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2005年10月

2005年10月30日 (日)

芸術の秋:リサイタル

今日は、歌の先生のところのリサイタルでした。私は、ヘンデルのオペラ「リナルド」から「私を泣かせてください」とオッフェンバッハのオペラ「ホフマン物語」からオリンピアのアリア「恋の小鳥はあこがれを歌う」の2曲を歌いました。

ホフマン物語は、実在の詩人ホフマンの過去3つの恋の物語です。今回歌ったのは、第一幕でホフマンが恋に落ちる人形のオリンピアの有名なアリアです。第一幕は、イタリアの科学者のスパランザーニが魔術師コッペリウスの力を借りて、等身大の自動人形オリンピアを作るところからスタートです。科学者になろうとして、スバランザーニを訪ねてきたホフマンがこの人形と知らずに、一目ぼれしてしまいます。オリンピアのお披露目会などがあり、ドタバタの中、ホフマンはやがてオリンピアが人形だと知り、人形に恋をしてしまったホフマンを人々が嘲笑する... そんなストーリーです。

リサイタルには妹が見にきてくれたのですが、ホフマン物語を知らなかったので、ぜんまい仕掛けで作られているオリンピアのアリアを初めて聞いて、オリンピアが壊れてしまうところなどがよく分からず、「おねーちゃん、相変わらずふざけながら歌ってる」と思ったそう。やっぱり、あらすじは書いておかないと、会場の皆さんは分からないですね... いきなり羽のついた扇をばたばたやっても、いきなり歌を止めちゃって、しばらく置いてから歌いだしても、「何やってるの??」としか思えないですよね... 次回は書いてもらうか、アナウンスしてもらいましょう :)

間違わずに、きれいに歌えたので、とりあえずほっとしました。

2005年10月24日 (月)

ウィンブルドン

Tennis_thumbウィンブルドン」。映画館で観ようと思っていたのですが、他にも観たいものがあったり、週末にスケジュールが入っていたりと、観に行く機会を脱してしまい結局DVDで見ることになりました。

テニスプレイヤーなら誰でも憧れる全英オープンテニス、ウィンブルドン。私も憧れました。そして、ウィンブルドンで売っているテニスウェアが学生時代のお気に入りのウェアでした。

ストーリーを簡単に説明すると...

かつて世界ランキング11位までいったプレイヤーが年齢的にも最盛期を終え、後はおちていくばかり。このウィンブルドンを最後に引退を考えているイギリス人のピーターが、父親からエリート教育を受け、勝つことだけを目標にしていたアメリカ人のリジーと出会い、恋に落ち、彼女の励ましと、愛情を支えに、無理だと言われていたウィンブルドン優勝を果たします。しかし、リジーは、恋が気を散らすきっかけとなり、優勝候補だったのにあえなく敗退。試合とともに進んでいく、二人の恋の物語です。

学生時代にかなりまじめにテニスをやっていて、自分の練習のために他人の試合を見たことしかないので、試合を楽しみながら見る方法をまったくしらず、楽しめないので、今でもウィンブルドンの試合などはテレビ中継していても絶対に見ないのですが、この映画は、「落ち目のランキングプレイヤー」に興味を惹かれてとっても見たいと思っていました。

また、試合の解説者に名選手クリス・エバート・ロイドとジョン・マッケンローが出ているのです! これには、にくい!

ストーリーは、「映画としてはこういうストーリーもさわやかでいいね」と思うのですが、なにしろデビスカップを優勝したコーチに育てられたせいか、このサーブフォームありえない、とか、このフォアであの球の入り方はありえない、とか、細かいところをチェックしすぎていてプレーのシーンはまったく楽しめませんでした。キルスティンもポールベタニーもテニス下手すぎです。あれで、ウィンブルドンはありえません... プレーはCG処理をしてあると聞いていましたが、ちょっとお粗末では...と思ってしまいました。

年齢というカベはどんなスポーツにも必ずあり、そして、勝つことだけが自分の存在を主張できる厳しい世界です。その中で、ピーターが悩み、コートでは本音とも弱音とも取れる微妙な台詞に、あぁ分かる、そうなんだよね、と思わずうなずき、そして、恋をばねに勝っていくところが、できすぎたストーリーであっても、こういう引退の仕方ができればサイコーだよなぁ、としみじみ思いました。

ちなみに、私が引退をしたのは、怪我が原因です。最後の試合には勝ったものの、後味悪い引退の仕方でした...

その後は、バドミントンや卓球やスカッシュなどをしても、テニスはほとんどしてきませんでした。何度か同僚に誘われてやってみたものの、昔とのギャップが激しすぎて、自分の中で納得ができないのです。

(総合評価: ★★☆☆☆)

2005年10月23日 (日)

最後の恋のはじめ方

Hitch_thumb今年の夏、見に行こう見に行こうと思いながらも、見逃してしまったのですが、DVDが出たので早速借りて見ました。

ストーリーは公式サイトにお任せするとして...

想像した通り、とても面白い映画でした。最近、いろいろと悩むことが多かったので、映画を見ながら、ぷっと笑って、見終わったら、気分が軽くなっていた、そんな映画でした。

ウィル・スミスが演じるヒッチと、ケヴィン・ジェームスが演じるアルバートの会話ややりとりがとっても笑えました。アルバートにキスの指導をする際に、本当にキスされちゃったり、エステで脱毛しているシーンで、エヴァ・メンデス演じるサラに電話をかけるシーンもおかしくて、くすくす笑ってしまいました。

すごく作りこんでるなぁと思ったのが、ダンスのシーン。アルバートってホントにダンスが下手。これを指導して演技させてるなんて、すごい!と思っていたところ、メイキングを見てみると、即興シーンだったことが判明。即興でこれだけ面白くできるのね、プロってすごい!と、違う点でも関心してしまいました。

ところで、本当にデート・ドクターという職業があるのでしょうか?

総合評価:★★★★☆

2005年10月10日 (月)

銀座吉水流食生活:パートII

以前ご紹介した銀座吉水で、またお料理教室があったので、出席しました。

私は恥ずかしいのですが、病気になるまでは、食事はとてもいい加減で、シカゴ育ちでマクドナルドの申し子。マックさえあれば、とってもハッピーでしたが(マック1号店はシカゴにあります)、24歳で病気になり、食生活の大切さに、遅ればせながら気付き、添加物は極力避け、できるだけ農薬も使っていない無農薬・有機栽培の食事を心がけるようになりました。また、家庭科の時間に学んだはずの(まったく覚えていませんでしたが)栄養学も勉強するようになりました。
病気もだいぶ良くなり、救急病院と会社の往復生活もほとんど無くなった今、食生活がまたいい加減になりはじめていたのですが、友人の誘いで、吉水の女将と出会い、女将や周囲の方々から説かれ、また、自然食に気持ちが向くようになりました。

今回は、雑誌の編集長がたくさん参加していらして、名刺を並べると、何の会だっけ?と思うほどでした。(議員の方もいらしてました…)

今回は、無農薬・有機栽培をやってらっしゃる佐藤さんのお話でした。

お話が下手なんですとおっしゃっていましたが、農業にとどまらず、食と政治、男女と食、日本人の性質と農業など、様々な分野についてのお話があり、非常に面白かったです。

例えば… ワインは若い女性がぶどうを踏んで作るけれど、日本酒作りは女人禁制だった。これは、男尊女卑の例として話をする人がいるけれども、実は、ワインは乳酸醗酵で、若い女性に乳酸がたくさんついているから女性が作る。しかし、日本酒は麹醗酵のため、女性よりも男性がむいている.どちらかというと、女性がいることで、醗酵が遅れてしまうため、そうなっていた。男女の違いで、そのようになっていたのであって、違いは違いで受け入れ、それは区別でも差別でもないというお話がありました。
知らなかった~~

卵のカラーチャートの話も怖いと思いました。卵の殻の色は、品種によって違うのは知っていたのですが、卵の黄身の色は、なんと、カラーリングされているそうです。カラーチャートがあって、あなたところは何色がいい?と決めるそうです... 良心的なところは、パプリカとかウコンで色をつけるそうですが、そうでないところはほとんど化学物質を使っているそうです。怖い…

まったく違う分野の話を聞くと、自分がいかに無知だか思い知らされます。

そして、それが自分の生活と密着していることかと思うと、空恐ろしくなります。

自然食という生活スタイルだけでなく、自分にも社会にも優しい生き方をしたいと吉水に行く度に思います。

2005年10月 9日 (日)

舞台: 夜来香

Design20l_2_thumb小学校時代からの友人が脚本・演出をした舞台、「夜来香」を友人3人と一緒に観に行きました。

彼の書く脚本は、様々なメッセージがこめられていて、ストーリーの全てをきれいに説明はしてくれないのですが、忙しい生活の中で「忘れてしまっていた大切な何か」や「あえて直視しないようにしていた何か」をあぶり出し、「今の自分の生き方でいいのか?」を問い掛けてきます。

しかし、ヘビーな作品ではなく、あくまでもエンターテイメントとして、軽快で、音楽あり、笑いありの舞台です。ハリウッド映画のように、完全なハッピーエンドではなく、フランス映画のように、悲しい終わりではなく、日常の延長線上にある、ほのぼのとした幸福を描いていて、舞台が終った後、「おもしろかったね」と言いながら、心の片隅で、「人生の中で大事にしなければいけないものは何か?」を考えている自分に気付かされます。 

今回の舞台は、過去・現在をばらばらのピースのように分解していて、モザイクのように組み合わせた緻密な脚本で、最初の1時間は何がどうなっているか全然ついていけず、これって造幣局の話だったよね? この人はだれ??と、頭の中で疑問符が踊りまくりましたが、後半の50分は、そのピースが次々と繋がっていき、最後に大きな一枚の絵ができ、物語が分かった!という気分になって終る舞台でした。

公演の後、彼を囲み、イスラエル料理のお店で食事をしながら、質問攻めにしたのですが、意外な結末などが分かり、非常に面白かったです。

来年の東京公演も期待しています!

イスラエル料理: シャマム

友人の舞台「夜来香」を見た後、以前「サブラのようなイスラエル」で紹介した写真家の森口康秀さんもオススメのイスラエル料理のお店、シャマムへ行きました。彼の写真展を紹介してくれた友人が、非常に近くにあるの!と教えてくれたのです。

イスラエル料理を食べるのは初めてです。私の大好きなひよこまめがたくさん使われているお料理で、とっても美味しかったです。

思っていた以上にヘルシー。ぎとぎと脂ぎっていません。シリア、ギリシャ、トルコなど、近くの国々の料理を思わせるお料理でした。2100円の食べ放題のコースは、いろいろ試せて非常に楽しかったです。

2005年10月 4日 (火)

Guess Who - 招かれざる客人

書いたと思っていてPostをするのを忘れていました。

9月末に観た映画、「Guess Who -招かれざる客人」。

コメディ出身のアシュトン・カッチャーが出ていること、古典的名作と言われている「招かれざる客」をコメディにリメイクしたということから、興味があってみてきました。
#招かれざる客では、白黒反転しています

コメディに仕立て上げられているだけあって、ベースとなっている人種偏見という重いトピックを軽く見られるようになっていました。げらげら笑うコメディというよりは、アシュトンとバーニー・マックの掛け合いをくすくす笑うようなそんなコメディでした。笑った後には、人種偏見について考えてしまう、そんなスパイスも効いている作品でした。

音楽までもがきちんと選び抜かれていて、歌詞を聞きながら、ここまで演出にこだわるのね…と思いました。(気付かないとBGMで終ってしまうのですが)

子供の頃に住んでいたシカゴで、近所のお嬢さん(白人)が黒人の婚約者を連れてきて、そこのお母さんが取り乱す事件があったのですが、15年経った今でも映画としてヒットするくらい(アシュトンの魅力だけだとは思いません)、トピックも古くなく、人種差別は根強く残っていることに、驚きを感じました。

総合評価: ★★★☆☆

2005年10月 2日 (日)

美輪明宏音楽会<愛> L'AMOUR2005

美輪明宏さんの音楽会、<愛>L'AMOUR2005に行って来ました。

数年前から一度美輪明宏さんの音楽会か舞台へ行ってみたかったのですが、チケットが取れず、今回、友人が友の会の会員ということでチケットが取れたので、ご一緒させていただきました。

花束を渡せるかもしれないと言われたので、前日から、彼の美意識に合うように、ネイルサロンに行き、朝は早くから起きて、お風呂に入り、髪の毛を丁寧に巻き、しっかりおしゃれして、劇場に向かいました。途中、彼の大好きな紫色をベースにした花束を購入。渡せるかなぁ~とわくわくしながら、会場へ。

しかし、残念ながら今年は花束の手渡しはできないとのことで、入り口で預けることになりました。残念…

音楽会はとてもよかったです。ロマンチックな舞台でした。声楽をやっている人間としては、彼の歌は音程が狂っているところもあるのですが、表現力が素晴らしく、音が合っているかなんてどうでもいいのだと思いました。

シャンソンが中心でしたが、最後のアンコールで歌った沖縄の歌、「花」が素晴らしかったです。また、歌と歌の間のトークが、面白いのですが、面白いだけでなく、深い深いメッセージがありました。

「強い人間だから、強さを分けるために表現をしている」とおっしゃっていて、そのパワーが歌とトークを通じて感じられ、元気になりました。
#最後の投げKissとHugが良かったです!

また、性別や年齢を越えた美しさというのがあるのだと思いました。

70歳になってもとってもキレイで、しかも、パーツパーツを見ると、おじいさんの背中なのですが、それを雰囲気で、女性よりも女性らしく、色気を表現してしまう、そのすごさに驚きました。帰りにロフトによって思わず大きな鏡を買おうかと物色してしまいました(笑)。

春はピアフの愛の賛歌をするそうですので、チケットを入手すべくがんばります!

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