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2009年7月

2009年7月28日 (火)

川村カオリさんを悼む

今日、川村カオリさんが亡くなったことを知りました。

数年前に、長期入院生活を送り、ものすごく不安定な精神状態だった時期があります。普段は超がつくほど前向きなのに、親友や入院仲間が次々と他界したり、治療が辛かったこともあって、「こんな状態なら生き続ける意味がない」と弱気になっていた私を見かねた友人の紹介で、川村カオリさんと知り合い、何度も励ましのメッセージを頂きました。

「ゆかりちゃん、奇跡は起きるものではなく、信じるものだよ」

ご自身も体が辛かったであろう時期なのに、たくさんの励ましを貰いました。

生きることを諦めず、戦い続けた彼女を心から尊敬していました。彼女の生き様を知ることでどれだけ励まされ、そして同じように、生きることに執着し、その結果、今に繋がっています。

まだ7歳と小さいお嬢さんを残して逝くことが、何よりも心残りだったと思います。

心よりご冥福をお祈り致します。


2009年7月27日 (月)

エリザベート

Photo宝塚 月組の「エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-」を観ました。

主な出演者 
月組 瀬奈じゅん・越乃リュウ・霧矢大夢・花瀬みずか・一色瑠加 遼河はるひ・良基天音・研ルイス・桐生園加・美鳳あや 音姫すなお・青樹 泉・天野ほたる・城咲あい・ 星条海斗 憧花ゆりの・妃鳳こころ・龍 真咲・光月るう・明日海りお 羽桜しずく
宙組 凪七瑠海

実は宝塚ははじめて。友人の親戚の人が出演しているということで、そのつてでチケットを頂きました。

ミュージカル「エリザベート」との違いは、エリザベートではなく、黄泉の帝王トートが主役なこと。そういう視点でミュージカルを仕立て上げているのが、とても面白いと思いました。

脚本も演出も良かったですが、クラシック出身だからか、歌が下手だと思ってしまいました。そこがとても残念。その中でも際立ってよかったのが、暗殺者のルイジ役をやった龍 真咲さん。表現力も歌唱力もぴか一でした。

女性が男性を演じる際、より男性らしくというのがポイントのようですが(友人談)、役作りの参考という点ではとても勉強になった舞台です。

舞台の作りはすごく良いと思いましたが、やはり、私は、オペラやブロードウェイミュージカルの方が好きだなぁと改めて思いました。こうして、いろいろ観てみると、自分の好みがはっきり分かります。


2009年7月22日 (水)

メディアの支配者

Photo_2PhotoBCG時代のメンターだった内田和成さんがブログでご紹介していたメディアの支配者」を早速ゲット。高熱は下がったものの、なかなか微熱が抜けないので、仕事から帰るとベッドへ直行。眠くなるまでゴロゴロしながら本を読む。体調が優れないときは、本がこの世にあって本当に良かったと心から思います。本が無かったら、この時間も辛いだけだものね...

出版社/著者からの内容紹介(amazon.co.jpより)
歴史は繰り返される。 日枝久会長率いるフジテレビは、堀江貴文のマネーゲームによって危うく乗っ取られかけた。フジサンケイグループが内包していた経営上の「弱み」を、巧みに衝かれたのだ。 フジサンケイの支配者は、創立者・鹿内信隆、二代目・鹿内春雄、そして娘婿・宏明の鹿内家三代と入れ替わったのち、日枝が謀議を巡らしクーデターによってそれを追い出した。日枝は、新たな支配者として君臨した。

しかし鹿内一族は、グループ支配のカギとなるニッポン放送株を容易に手放そうとはしなかった。「乗っ取り屋」日枝は、鹿内家の影響力を排除するため株式の上場に走ったが、それが自らを地位を危うくすることになるとは想像もしていなかった――。

15年に及ぶ信じがたいほどの取材量によって、フジサンケイグループの暗部を余すところなく明らかにする。
鹿内家の内部文書、多くのフジテレビ、ニッポン放送、産経新聞社員の証言によって、知られざるメディアの裏面がはじめて説き起こされる。
戦中・戦後の混乱を生き抜き、梟のように奸智に長けた創始者・信隆。
プリンスとして育てられ、数々の結婚、離婚を繰り返し、現在のフジテレビの基礎を作った夭折の天才・春雄。
エリート銀行マンから春雄の死によって唐突に後継者に指名され、奮闘むなしく日枝に追い落とされた娘婿・宏明。
そして巧みな根回しと戦略によって現在のグループを率いる日枝久。

「支配者」たちの歴史は、そのままこの特異なメディアグループの歴史でもある。

和成さんも書いていらっしゃいますが、ボリュームがあるのと、内容が濃いので、さーっと読める本ではありませんが、事実は小説よりも奇なりと言いますが、下手な小説よりもずっと面白い内容で、どんどんハマって行く自分に気づきます。果たしてどこまで本当なのか疑問が残るので、近しい方々にインタビューをかけようと思う程、ほんとにこんな話あるの!?というエピソードがありますが、自分の人生を振り返ってもドラマみたいなことがおきたりするので、もしかするとほんとなのかな〜とも思ったり。

それにしても、執拗という程の執念がなければ、これほどの取材を1冊(上下だから2冊か)の本にまとめあげることが出来ないと思いますし、細かい事柄をきちんと描写しながらも、ストーリーとして展開できる構成力が素晴らしいです。時系列に書いているわけではなく、クーデターから始めることで、読者をぐぐっと掴み、そこから過去にさかのぼり、フジサンケイグループが出来上がって行く様を描く。映画を見ているような感じで、ホリエモン事件が記憶に新しい(もう新しくないか...)ので、映像が頭の中で組立てられて行きます。

この本にハマるのは、構成の良さが大きいのではないかと思いました。とにかく、面白い本です。読むのに時間がかかりますが、夏休みの読書におススメの1冊です。


2009年7月18日 (土)

第14回国際女性ビジネス会議

記事アップまで時間があいてしまいました。アデノウィルスに感染して40度を超える高熱を出して、寝込んでいました。途中、喘息の発作も起きるし、救急車を呼ぶ騒ぎまで起こしてしまいました。大人になってからの40度超え5日間は、地獄ですね... 皆様もどうぞご自愛くださいませ。

さて、第2回から講師として呼んでいただいているので、私のキャリアの軌跡がばれまくり(!)の国際女性ビジネス会議に、また講師として呼んでいただき、「自分オリジナルキャリアを拓く」というセッションのパネリスト兼ファシリテーターをしました。今回は第14回ということで、昔から私を知る講師の方に、「大人になったねぇ」と言われて、なんとお返事してよいやら、悩んでしまいました。それだけ年月が過ぎて大人になってなかったら、それこそまずいですよね!?

声楽仲間で伊藤忠にいらっしゃる茅野みつるさん、高島屋の安田洋子さん、東京エレベーターの馬英華さんの4名で、キャリアにおける"out of box thinking"について、いろいろとお話させていただきました。茅野さんと馬さんは弁護士という共通点があり、安田さんと私は、いろいろな仕事を経験してきているという共通点があり、それぞれのキャリアを対比させて考えると、とても示唆深いものがありました。

今まであちこちで講演/パネルをしていますが、国際女性ビジネス会議の出席者は、本当によく質問をする方が多く、インタラクティブなセッションにしやすいところが、素晴らしいと思います。

今回は、敬愛する山本寛斎さんにもお目にかかることが出来、小学校4年生の頃から大事に大事にしている山本寛斎さんの手袋(これが初デザイナーモノです!)について、思わず熱く語ってしまいました。ご自身がデザインした手袋を覚えていらっしゃったことが、衝撃でした。仕事の場では、コンサバフェミニンな服装ですが、プライベートでは、山本寛斎さん、KENZOさん、イッセイミヤケさんなどのデザイナーモノが好きでよく着ています。大好きなデザイナーの方にお目にかかれて、本当に私はラッキー!

また、この年齢/ポジションになると、仕事の現場で誉められることはほとんどなくなるのですが、私の上司をよくご存知の東京日産の林文子さんから、仕事の件で「本当によくやっていますね。XXの件は素晴らしいと思います。うちの社員も貴女のように育って欲しいです」とおっしゃっていただけて、「ちゃんと見ててくれてるんだ〜」と、ものすごく嬉しかったです。上司に誉められる(誉めてくれないけど)より、嬉しかったです。そして、病後でちょっと弱っていたのですが、ものすごくやる気になりました。

十数年来のおつきあいになる進藤先生も夏休みでご帰国されており、数年前の会議からすっかり意気投合して仲良しの伊藤麻美さんも基調講演でこの会議に出席されていて、とってもアットホームな気分で、皆さんからパワーを貰った会議です。

来週からばりばり現場復帰できるように、今週末はゆっくり休みます。


2009年7月 8日 (水)

ドクターハウス シーズン1

Photo_2仕事がめちゃくちゃ忙しい時にも関わらず、仕事先で頂いたドクターハウスにハマっています。

世界でもっとも見られている、そして、数々の賞を受賞しているドラマというだけに(記録を塗り替え8500万人が見たとか)めちゃくちゃ面白い!! プリズン・ブレイク、24、ヒーローズにもはまったけれど、それ以上にはまる!!

内容(amazon.co.jpより)
患者はウソをつく。 主人公は、自分の患者はもちろん誰も信用しないアウトローな医師、ハウス。ヒュー・ローリー演じるグレゴリー・ハウス医師は患者に 思いやりのある態度を見せないし、しないですむものなら患者に話しかけることさえしない・・・。 常に無愛想だが、慣習にとらわれない思考と完璧とも言える鋭い感性から周囲には敬意を払われている、まさに現代版ブラックジャック である彼は一匹狼のような診断医。 伝染病専門医であり、優秀な診断医である彼は、命を救うために解かなくてはならない医学のパズルに挑戦し続けるのだが 受け持つ内科患者のリストは、他の医師たちが解決できないものばかり。 そのため彼は、これらの診断上のミステリーを解くために、若い医療の専門家たちによる優秀なチームを結成し・・・。 あの『HEROES』『24』を超え、全米最高視聴率をぬり変えた、謎解き医療ミステリー! 天才医師ハウスには、患者のウソも医学の常識も通じない!!

捜査官のごとく、家にまで勝手に入り込んで、患者の周囲を調べ上げ、病気を特定していくストーリーの面白さと、Dr.ハウスのなんともいえないシニカルさ、ブラックユーモア満載で、とても楽しめます。数年前にコロンビア大の先生がはまってると言っていた頃には、日本ではまだやっていなかったので、日本に来たら見ようと思っていました。でも、そのときは、そこまで面白いわけないでしょ〜、24だって、シーズン2で飽きた私だもん、って思ってましたが、これは、シーズン3、4まででも、ヘーキでいけちゃいそう!!

英語の勉強にもおススメな作品です。24もヒーローズもプリズンブレークも英語の勉強にはおススメしないのですが、使っている言い回しは、本当に勉強になります。英語の勉強タイムと称してドクターハウスを見るのがおススメ!


2009年7月 5日 (日)

東京室内声楽アンサンブル 第14回演奏会

知人が出演しているので、東京室内声楽アンサンブル 第14回演奏会を第一生命ホールへ観に行きました。

【出 演】 ◆金井敬(指揮) ◆野々下由香里(ソプラノ) ◆上杉清仁(カウンターテナー) ◆谷口洋介(テノール) ◆藤井大輔(バス) ◆小倉絵里子(ピアノ) ◆東京セントラルフィルハーモニー管弦楽団(管弦楽) ◆東京室内声楽アンサンブル(合唱) 【曲 目】 ◆モーツァルト:「レクイエム」ニ短調K626(ジュスマイア版)/「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K618/「キリエ」ニ短調K341/「ラウダーテ・ドミヌム」(ヴェスペレより)/ピアノ協奏曲第23番イ長調K488

モーツアルトは一時期ものすごくはまって、たくさん演奏していたので、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を聞くと、モーツアルトにはまっていた時期を思い出し、曲と共に、思い出が走馬灯のようによみがえってきました。

キリエもすごくすきな曲。今日のテーマであるレクイエムと同じ調で、コンサートのはじめに持ってくるあたり、とても構成がいいと思いました。クッリネットがモーツアルトの宗教曲で使われるのは、この曲だけなので、クラリネットの音も楽しむ。大学時代の親友Jenがクラリネット専攻で、彼女がクラリネットを吹く横で、よく歌っていたことを思い出し、曲の間中Jenの顔が浮かんでいました。

ピアニストの小倉さんが弾いたピアノ協奏曲も素晴らしかった。彼女が奏でる音がとても柔らかくて、そして、弾き方がとてもエレガントで、女性らしい音でした。スタンウェイはやはり柔らかい音が合う。長調が多いなか、嬰ヘ短調の第二楽章。(22番も短調が出てくるけれど、規模が違う)第三楽章は飛び跳ねるロンドで、楽しく終わる。モーツアルトだなぁ〜と思う曲。

最後はあまりにも有名なレクイエム。映画アマデウスでも描かれているので、仮面をつけた黒いマントのオトコを思い出してしまう。

私はレクイエムはヴェルディのレクイエムの方が好き。私のお葬式では、ヴェルレクにして欲しいと遺言書を書いているほど。空から降ってくる声は、ヴェルレクの方が似合うなぁ〜〜 


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秋山ゆかりについて

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  • 2015年1月14日(水)午後5時~8時「理工系女子による理工系女子のためのキャリア戦略講座」@人材研究所セミナールーム
    お申込みは、こちらから
    2015年1月16日(金)午後5時~@明治大学

コンサートスケジュール

  • 2015年2月7日(土)自主企画コンサート「数学×音楽!?~数学がひも解く音楽のヒミツ~」午後1時半~@JTアートホールアフィニス(虎の門)チケット4000円

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