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2008年2月25日 (月)

女づくり

Photo歌舞伎界・女形の新進スター、市川 春猿さんの「女づくり 」を読む。

オペラは渡辺誠先生曰く2500年の歴史を理解した上でないと演じられないものなので、歌舞伎よりも歴史は長いのですが... 古典芸能という意味では共通点は絶対に多いはず。オペラと歌舞伎、どちらも歴史のある総合芸術なので、学べるものが多いのではと思っていて、歌舞伎やお能などの古典芸能関連の本を集めている最中です。

男性が女性を演じる女形。女形の人が何に着目しているのか、何を大事に生きているのか。そういうところから、役を演じる姿勢やポイントが学べます。

また、スーパー歌舞伎の話が出てくるのですが、古典ができて初めてスーパー歌舞伎ができるそう。古典をしっかりと押さえないと、新しいことはできないのだなぁと改めて思います。

(総合評価:★★★★☆ 何を読んでも、何を見ても、勉強になるなぁと思う今日このごろ)


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コメント

2月24日すみだトリフォニーホールで、秋山さんのオリンピアに心から感動した者です。
「関係者ではありません」ホントです!
コンクール入賞者の方々の、楷書的な演奏が順々に進む中、前半のトリで秋山さんのステージとなりました。何の先入観もなく、私にとって それは初めて拝見する 秋山さんのお姿でしたが、まずその佇まいが、それまでの演奏(歌唱)者のどなたとも違う雰囲気をすでに漂わせていることに なんとなく気づいてしまいました。
まずバッハを聴かせて頂きました。素敵でした。以前の記事を読んでいたら お好きだと書かれていた、森麻季さんのデビュー盤の一曲目にこの歌は入っていましたね。秋山さんの表現にはとても暖かなものがあり、外に強風が吹き荒れていることを一時忘れました。
そして、オッフェンバックが始まったのでした!
秋山さんが扇子を一振りされた瞬間、私にはステージが、イタリアの科学者スパランザーニの居間に変貌したように思えました。
秋山さんは、オリンピアを確かに「演じて」おられました。単にソプラノのためのアリアを演壇で歌われたというだけでは決してなく、このアリアを通して、「ホフマン物語」の背景を、ホフマンの初恋の相手となった自動人形の可愛さと悲しさとを、そしてこの場面に続く美しいバルカロールの音楽が聴けないことの無念さまで、私に伝えてくださいました。
しかし私が感激したのは、秋山さんが明らかに全力投球されているということを感じ取った、ということもありますが、もうひとつ オペラのアリアを単独で披露する時、歌手は常にその前後に流れているドラマをも聴衆に伝える責任を負っている、といったら大袈裟かもしれませんが、秋山さんがその重要な点を心得て演じておられる、その意識の高さに感激したのです。申し上げようによっては失礼かもしれませんが、そのような「歌手」が、昨日のステージにお立ちになることは正直 想定外でしたので、その驚きの大きさが「ブラボー!」になった・・・と自分で自分の感動を勝手に分析していますが、あのときの客席の空気も、聴衆の殆どの方が、同様に感じ取っておられたものと察します。
この人は只者ではないかも。
そう思って、続く「キャンディード」は構えて聴いてしまいました。歌劇「キャンディード」はレナード・バーンスタインのミュージカルに近い傑作オペラですが、トーマス・パスティエリの「マルゴット夫人」の話題にまで言及しておられる秋山さんのことですから、バーンスタインとの関連もご承知で 選曲されたのかなーなどと考えていました。因みに、バーンスタインがベルクの「ルル」はもちろん傑作「ヴォツェック」を振った録音が残されていないのは、音楽愛好家の私からはとても残念なことです。
さて、キュネゴンデの“Glitter and Be Gay”。難しい歌なんでしょうね。1曲に喜怒哀楽を表現しなければならないという点では「こうもり」第1幕の三重唱に似ていると思います。しかし、このアリアを演じる秋山さんの側にはアイゼンシュタインもファルケもいませんね。たった独りでキャンディードの恋人を演じなければなりません。が、これも見事にやってのけましたね。感服です!
曲の途中、殆どネイティヴな英語を早口で語る有様に唖然としてしまいましたが、秋山さんの経歴とお仕事を拝見したら、Oh!なるほど納得致しました。
こんな凄い人がいるんだなー、と 今になって終演後 感激のあまりとは言え つい気安く声をおかけしてしまった失礼をお詫び申し上げます。
あの日、秋山さんの歌唱と演技に接し、心から感動した者がここにおります。またお目にかかれる機会がありましたら、ぜひ聴きに伺いたいと思います。長々とすみません、どうもありがとうございました。

ブラボーマンさん、

すばらしいご感想を頂き、本当にありがとうございます!!思わずメールをしてしまったほど、嬉しかったです。

1人でも感動していただけた方がいるというのは、歌い手冥利につきます。

自分ではダメだしをしまくっていたコンサートでしたので、涙が出るほど嬉しかったです。

まだまだ駆け出しではありますが、今後も歌に精進して参りたいと思います!!

これからもよろしくお願いいたします!

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