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2009年6月

2009年6月27日 (土)

トランスフォーマー リベンジ

Photo_2トランスフォーマー リベンジ」を観に行きました。

内容(eiga.comより)
2007年に大ヒットを記録したSFアクション大作「トランスフォーマー」の続編。正義のトランスフォーマー“オートボット”との戦いに敗れた悪の“ディセプティコン”が、合体トランスフォーマーのデバステイターや、メガトロン以上に凶悪なフォールンら、新たな仲間を引き連れて再び地球を襲い、戦いを巻き起こす。マイケル・ベイ監督、主演のシャイア・ラブーフら前作のスタッフ、キャストが再結集。

シリーズものは1作目よりも2作目が悪いケースがあるのですが、前作を超える面白さ。特に、CGはホントによく作り込まれていて、リアリスティック。ロケも実際にエジプトやヨルダンで行われたそうで、映像をうまくミックスしているのかも?

途中オバマ大統領が出てくるあたり、時代を反映しているシナリオにもなっており、細かいところまで、ホントによく出来ています。

個人的には、リベンジで終わって欲しいのだけれど(悪を根絶やしにするってことは無しにして)3部作らしいので、いずれ3作目が出てくるのでしょう。

どこの車だろう?と調べていたら、オートボットはGMらしいので、今回の破綻が影響しなければよいのですが... 3部作らしいので、次回が楽しみです!


2009年6月25日 (木)

のぶカンタービレ!

Photo_4アメリカテキサス州フォート・ワースで行なわれた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールにおいて優勝した話題のピアニスト、辻井伸行さんの13歳から19歳までを綴った辻井いつ子さんの「のぶカンタービレ!」を読みました。

内容(「BOOK」データベースより) ショパン国際ピアノコンクールで“ポーランド批評家賞”を受賞!これは本当にあった感動の物語です。

前作とは異なり、ショパン国際ピアノコンクールが中心に書かれています。また、子離れ/親離れが進んでいるのかな...前作と違い、のぶ君のピアニストとしての成長が多く描かれています。

ショパン国際ピアノコンクールのプレッシャーはきっとすごいものなのでしょうが(私はせいぜい日伊声楽コンソルソくらいのプレッシャーしか経験していないけれど...)、本番でも楽しむ余裕があるのぶ君はすごいなぁ〜、と、本筋とは全然違うところで、感動してしまいました。

ショパン国際コンクールは残念な結果でしたが、今回、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝できて、本当に良かったと思いました。また、先日書きましたが、一生活躍できるピアニストになるために、どうか、体を大事にして、勉強に励んでいただきたいと思います。


2009年6月24日 (水)

今日の風、なに色?

Photo_3アメリカテキサス州フォート・ワースで行なわれた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールにおいて優勝した話題のピアニスト、辻井伸行さんの0歳から12歳までを綴った辻井いつ子さんの「今日の風、なに色?」を読みました。

内容(「MARC」データベースより)
ある日、まだ2歳の伸行が突然、母の歌に合わせておもちゃのピアノを弾き始めた。8歳にしてモスクワ音楽院大ホールで演奏。全盲の少年が世界に羽ばたくピアニストに向かって歩み続ける日々を綴る。

「絶望があったから、希望が輝いてみえるんです」とは、お母様いつ子さんの言葉。

全盲で生まれた子供に手に職をつけられるようにと、必死で育てるお母様の悩み、決意などが綴られています。子供の才能を見つけ、それを育てるために、すべての時間を注ぎ込んだように思え、ここまで、できる母というのはすごいと思うのと同時に、「生きること」をここまで真剣に考えられるだろうか?と思いました。


2009年6月22日 (月)

おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III 消せない告白

Photoおいコーの季節がやってきた...というわけで、村山由佳さんの「おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III 消せない告白」をゲット。

内容紹介(amazon.co.jpより)
かれんとは相変わらず遠距離恋愛の勝利。今回は、アパートの大家である森下家のもめごとに巻き込まれる。ある日、勝利は長男の嫁・裕恵に連れられ、オーストラリアから一時帰国した次男・秀人を空港に迎えに行く。一見粗野だが人のよさそうな秀人に親近感を覚える勝利。だが、秀人と裕恵の親密さに若干の不安も感じる。その夜、森下家の夕食に招かれた勝利の目の前で、秀人と兄の大喧嘩が始まる。止めに入った勝利は、巻き添えを食って秀人の拳を受け、前歯を折られてしまった。翌日、授業も部活も休み、寝込んでいる勝利の部屋を訪れたのは・・・星野りつ子だった。 一度は戸口で帰そうとした勝利だが、思い直してりつ子を部屋に入れる。歯を折り、顔を腫れあがらせている勝利を気づかい、何か口に入るものを、と台所に立つりつ子。そのとき、勝利の携帯にかれんからの電話が入る・・・。

もう10年以上続く村山さんの「おいコー」シリーズ。毎年、この季節になると、「今年もちゃんと出るかな?」とそわそわしながら、本屋をチェックし、見つけると、すごく嬉しくなります。今年のあとがきを読むと、実はご家族のご病気で、原稿ギリギリだったとか。10年以上毎年出し続けるって、大変なことだから、本当に、無事出版できて、一読者としては、嬉しい限りです。

遅々として進まなかった勝利とかれんの恋愛も、2作前からだいぶ進んできていて、しかし10年このペースでひっぱるって、ある意味、村山さんってすごいよなぁ...と、一体どこに関心してるんだか、私。

今時の恋愛って、もっとスピードがあると思うので、逆に、ここに描かれているような、恋愛を読みながら、読者が自分の恋愛の重さを再確認しているんじゃないかと思います。

今回のテーマは「災難は突然降ってくる」ですが、人生、本当にその通り。それをどうやってかわしながら、あるいは、共存しながら生きるかが、人生のテーマなんだろうなぁ...と、最近、災難続きの私は改めて思い悩む。

青春を過ごす過程で、しっかり勝利のように思い悩めば、もう少しお利口に生きられたのかなぁ...。

軽く読める恋愛小説なのだけれど、スピードつき過ぎて生きている自分を振り返るためにも、年に一度読みたくなる小説です。

今のところハッピーエンドを予想させるような展開ですが、実は、私は一度、勝利に大きな失恋をしてもらいたいと、密かに期待しています。


2009年6月21日 (日)

川のささやき 〜辻井伸行サントリーホールLIVE!〜

Photo_2アメリカテキサス州フォート・ワースで行なわれた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールにおいて優勝した話題のピアニスト、辻井伸行さんの1年半ほど前にサントリーホールで行われたコンサートのDVD「川のささやき 〜辻井伸行サントリーホールLIVE!〜」を見ました。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
「報道ステーション」「題名のない音楽界」出演で話題沸騰の天才ピアニスト・辻井伸行のリサイタルDVD。彼がもっとも愛するショパンの楽曲「子守唄」「スケルツォ第2番」、ベートーヴェンの名曲中の名曲「月光」「熱情」ほか全6曲を収録予定。

ベートーベンの「月光」は大好きな曲。彼が弾くと、本当に熱い。

本人の努力も大変なものだろうけれど、ご両親もすごいと思います。お母様の書いた「今日の風、なに色?」と「のぶカンタービレ!」を読んでいる最中なのですが(読み終わったら記事アップします)、子供の才能を早くに見抜き、これで生計が立てられるようにしようと決め、そして、全力でバックアップする。成長に合わせてピアノの大きさを変えて行くっていうのは、バイオリンでは当たり前ですが、ピアノでするの!?と、びっくり。全盲というハンディをおっているからこそ、なのだと思うのですが、一人のピアニストが誕生するまでに、才能だけではないものを、その演奏を通じても伝わってきます。

今回、このDVDを購入したのは、ある理由からです。少し長くなるのですが、1人の意見として書かせていただきます。

最近、私の周囲の音楽家の間では、彼を心配する声もたくさん出ているのですが、私も彼を心配する一人です。

すばらしい演奏をします。が、やはり、まだ若い身。勉強をしながら、演奏活動もしていかなければ行けない。勉強をする時間をどれだけ取れるかで、まだ若い彼のこれからが決まります。自分を売るために、マスコミに出なければいけない。でも、それをやり過ぎてしまうと、どんどん自分の時間がなくなってくる。勉強の時間が減る上に、コンディション調整ができなくなる。しかも、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールは、入選者はかなり多くのコンサートをこなさないといけないため、体力的にもキツい1年が待っています。演奏するチャンスを与えてもらえるけれど、それをモノにするもしないも、体力を含めた本人次第。つぶれて行く若い演奏家も多いです。
#数年前に、観客の誰もがこの人がダントツ1番と思ったピアニストが居たのですが、その人は持病があり、体も弱かったため、結局、大差だと観客が思った2番目の人と、1位2人という結果になったことがあります。その後のコンサートツアーを考えると、主催者側の意図は明確でした。案の定、ダントツ1位だったピアニストは、ツアーのはじめで体力的な問題でドロップアウト。

その点、ショパンコンクールで優勝したユンディリーは、素晴らしいバランス感覚で、ショパンコンクールの後を過ごしたと思います。(きっと周囲によきアドバイザーが居たのだと思いますが)CDを出し、売上を手にして、留学し、勉強のために、おこもりしてしまいました。そして、時期を見て、コンサート活動を開始。素晴らしいピアニストに育っています。

だから、辻井さんの音楽を愛する者に出来ることは、TVのインタビューなどで彼を見ることではなく、少しでも、音楽に集中できる環境になるようにすること、つまり、DVDやCD、本を買うことで、彼に(彼の家族に)印税が入るようすることなのではないかと思うのです。そうすれば、お金の心配をすることなく(今現時点での)、音楽に専念できます。また、それが将来の彼のキャリアにもなるのです。もう十分に彼の知名度はあがったのですから... 

..長くなりましたが、そういう理由で、買いました。

そして、ライブを見ながら、彼のこれからの音楽家としての成長を楽しみにしているのでした。


2009年6月20日 (土)

ハゲタカ

Photo職業病が出るので、仕事に近い内容は週末には見たくないのですが、幼なじみのゆきちゃんが出ているので「ハゲタカ」を観に行きました。

内容(Yahoo!映画より)
企業買収をテーマにした壮絶なマネーゲームを描いて大反響を呼んだNHKテレビドラマ「ハゲタカ」の劇場版。ドラマから数年が経過した日本を舞台に、日本の基幹産業・大手自動車メーカーに買収を仕掛ける中国系ファンドと天才ファンドマネージャー・鷲津政彦が繰り広げる激しいマネー戦争を活写する。鷲津役を大森南朋が続投するほか、キャスト、スタッフも再集結。現代日本の未曾有の金融危機を反映したリアルな脚本は見逃せない。

ゆきちゃんからちょこっと出てると聞いていたのですが、まさか、アップで出てるとは思わず、アップで画面に映った幼なじみの顔に、「おぉ〜〜」。違和感なく、画面に居るので、そちらにびっくり。

さて、映画の中身ですが、仕事柄、「え〜、それはちょっと無いんでは?」など、細かいところが気になる映画で、2時間強がとても長く感じました。私の周囲には、こういう仕事に携わってる人が多いので、いろいろな意味で、悩ましい映画です。信念を持ってやっている人もとても多いのですけどね...こういう映画で、色眼鏡で見られるのはイヤだなぁ〜...とか、思うことはいろいろとありました。

ゆきちゃんが出てなかったら観に行かなかった映画です。


2009年6月18日 (木)

クロニクル千古の闇5 復讐の誓い

Photo「復讐の誓い (クロニクル千古の闇 5)」を読みました。

内容(「BOOK」データベースより)
まさか!こんなことが!…大切な友人が、若い命をうばわれた。「魂食らい」のしわざと知り、復讐を誓うトラク。犯人を追って、自分が生まれた「深い森」へと入っていく。そこで見つけたものは?母がたくした思いとは?―さまざまな秘密が明かされる人気シリーズ第5巻。

タイトルに「復讐」とあるけれども、4作目が非常に重かったので、重い内容という感じはしませんでした。

ここではじめて明かされる秘密にドキドキし、トラクの無謀さ(ますます無謀になっていっているように思うが、年を重ねればもっと慎重になるのでは!?)にはらはらし、次が最終巻になるようなのですが、次の展開がどうなるのかが待ち遠しいです。

(総合評価:★★★★★ 最終巻が待ち遠しい!)

過去のシリーズのレビュー
4作目「追放されしもの
3作目「魂食らい
2作目「生霊わたり」(前のブログからレビューを移行していないので、移行します) 
1作目「オオカミ族の少年


2009年6月17日 (水)

日本人の知らない日本語

Photo_7仕事が忙し過ぎて、仕事関連以外の本/マンガになかなか手が出せなかったここ数週間の憂さを晴らすように、片っ端から読みあさる日々を過ごしています。今日の8冊目は(朝から一体何冊読んでるの?と聞かれますが(笑))、最近話題の「日本人の知らない日本語」。

大学で日本語を教えるクラスを取っていたこともあり、「冷たい」「冷める」の違いをはじめ、「空は青い」と「空が青い」の違いなど、日本語の細かな違いには敏感な方なのですが、ここに出てくる話はどれもとっても面白くって、爆笑しながら、読み進みました。

どれも、あるある〜と、身に覚えがあるような話や、いかにもありそうな話で、本当に笑えました。それと同時に勉強になるのですから、ヒットの理由が納得です。

私は海外生活が長かったため、両親が話していた日本語を中心に覚えたのですが、この日本語が今の時代には古いので、帰国したばかりの頃は、よく周囲に笑いを提供していました。例えば、以前からお会いしたいと思っていた方を知っているという先輩が居たので、「おめもじかないますか?」と聞いたところ、「そこまで偉い人じゃないよ〜」と大爆笑されました。

どんな言語でもそうなのですが、微妙なニュアンスって、その言語にどっぷり浸ってないとなかなか掴めないものです。どっぷり日本で生活していますが、未だに、微妙な日本語のニュアンスは苦手です。


2009年6月16日 (火)

4分間のピアニスト

Photo_54分間のピアニスト」を見ました。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
本国ドイツで大ヒットを記録した、斬新なストーリーと圧倒的なピアノ演奏で綴る感動ドラマ。無実の罪で囚われた天才ピアニスト・ジェニーと、残りの人生を賭けて彼女を指導する老ピアノ教師・クリューガーとの激しくも暖かい魂のぶつかり合いを描く。

「音楽って素晴らしい」ということを一切のメッセージにしていない珍しい映画。

2人の全く異なる突出した才能がぶつかって生まれるものは何か?というのが、テーマではないのかと思うほど、先生にとって、生徒にとって、「美しい」と思う音楽が違うのだけれど、それでも師弟関係が成り立つのだと改めて思いました。

「海の上のピアニスト」や先日見た「僕のピアノコンチェルト」と全く違った作品で、音楽性で見た場合は、こちらの作品の方が、圧倒的に印象に残る作品。特に、刑務所で後ろ手に手錠をされたまま弾く音楽の暴力的なまでの荒々しさ。 

ところで、後ほど聞いた話なのですが、このジェニーのピアノの吹き替えをしているのは、日本人の方だとか。

久しぶりに、魂を揺すぶられる音楽を聞きました。


2009年6月15日 (月)

西新井大師

Photo_3交通事故にあったり、いろいろと不運なことが重なっていたので、西新井大師へ護摩祈願に行きました。西新井大師は、空海が創建といわれているお寺です。

今日は、ちょうど空海の誕生日と言われている日。調べてみると、空海の正確な誕生日は分かっていないらしいのですが、中国密教の不空三蔵の入滅の日であり、空海が不空の生まれ変わりとされていることから、この日を誕生日としているとか。

ずっととても忙しくて、たまたまお休みが取れる日が今日だったのですが、これも何かのご縁?

今年は、不運なことが続きまくっているので、気持ちの問題だとは思うのですが、これで少しでも厄が払われますように...

...と、願いながら帰ってきたのですが、交通事故をした足の膝に水が溜まってしまっていて、すごく腫れて、水を抜くことに。激痛でした(涙)。完治するまでに1年近くかかるそうで、気がめいりました。


2009年6月14日 (日)

東京バレエ団 ジゼル

Photo格安でチケットを譲っていただいたので、フリーデマン・フォーゲル主演の東京バレエ団創立45周年記念公演「ジゼル」を観てきました。ジゼルは、大好きな上野水香さん。

フォーゲルが格好良かったから、6月のジゼルを観に行きたい」と4月の東京バレエの感想を書いたところ、行けなくなったからどうですか?とチケットを譲って下さったMさん、ありがとうございました!

配役
ジゼル:上野水香
アルブレヒト:フリーデマン・フォーゲル
ヒラリオン:後藤晴雄

第1幕
バチルド姫:坂井直子
公爵:木村和夫
ウィルフリード:野辺誠治
ジゼルの母:橘静子
ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):
西村真由美-横内国弘、村上美香-小笠原亮
岸本夏未-井上良太、阪井麻美-梅澤紘貴
ジゼルの友人(パ・ド・シス):
乾友子、高木綾、奈良春夏、田中結子、吉川留衣、川島麻実子

第2幕
ミルタ:高木綾
ドゥ・ウィリ:乾友子、奈良春夏

指揮:井田勝大
演奏:東京ニューシティ管弦楽団

上野水香さんは、すごく可愛いジゼル。無邪気さ溢れる少女から、一人の人を想い続ける女性へと変わって行く様がすごい。2幕は、あれだけ踊っているのに、ポアントの音がほとんど聞こえないテクニック!! ジゼルだからだと思うのだけれど、いつもはおしゃべりな背中よりも、首の使い方がうまくって、精霊になってしまったジゼルの哀しみと恋人への想いを実によく現していて、最高のプリマだと思いました。欲をいうなれば「朝の鐘の音」のところは、もう少しがんばって欲しかったけれど... 

ミルタはもっと威圧感たっぷりだったほうが良かったと思いました。あまりに怖くなさすぎるミルタはいったいどうなんでしょうね!? ミルタはテクニックだけでなく、表現力も求められる役だから、難しいのだとは思うのですが、研究の余地ありです。

群舞の最後列、真ん中右側の子の手の動きがずれていたのが気になったりしましたが(そんな細かいところ見ないで全体を楽しめば良いのだと分かっているのですが、あまりに動きがずれていて、気になってしまったので)、コールドの方々のレベルも高く、キレイでした。

最後に、今回の目的(?)だったフリーデマン・フォーゲル氏のアルブレヒトですが、格好良かったです。でも、さらっとしすぎたアルブレヒトで、ジゼルがそんなに想ってるんだから、もうちょっと熱くなってもいいんじゃないの!?と、突っ込みたくなりました。ノーブルな感じでいいのだけれど、そして、それがロマンティックバレエの醍醐味だと分かっているのだけれど、最近、もう少し熱いものが欲しいなあ〜〜という気分。

以前、どこのバレエ団だったか忘れたのですが、抑えたノーブルな演技の中にも燃えるようなアルブレヒトが居たことを思い出し、あのアルブレヒトはよかったなぁ〜。フォーゲルはノーブルなのだから、その路線を目指してはどうでしょう!? 

...と、好き勝手なことを思う観客を存分に楽しみました!

Ca390019Ca390021_2ロビーには、ラ・バヤデールの衣装が展示されていました。9月のPRでしょうか!? こちらも観に行きたくなりました。

今年はすでに舞台に投下する予算ギリギリになっているのでエコノミー券を入手できたら行こうかなぁ..

予算配分を悩むほど日本のバレエのレベルは格段にあがったなぁとしみじみと思います。素敵なダンサーがたくさん出てきていて本当に嬉しいです。..が、観られる舞台の数は限られているので、本当に悩ましい問題です。


2009年6月13日 (土)

僕のピアノコンチェルト

Photo_2「僕のピアノコンチェルト」を見ました。原題は「VITUS」で、なぜ「僕のピアノコンチェルト」という日本語のタイトルになるんだろう!?と、相変わらず、タイトルには疑問を持ってしまったのですが、最近、仕事以外の時間は、音楽にどっぷり浸かっているので、映画も音楽関連にしようかなぁ〜という選択。

内容(「Oricon」データベースより)
スイスを代表する名優ブルーノ・ガンツ&神童テオ・ゲオルギュー共演で贈る感動作!思い描く夢を全て叶える能力を持つ少年ヴィトス。しかし、頭脳は天才でも心は少年のままの彼はその溝を埋めることができないでいた。そんな彼が自分自身でいられれるのは大好きなおじいさんと一緒に過ごす時間だけ。その優しさに満ちた時間の中で、人生は様々なパートの音と奏でるコンチェルトのようなものと気づいた時、大きな奇跡が起きる…。

「一度手放してみれば大切さに気づく」というのが、この映画のテーマだと分かるのに、かなりの時間を要しています。天才少年が、天才がゆえに、周囲と合わなく浮いて行く、親からの多大な期待に応えるのが辛くなって行く、天才ゆえの孤独を描いた作品なのかな?と思ったのですが、祖父が「一度手放してみれば大切さに気づく」という言葉を言ったところから、ピアノへの愛に気づき、ピアノに向かうことで手に入れた栄光が、最後のシーンのコンチェルトを演奏するところなんだ〜、と、理解。だから、タイトルが、僕のピアノコンチェルトとなるのね、と、納得。

私も映画に逃避してないで、もっと歌のレッスンをしよう、と、なぜか、映画を見終わった後に反省。


2009年6月12日 (金)

ICHI

Ichi先週、仕事関連先から、大量にDVDを頂いた中に入っていた一枚、「ICHI」を見ました。

内容(Yahoo!映画より)
日本を代表する時代劇のダークヒーロー座頭市を、目の不自由な芸者“離れ瞽女”のヒロインとして設定した意欲作。近寄る者を斬り捨てながら生きてきた孤高の女性、市の過酷な運命が展開する。監督は『ピンポン』の曽利文彦。ヒロインの市を『僕の彼女はサイボーグ』の綾瀬はるか、彼女と惹(ひ)かれあう侍・十馬を『築地魚河岸三代目』の大沢たかおが演じる。綾瀬はるかのアクション・ヒロインぶりと、映像クリエイターとして名高い曽利監督のビジュアル世界が見どころだ。

綾瀬はるかちゃん、がんばってるじゃん!と、思った1作。
ハッピーフライトでいい演技してるな!と思っていたのですが、ICHIの役作りもすごくがんばったんだろうなぁと思いました。キレイなだけじゃなく、演技もよいのが最近の彼女。コメディだけじゃなくて、シリアスものもできるんだなー。

でも、ラストのシーンが、納得いかない。それって、そのために作ったんじゃないんじゃないの!?と、画面に向かって思わず叫んでしまいました。


2009年6月11日 (木)

シモネッタのドラゴン姥桜

Photo_4大好きなイタリア語同時通訳の田丸公美子さんの「シモネッタのドラゴン姥桜 」を一気読み。

内容(「BOOK」データベースより)
イタリア語通訳として多忙を極めた30代で出産。初めての育児に悪戦苦闘の末、いつのまにやら“元東大生の母”。シモネッタのユニークで型破りな爆笑子育てエッセイ。

「息子よ、勝手に育ってくれてありがとう」と帯に書いてあるのには、びっくり。放任主義と言いながらも、息子を思う田丸さんの気持ちは痛いほど伝わってきます。育て方は100人100様と何度も出てきているけれど、彼女の子育てから学べるところは多いと思いました。

大爆笑したところは数えきれないほどあるのですが、海外出張前に、息子の部屋のドアに自分の顔を貼ったヌードポスターを貼って出かけたり、彼女の家に外泊を続ける息子とのやり取りだったり、本当に面白い。

子供からしてみると、こういう親を持つのは大変だと思うのですが、それをはねのけ我が道を行くところもすごい。

この本で、開成のイメージがとても変わりました。

子育て中の方にはもちろん、終わった方にもおススメしたいということで、早速、母にこの本を貸したところ、母から、「面白い!いい本だった!」という連絡がありました。


2009年6月 9日 (火)

サルバドールの朝

Photo_6「サルバドールの朝」を見ました。

内容(Yahoo!映画より)
 フランコ政権末期のスペインを舞台に、不当な裁判によって死刑判決を受けた若きアナーキスト、サルバドールとその家族や友人の戦いを描く社会派ドラマ。スペインのアカデミー賞と言われるゴヤ賞で11部門にノミネートされた話題作。サルバドールを『グッバイ、レーニン!』のダニエル・ブリュールが、彼の元恋人を『トーク・トゥ・ハー』のレオノール・ワトリングが演じる。理不尽な運命の瞬間を待つ主人公と、彼のために戦い続ける人々の姿が感動を呼ぶ。

なぜこの映画を借りたのか、その理由が分からないのですが、多分、仕事がてんぱってて、ヘビーな映画を見たくなったからか!? こういう状況では、もう少し明るい映画を借りれば良かったと、見ながら後悔した映画。

死刑執行まで、涙、涙、涙でした。何よりも、見ていられなくなるほどだったのは、死が確定しているのに、家族や弁護士が希望の糸を与えようとして、その狭間で揺れ動くダニエル・ブリュールの演技。希望が絶望に変わる瞬間の演技は、身の毛がよだつほどでした。

反体制を描いた作品、「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」を思い出しました。

気持ちに余裕のあるときに、見ることをおススメする映画です。


2009年6月 8日 (月)

日伊声楽コンソルソ一次予選

無謀だとは分かっていたのですが、日本で最もレベルが高い声楽のコンクールの1つと言われている、日伊声楽コンソルソに挑戦。理由は、私は追い込まれないと、曲を仕上げない、のーんびりしたタイプだから。人前で歌わない限り、人に批評されない限り、あまちゃんなので、私は絶対に伸びない。また、コンクールには年齢制限があるものが多いので、音大出身ではなく、社会人になってから、ここ4年ばかり本格的にやるようになったので、年齢制限にひっかかる前に、出られるだけ出てみようということで、挑戦してみました。

先生の先生にまでご指導してもらいながら、仕事以外の時間はすべて歌につぎ込み、がんばりました。

が、結果は、ボロボロ。

前日のレッスン通りに歌えていたら、それなりの結果が出せたんじゃないかと言われていたのですが。

あまりにも有名な先生がたを前に、緊張で、心臓が口から出ちゃうんじゃないかって程で、出だしは声がうわずってしまう。レチタティーボはボロボロ。泣きそうになりながら、アリアに入って、気持ちを立て直し、最後のカデンツァはばっちり決まった。でも、歌い終わった時点で、絶対ダメだと分かるほどの酷い出来。先生へのメールには、「今世紀最悪の出来でした」と書いたほど。

今まで、本番にものすごく強いと言われていたこともあり、ここまでボロボロになるとは思わず、家に帰ってから、自分のふがいなさにひたすら涙。

日曜日の予選結果速報を見ながら、自分は入っていないことを確認し、先生に電話。泣きながら、これからどうしていくのか、なぜこうなったのかというのを話し、今後の方針を決めました。音大出身ではなく、コンクールは3回目。大きい物ははじめてで、人前で歌って評価されるということになれていないのは、音大出身者と大きな違い。これからしばらくコンクールにたくさん挑戦し、人前で比較/評価されることになれること。

自分の良さを見失わずにと、何度も先生がおっしゃってくださって、次に挑戦しようという気持ちになりました。次のコンクールは夏です。次はそれを目指してしっかりがんばろう!


2009年6月 2日 (火)

スミ・ジョー&ディミトリー・ホロストフスキー

Photo敬愛しているソプラノ歌手スミ・ジョーが出るので、めちゃくちゃ忙しいスケジュールをやりくりして、サントリーホールに無事駆け込みました。

ソプラノ:スミ・ジョー
バリトン:ディミトリー・ホロストフスキー
指揮:イオン・マリン
オーケストラ:ルーマニア国立ジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニー

一幕
チャイコフスキー: 歌劇『エウゲニー・オネーギン』よりポロネーズ
ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より「ああ,わがやさしの夕星よ」(DH)
オベール:歌劇『黒いドミノ』より「綺麗なイネスは誰にも人気」(SJ)
ダヴィッド:歌劇『ブラジルの真珠』より「ミゾリのクープレ」(SJ)
グノー:歌劇『ファウスト』より「門出を前に」(DH)
マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
マスネ:歌劇『タイス』より「神父さま、あなたですのね!」(SJ & DH)

二幕
ヴェルディ:歌劇『運命の力』より序曲
J.シュトラウス2世:春の声 (SJ)
ルビンシュテイン:歌劇『悪魔』より「大気の海の上を」(DH)
タリアフェリ&ヴァレンテ:情熱 (DH)
レハール:オペレッタ『メリー・ウィドウ』より「唇は語らずとも」(SJ & DH)
エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番
ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』より「香炉はくゆり」(SJ)
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「悪魔め、鬼め」(DH)
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「日曜ごとに教会で」(SJ & DH)

(アンコール)
J.シュトラウス2世:オペレッタ『こうもり』から「侯爵様、あなたのようなお方は」
ロシア民謡:黒い瞳
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』から「お手をどうぞ」

スミ・ジョーは、最近不調と言われているので、心配していたのだけれど、本当に不調だった。オケもあまり良くなかったとは思うのだけれど、全然頭声が使えて無くて、声がオケにかき消されてしまい、自慢のコロのカデンツァも全く聞こえない!!

やはり、若い頃から無理して歌ってきているから、年齢的に、デセイが苦労したように、天才と呼ばれたスミ・ジョーも苦労しているのでしょうか!? デセイが、メットで夢遊病で大ヒットを出したのは、声帯にポリープが出来手術をして、その後、ボイストレーナーを変えて、歌い方を変えたからなのですが、スミ・ジョーもどうかその美声をなくさないよう、喉に優しい歌い方に変えられますように、祈るばかりのコンサートでした。

彼女の3着目のマーメードの白い衣装がとても素敵! 私もあぁいう衣装を着こなせるようになりたいと(比べるのに無理があるのは百も承知!)思いました。やはりドレスも観客を楽しませる要因の1つですね。

想像以上にホロストフスキーが良かったです! もしかして、痩せました!? かっこ良かった上に、歌がいい。「Le Perle Du Bresil」の「Couplets du Mysoli」は、思わず涙が出てしまいました。アンコールの「黒い瞳」もすごく良かったです。

自分の勉強の為に、ソプラノばかり見ていますが、たまには、バリトンもいいですね!

それにしても、スミ・ジョーの不調には、心が痛みます。歌手ならば、誰でも通る道なのは分かっていますが、どうかいい方向で乗り切ることができますように。


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