる心強い存在でした。

    また、日本の大学院へ進学する際には、嵩先生と室賀先生から推薦状を頂き、ご高名なお二方からの推薦状があったという理由で、合格できたと思っています(試験結果はあまりよくなかったに違いないから...)。

    先生の略歴については、こちらに詳しく書かれております。 こうして、先生の軌跡を読むと、改めて、素晴らしい研究者だったことが分かりますし、同じ時代に生きて、先生から学ぶことができ、本当に幸せです。

    ご冥福をお祈りしております。


    2009年12月10日 (木)

    エフゲニー・オネーギン

    Photo_2ジョニー・デップ主演の「パブリック・エネミーズ」試写会へ行くか、レニングラード国立歌劇オペラの「エフゲニー・オネーギン」を観に行くか!?

    私にとってはものすごく悩ましい問題だったんですが、体調が悪いので、途中でも抜けられる「エフゲニー・オネーギン」にしました。生デップの誘惑は強かったんですが、どうしようもなくなったら、途中で抜けられる方が失礼ではないし...

    レニングラード国立歌劇場オペラ〜ミハイロフスキー劇場〜「エフゲニー・オネーギン」@オーチャードホール。席がかなり空いていたのはとても残念。プーシキンの小説をチャイコフスキーがオペラ化したもので、情緒的な作品です。自分では歌いたいとは思わないけど...(ロシア語だから)。しかも、レニングラードといえば、この作品の舞台であるペテルスブルク(現在のサンクトペテルブルク)!ご当地作品ではありませんか!? 気分は勝手に盛り上がり、すれ違いしまくりの、でもあま〜いメロドラマなのに、チャイコのおかげで(!?)哀愁漂う情緒的な音楽で、そしてソプラノのアンナ・ネチャーエワ(タチヤーナ役)は、少し硬質だけれど、すごくいい声で、言葉はよく分からなかったけれど、うっとり。そして、なんといってもオネーギン役のアレクセイ・ラブロフは、新人だそうですが、新人だと思えないほど。舞台映えのするタイプで、しかも声がものすごく伸びて、かっこいい。淡々と指揮するフェラネッツの指揮は、物足りない人も居るかもしれないけれど、体調がイマイチな私には、ちょうどいい感じ。

    舞台美術も、布(カーテン)をすごくうまく使っていて、シンプルで素敵でした。

    が、とても残念なことに1幕後半から具合が悪くなってきて、1幕終了後、そのまま救急へ。やっぱり、無理せず寝ておけば良かったかなぁ... 2、3幕が見られなくってホントに残念。このコンビは、絶対に伸びるコンビだと思いました!! 次回も機会があれば絶対に見たいカップルです!

    全3幕  日本語字幕付き(ロシア語上演)  作曲:P.ピョートル・チャイコフスキー 原作:A.プーシキン 演出:S.ガウダシンスキー

    最も文学的な美しい物語!
    それは、叶わなかった初恋の想い出。あまりにもロシア的な豊かな詩情。
    19世紀初頭のロシア。裕福な地方貴族として暮らす夢見がちな少女タチヤーナは、都会的で憂鬱な雰囲気を持つ青年オネーギンに恋をする。しかし彼は冷ややかに拒絶して、戯れに彼女の妹オリガを舞踏会に誘ってその婚約者である友人レンスキーと決闘になる。数年後、美しく成長し公爵夫人となったタチヤーナと再会したオネーギンの心は揺れ…。プーシキンの小説をオペラ化したチャイコフスキーの代表作。



    2009年12月 6日 (日)

    オペラ「リナルド」(演奏会形式)

    Photo「東京オペラシティ+バッハ・コレギウム・ジャパン2007→2009 ヘンデル・プロジェクト」 オペラ「リナルド」を観ました。

    ハイライトシーンやリナルドの中に出てくるいくつかのアリアは歌っているのですが、全編通してみるのは実ははじめて。日本で上演されることが決まってチケット発売日にはパソコンの前で必死にチケット予約に励み、無事、観に行くことができました。ほぼ満席(3階席の一部は空席でしたが)。

    カウンターテナーの方々がこんなにずらっと揃って歌われると、ドキドキしてしまいます。難しい曲を、非常にキレイにまとめていました。また、カデンツァもちょうどよく、とても勉強になる舞台でした。欲を言うなれば、カウンターテナーの方々(特に、リナルド役のティム・ミードさん)もう少し激しさが欲しかったです。ソプラノのレイチェル・ニコルズさんは、激しさを非常にうまく表現されていて、圧倒されました。ここ最近、一部で「手抜きをしているのでは!?」という噂のあった森麻季さんですが、今日の演奏会では、感情が入った素晴らしい歌い方でした。

    今度は演奏会形式ではなく、全部の舞台を観たいと思いました。

    [出演] 指揮:鈴木雅明

    リナルド:ティム・ミード(カウンターテナー)
    アルミレーナ:森 麻季(ソプラノ)
    アルミーダ:レイチェル・ニコルズ(ソプラノ)
    アルガンテ:萩原 潤(バリトン)
    ゴッフレード:クリストファー・ラウリー(カウンターテナー)
    ユスタチオ:ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)
    マーゴ・クリスティアーノ:上杉清仁(カウンターテナー)
    シレーナ1:松井亜希(ソプラノ)
    シレーナ2:澤江衣里(ソプラノ)
    アラルド:中嶋克彦(テノール)

    管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン



    2009年12月 2日 (水)

    常識の世界地図

    Photo_4「常識の世界地図」を貰ったので、早速、松山からの飛行機の中で読む。

    内容(「BOOK」データベースより)
    ドイツでは日曜日に引っ越しをしてはいけない。またユダヤ教徒たちは、牛肉と牛乳を一つの鍋で煮た料理を決して食べようとはしない。それぞれの国には、その国の長い歴史によって育まれた文化があり、常識がある。イギリス人が外国人のレジメンタル・タイを嫌う理由も、そのルーツを知ることによってはじめて理解できる。Vサインさえ、国によってまったく意味が変わってしまう常識・非常識の不思議さを世界地図のなかに探ってみよう。

    エッセイが面白いだけでなく、世界地図に、どの地域でどういう“常識”なのか、マップされているのが親切な作りの新書です。

    最近、インターナショナルな環境で仕事をするケースが多く、「食」の違いが話題になるのですが、ある人のある行動に「???」と思うことがあり、そういう話をしていたところ、この本を頂きました。そして、「???」の理由が説明されていて、納得。

    なるほどね〜〜。でも無知でした。では、すまないこともたくさんあるなぁ。

    と、本を読みながら反省モード。

    知らなかったでは許されないことは世の中たくさんあるので、こういう雑学は本当に必要だと身にしみます。手軽に読める本なので、ご興味のあるかたは、是非、お手にとってみてください。


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    秋山ゆかりについて

    講演のお知らせ

    • 2015年1月14日(水)午後5時~8時「理工系女子による理工系女子のためのキャリア戦略講座」@人材研究所セミナールーム
      お申込みは、こちらから
      2015年1月16日(金)午後5時~@明治大学

    コンサートスケジュール

    • 2015年2月7日(土)自主企画コンサート「数学×音楽!?~数学がひも解く音楽のヒミツ~」午後1時半~@JTアートホールアフィニス(虎の門)チケット4000円

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