2009年11月15日 (日)

ファッションが教えてくれること

Photo予定していた仕事が早く終わったので、「プラダを着た悪魔」のモデルと言われるアナ・ウィンターのドキュメンタリー「ファッションが教えてくれること」を観ました。ちなみに、原題は"The September Issue"です。これは、今回のドキュメンタリーの主題にもなっている、コレクション直後でファッション業界でもっとも注目される9月号の準備を追って行くからです。

内容(goo映画より)
アメリカ女性の10人に1人が読むというファッション誌米版ヴォーグ。秋の特大号・9月号の準備は5ヶ月前から開始、編集部員は編集長のアナ・ウィンターに特集テーマを提案するが、次々と却下。アナと20年来の付き合いのあるクリエイティブ・ディレクターのグレイスはそんなアナに反発しながらも、衣装やカメラマンを手配し、いくつもの特集を作っていく。しかし、アナは冷酷にボツを宣告。グレイスは締切5日前まで走り回る…。

「プラダを着た悪魔」では、出版前のハリポタを入手しろなど、ミランダが悪魔的要求も出しているところにスポットライトが当たりましたが、ここでは、そういう公私混同の悪魔的要求ではなく、プロフェッショナルとして最高の仕事をするための、悪魔的要求(彼女のニックネームである”ドレスを着たダース・ベイダーって感じですが)にスポットが当たっていました。撮り直しが不可能なイタリアロケ(海外)の写真にNGが出まくり、すごい金額をかけ撮影した20ページのグラビアが、どんどんリストラされて6ページになったり、とにかく、ボツ、ボツ、NG、NGの連続。

彼女のためだけに行われるイヴ・サンローランのプレゼンや、新進デザイナーのタクーンのデザイン、テスティーノの表紙撮影など、モードの裏側を、これでもか〜〜と惜しげもなく見せてくれる作品です。また、娘や20年来組んでいるグレイスなど、彼女の側に居る人たちのインタビューも見所です。

これを見終わった後に、女性ファッション誌を手にしたのですが、きっとこれと同じような(レベルの差はあれど)ことを繰り返された結果、これが今自分の手の中にあるのだと、ファッション誌がすごく重く感じました。

どんな仕事でも、最高のものを創り続けるなら、厳しさと、そして、否定されることを恐れずに挑み続ける勇気が大事なのだと、改めて思いました。

自分の仕事の仕方を振り返る時に、あるいは、自分に喝を入れたいときに、見直したい映画です。

(総合評価:★★★★☆ 自分を戒めるために、DVD出たら買います)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月13日 (金)

Room to Readのイベントの写真

先日のRoom to Readチャリティ・イベントでの写真を頂きました。ずいぶん前に頂いていたのに、出張が続いたり、仕事がてんぱってたりして、なかなかゆっくりチェックするヒマがなく、今日まで持ち越してしまいました。これは、3枚頂いたうちの1枚。これが、吉川彩さんから一押し!と言われた写真です。

メイクは、ベースは自分でやりましたが、最後にかずさんに直してもらいました。なので、いつもよりもキレイ(笑)かずさん、ありがとう〜〜 

Photo最近、アイブロウがとてもキレイに描けていると評判なのですが、その理由は、このイベントで教えてもらったクラランスのアイブロウマルチパレットプロというものを使っているからです。アイブロウワックスがいいのか、もちが断然違います。

以前もここで書きましたが、仕事中は忙し過ぎてメイク直しをするヒマがあまりなく、朝6時にメイクをして、夜の11時まで一回も席に座るヒマが無かった..という日もよくあるので、こういうメイク直しを極限までカットしてくれる商品は、自腹でリピード買い。

こういう忙しい女性に優しい商品が最近いろいろと出てきているので、ホントにありがたいです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 8日 (日)

12月22日コンサート"Opera the Night!"のご案内

Panfuコンサート出演のご案内です。

12月22日(火)午後7時開演、サントリーホール ブルーローズにて、"Opera the Night!"に出演致します。

ちらしはこちらからダウンロードできます。

コンサートの詳細情報
日時: 2009年12月22日(火)午後7時開演 (開場:午後6時半)
場所:サントリーホール ブルーローズ
〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1
[南北線]六本木一丁目駅(3番出口)徒歩約5分
[銀座線・南北線]溜池山王駅(13番出口)徒歩7~10分
入場料:3500円
チケット取り扱い: JILAチケットセンター 03-3356-4140

出演
秋山ゆかり、笠井真由美、山下由実子(S)、大貫史朗(Br)、南島ナツ香、湊まゆみ(S)、塩塚隆則(T)

演目(秋山が歌うもののみ記載させていただいております)
  • シュトラウス作曲オペレッタ「こうもり」より「公爵様、あなたのような方は」
  • ヘンデル作曲 オペラ「エジプトのジュリオ・チェザーレ」より「つらい運命に涙はあふれ」
  • サリバン作曲オペレッタ「ペンザンスの海賊」より「さまよい歩く哀れなあの人」
  • グノー作曲オペラ「ロミオとジュリエット」より「わたしは夢に生きたい」
  • 皆様のお越しをお待ちしております!! 

    尚、チケットは私から購入も可能です。その場合は、プロフィールのページにあるメールアドレスに、お名前と住所をご連絡ください。郵送致します。

    追記:コンサートまでこの記事がトップになるように定期的に動かして行きます。


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    ヘンゼルとグレーテル

    PhotoNISSAY OPERA 「ヘンゼルとグレーテル 〜ブレーメン劇場版〜」を観ました。

    小学校の時に、ヘンゼルとグレーテルの劇に魔女役として出たのを思い出しながら、どんな舞台になるのか、とても楽しみにしていました。

    舞台の幕が開いたまま、お菓子のおうちが、ちょこんと舞台の真ん中にあって、雪が降っている。そんなところからのスタート。1幕の前奏曲の管楽器の音がイマイチ合っていなくって、「大丈夫!?」と思ったのですが、幕があがる頃には、音もきっちりあってきて、ヘンゼルとグレーテルが家の中に座っているシーン。大きな椅子と机、冷蔵庫を使うことで、大人でも、子供に見える演出がすごく良かったです。

    日本語の歌詞に戸惑いながらも、日本語だから字幕を追わずにゆっくり舞台を楽しめるところがいいと途中から頭が切り替わり、すっかり舞台の中に魅せられてしまいました。

    14人の天使がお茶目で可愛くって(グロテスクという人も居ましたが)、玉乗りをしている人とか、登場人物がすごく凝っていて、とても楽しめました。

    魔女役は今回はテノール。魔女っぽくおどろおどろしくなく、どちらかというと、可愛い感じすらする、お茶目な魔女で、子供向けの舞台だなぁ〜と思いました。子供向けに書かれているので、当然といえば当然なのですが。。。 もう少しおどろおどろしい魔女が良かったな〜〜

    クリスマス気分になるとても楽しい舞台でした。

    会場でオペラ歌手のOさんをお見かけし、ストーカーではないのですが、たまたま歩いて行く方向が同じだったので、駅近くまでずっと後ろを歩いて行きました。ちょっと嬉しい(笑)

     

    指揮:下野竜也 
     演出:クリスチャン・シューラー 
     管弦楽:読売日本交響楽団 
     出演:田村由貴絵, 磯地美樹, 臼木あい 他
     曲目・演目: 作曲:E.フンバーディンク 
     台本:A.ヴェッテ 
     ブレーメン劇場版テキスト:エルケ・ハイデンライヒ 
     日本語訳詞:田中信昭
     全3幕、日本語上演・字幕付


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年11月 6日 (金)

    ロスジェネはこう生きてきた

    Photo_5雨宮 処凛 さんの「ロスジェネはこう生きてきた」を読みました。

    内容(「BOOK」データベースより) 派遣切り、ワーキングプア、いじめ、自傷、自殺…。こんなに若者たちが「生きづらい」時代があっただろうか。ロスジェネ=就職氷河期世代に属する著者が、生い立ちから現在までの軌跡と社会の動きを重ね合わせ、この息苦しさの根源に迫った書き下ろし力作。ロスジェネは何を思い、何を望んでいるのか?若者だけではなく全世代、必読の書。

    ロスジェネ全体の生き方というよりは、著者自身の半生を振り返り、そのエピソードを紹介しながら、時代についての考察だと思いました。

    同じロスジェネ世代なので、同じ世代の人がどうやってこの時代を捉えているのかを知るには、非常に面白い本でした。また、「そうそう、そういうことあったよね」「ホントに辛い時代に社会人になっちゃったけど、私だけじゃないんだよね」と、共感できることがとても多く、さらに、私自身が言葉に出来きれていなかったようなことも、言葉にされていて、「そうだよなぁ〜」と目鱗なところもとても多かったです。しかし、オピニオンリーダーとしてこの本を位置づけるのであれば、もう少し統計などの数字や事実などを引用しても良かったのではないかと思いました。

    この本を読み終わった後に、ICSの石倉先生とその日の夜ご飯をご一緒したのですが、世代によってキャリアの捉え方が大きく違うという議論になり、ロスジェネ世代やその下の世代の話となり、この本をベースに、議論が弾みました。

    ロスジェネ世代が何を考えているのか? その一端を知るには、非常に参考となる本だと思います。


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年11月 4日 (水)

    夜会服

    Photo_4太宰続きだったので、久しぶりに三島を読みたくなり「夜会服」を読みました。

    内容 (角川より)
    社長令嬢・絢子は外交官夫人の自慢の息子・俊男と見合い結婚する。非の打ち所のない好青年に見えた夫だが、絢子には気がかりなことが。新婚旅行から戻った新婦を、案の定嫁姑問題が待ち受ける。

    同時代に書かれている”豊饒の海”と比べながら読むとさらに面白いと感じる作品です。同じ上流階級を描いても、こちらは、娯楽要素が強い作品ですが、三島らしい純文学の要素もかなり濃く出ている非常に面白い作品です。

    三島作品をこよなく愛する人には、こういう作品を嫌う人もいるのですが、私は、こうしてさらっと娯楽的に読める作品も、どっぷり純文学な作品も、そしてエッセイもどれも全部好きです。

    上流階級に流れる空気をとても的確に現しながら、絢子の孤独や違和感を実に見事に書き上げています。嫁姑問題としてしまうとそれまでなのですが、それ以外の部分(上流階級ならではの空気など)でとても楽しめる作品です。

    三島の固い作品はちょっと〜と思われる方に、ぜひともおすすめしたい1作です。(複雑な彼も大好きなんですが)



    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年11月 2日 (月)

    パトリシア・プティボン オペラ・アリア・コンサート

    Photo_3土曜日に続き、月曜日もパトリシア・プティボン オペラ・アリア・コンサートへ行く。今回は、プログラムが違うので、2回がんばって観に行きました。

    土曜日よりも調子が良かったのか、すごくいいコンサートでした。ハイドンのエウリッラのソロパートは、すっごく可愛くて、拍手喝采。土曜日の指揮者、レヴィ氏を客席から巻き込んでの舞台で、観客が湧きました。お客さんを惹き付ける魅力抜群の歌手です。

    船乗りの歌は、よっぱらったふりをピアニストのスーザン・マノフさんとして、すっごく面白く、こちらも抜群のコンビネーション。

    アンコールで、オリンピアを歌い、土曜日にちょっとがっかりした観客も、フランス物を聞いて、ブラボー!!

    コンサート終了後は、サイン会の列に並び、CDにサインを貰いました! そして、レヴィさんとマノフさんにもサインを貰って、超ハッピー!

    とっても勉強になるプログラムと舞台演出、表現で、とっても楽しいコンサートでした。

    [曲目] ヘンデル:歌劇「アリオダンテ」より アリオダンテのアリオーゾ “ここでは、愛を”

    モーツァルト:「フィガロの結婚」より

             バルバリーナのカヴァティーナ “落としてしまった、どうしよう”

             スザンナのアリア “恋人よ早くここへ”

             「コシ・ファン・トゥッテ」より デスピーナのアリア “女も十五になれば”

    ヘンデル:「リナルド」より アルミレーナのアリア “私を泣かせてください”

    ハイドン:「薬剤師」より ヴォルピーノのアリア “ご機嫌よう、親愛なるセンプローニオ”

    ハイドン:「オルランド・パラディーノ」より エウリッラのアリア “あなたの愛らしい面差しが”

    ヘンデル:「エジプトのジュリオ・チェーザレ」より”この胸に息のあるかぎり” 

    ヘンデル:歌劇「アルチーナ」より ルッジェーロのアリア “緑の牧場よ”

    ハイドン:ピアノ・ソナタ第16番 ☆

    ヘンデル:「アルチーナ」より モルガーナのアリア “また私を喜ばせに来て”

    ハイドン:「英語によるカンツォネッタ」より
           “さすらい人”
           “するどい目つき”
           “忠実”
           “霊の歌”
           “船乗りの歌”

    プーランク:「あたりくじ」より
           "バ・ブ・ビ・ボ・ビュ"
    "ハートの女王"

    サティ:”あなたが欲しいの”

    ガーシュウィン:3つの前奏曲より1.変ロ長調

    バーンスタイン:コミック・オペレッタ「キャンディード」より キャンディードのソロ “この程度のものか”

    プッチーニ:「つばめ」より マグダのアリア “ドレッタの美しい夢”



    | | コメント (1) | トラックバック (0)

    2009年10月31日 (土)

    パトリシア・プティボン オペラ・アリア・コンサート

    Photo_2パトリシア・プティボンのコンサートへ行ってきました。

    10月31日は、オペラ・アリア With オーケストラ 版。指揮はディビッド・レヴィ氏、オケは東京フィルハーモニーです。

    プティボンはとっても可愛くって、プティボンワールドを展開。

    ハイドンのヴォルピーノのアリア「ごきげんよう、親愛なるセンプルーニオ」は、CDよりも断然良かった!!

    キャンディードの「着飾ってきらびやかに」が一番盛り上がりました。。。。が、この曲を歌い込んでいるので、途中のミスが目についてしまい、とっても残念。英語の発音も今ひとつで、やはりプティボンはフランス物があってるな〜と思いました。

    声の調子が今ひとつだったようで、途中ひやっとするところもありましたが、マイワールドをお客様にしっかりと伝えられるプティボンの良さは、とっても学ぶところが多かったです。

    アンコール1曲だけというのは寂しい。。。コール・ポーターの「エブリタイム・ウィーセイグッドバイ」で、お客様にグッドバイでした。古典と現代ものの2極のプログラムだったので、ここはフランス物を入れて欲しかった〜〜 

    サイン会をやることになっていたのですが、後ろの予定があったので早々に会場を後にしました。月曜日にも行くので、その時にサインもらおう〜〜 

    [曲目]

    モーツァルト:「コシ・ファン・トゥッテ」序曲★

    モーツァルト:演奏会用アリア「大いなる魂と高貴なる心」K.578

    リジェル:交響曲第8番 ト短調 第1楽章 ★

    ハイドン:「月の世界」より フラミーニアのアリア“人には分別があります”

          「薬剤師」より ヴォルピーノのアリア “ご機嫌よう、親愛なるセンプローニオ”

    モーツァルト:交響曲第22番★

    モーツァルト:「ポントの王ミトリダーテ」より、アスパージアのアリア“重い苦しみに”

    バーバー:弦楽のためのアダージョ★

    バーバー:「この輝く夜に、きっと」

    バクリ:3つのラブ・ソング <美と愛><永遠の間ずっと><これが愛>

    バーンスタイン:コミック・オペレッタ「キャンディード」序曲★

    バーンスタイン:コミック・オペレッタ「キャンディード」より 第1幕 クネゴンデのソロ“着飾って、きらびやかに”

    コープランド:バレエ曲「アパラチアの春」より フィナーレ★

    アーレン:「虹の彼方に」



    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年10月27日 (火)

    チャレンジ!!

    Photoクルム伊達公子さんの「チャレンジ!!」を読みました。

    [要旨](e-honより)
    やりたいことは、いつからでも始められる!「世界のDATE」が再びコートに戻ってきた。「復帰」へと至る軌跡を、今、ありのままに綴る。

    [目次]
    第1章 「ドリームマッチ」へのチャレンジ グラフ、ナブラチロワと戦う;第2章 生い立ち;第3章 8年間のプロテニスプレーヤー生活;第4章 めぐり逢い;第5章 パートナーと生きる;第6章 愛するもののために

    「人生にままならなことはたくさんあっても、挑戦に年齢制限はない。人生は一度きり。結果が出せなくとも、挑戦することで前を向いて進んでいきていける。」

    今の私への応援歌かな?と思う程、飛び込んできた帯。思わずゲットしてしまいました。

    私も怪我で引退をするまで、10代はテニス三昧で、実は、伊達公子さんのヒッティングパートナーを勤めさせていただいたこともあります。ある日、自分のコーチから、日本人がヒッティングパートナー探しているから、やってきてと言われて行ったら、伊達公子さんでした。当時はまだ全然有名ではなかったので、「日本から練習しに来たテニス選手」くらいにしか思っていなかったのでしたが、後にテレビで観て「伊達公子さんだっ!!!」と大騒ぎ。サイン貰っておけば良かった〜

    前置きが長くなった。。。というか、話がそれてしまいました(笑)

    世界ランキング4位のときに、突然引退。そして、37歳でプロにカムバックしたクルム伊達公子さんが、不妊治療などのプライベートなエピソードも公開して、なぜ37歳でカムバックしたのか、挑戦し続けるその生き様を綴った本です。

    景気の悪化で、自分が思ってもいなかったような出来事が次々と起き、めちゃくちゃいいとは言えない環境で生きているので、思い悩むことも多いのですが、そんな今の私にエールを贈ってくれる、元気になる本でした。

    p163に「求めても得られないもの」というセクションがあるのですが、自分の努力だけではどうにもならないことも世の中にはあって、そのことで自分の心に波風立てる必要はないと分かっていても、気持ちがどうも前に向かないときって、誰にでもあるんだよなぁ、と、当たり前のことを、人の言葉で読むと改めて「私だけじゃないんだ」って思えます。

    自分の一歩を踏み出して、私も元気に生きて行こう! そう、思える本でした。


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年10月25日 (日)

    エトワール(星占い)

    PhotoPhoto_2東京オペラ・プロデュース 第84回定期公演 エマニュエル・シャブリエ作曲 「エトワール (星占い)」を観てきました。

    東京オペラ・プロデュースは、日本ではあまり上演されない作品を上演するので有名な団体で、「エトワールを日本でやるのね!」と、わくわくしながら、公演を待っていました。

    エトワールを知ったのは、駒井ゆり子さんが歌っていたり、パトリシア・プティボンが歌っていたり、フランスモノを得意とする人がよく歌うので、「へぇ〜、こんな面白いものがあるのね」と知り、そして、楽譜を取り寄せて勉強しました。

    この作品のあらすじは、「のんのつれづれなるままに」で、詳しく紹介されているので、そちらにリンク致します

    台詞は日本語で、歌は原語のフランス語で、しかも字幕がついているので、とても分かり易い舞台でした。台詞の日本語は、「民主党が...」「新型インフルエンザが...」と、時事ネタをうまく入れてこんでいて、とても面白く作っていました。東京オペラ・プロデュースはホントに面白い作品に手をつけているなぁ〜という感じが、ビシバシ伝わってくる舞台です。

    ラズリの佐藤篤子さんは、以前、シャネルのコンサートに伺ったことがあるのですが、今回はズボン役ということで、ずいぶんとイメージが違いました。

    ちょっと残念なのは、客席ががらがらだったこと。両日ともに、がら空だったそうです。ホントにもったいない...

    こういう面白い作品をがんばって上演している団体があるので、これからも応援したいと思います。


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年10月20日 (火)

    私の中のあなた(My Sister's keeper)

    Photoキャメロンが初の汚れ役と話題になっている「私の中のあなた(My Sister's keeper)」を観ました。

    内容(goo映画より)
    11歳の少女アナは、白血病の姉に臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作によってこの世に生まれた。母サラは愛する家族のためなら当然と信じ、アナはこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきた。そんなある日、「もうケイトのために手術を受けるのは嫌。私の体は、自分で守りたい」と、アナは突然、両親を相手に訴訟を起こす。しかし、その決断にはある隠された理由があった…。

    雑誌のレビューなどでは、初の汚れ役!とキャメロン・ディアスが注目されたり、アナ役のアビゲイル・ブレスリンについての紹介が多いけれど、ケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァの丸坊主での体当たりな演技に圧巻されました。そして、派手な役でもなく、台詞も多くはないけれど、交通事故で娘を失った判事役のジョーン・キューザックの存在感がとても大きく、素晴らしい俳優達が、この映画を支えていると思いました。

    死の迎え方。"Let it go"とはよくアメリカに住んでいた時に言われた言葉ですが、どのタイミングで"Let it go"するのかは、本当に難しく、母親役を演じたキャメロン・ディアスはとてもよく演じていたと思います。

    しかし、冷静に考えると、長女を救いたいから、遺伝子操作で次女を作り、次女の体に何度もメスを入れ、姉を助けるために...と言い聞かせ、何度も何度も辛いことをさせる。次女だって娘だろうに、可愛くないのか? 長男放置でいいのか? 確実に家庭崩壊に繋がって行くって、誰でも分かることだと思うのですが。なぜ、ケイト本人が「これ以上無理に生き続ける必要はない」と思い、妹が訴訟を起こすまで行ってしまうのだろうか? 父親が、あるいは、親戚の誰かが、あるいは、医師や看護婦が、なぜ母親を説得しなかったのか?

    ...と、リアルライフで考えると、「ホントにそんなこと起こるのか?」と思ってしまう内容ではあります。

    が、しかし、そういう細かいところは、無視できてしまう程、ケイト役のソフィアは本当によく演じていて、そして、何よりも、「倫理的にどこまで人間は科学の力を使い、生きながらえるべきなのか? 死をどうやって迎えるべきか?」について、考えさせられる映画でした。

    悲しい映画なのだけれど、思い出として様々なエピソードが紡ぎだされて行く中で、ケイトがタイラーと出逢い、恋をしたところは、本当に本当に良かったです。ことの顛末は悲しいものだったけれど、病気で普通の子のように生きて行くのは難しいかもしれないけれど、素敵なこともあるのだと、そう思いました。

    いろいろと思うことはたくさんある映画で、そういう意味では、社会派映画としての役割はきっちり果たせている、すごくいい映画です。

    さらに、欲を言うなれば、できれば原題の意味をもう少し汲んだ日本語タイトルにして欲しかったなぁ...と思います。原題の"My Sister's keeper"は、聖書のケインとアベルの物語から引用されているもので、弟アベルを嫉妬したケインが弟を殺してしまったときに、主から弟はどこに居るのかを問われ"Am I my bother's keeper?"と応えたところから来ています。原作「わたしのなかのあなた」では、アナが交通事故で死亡し、アナの臓器がケイトに移植され、ケイトは生き続けます。また、アベルとアナ、ケインとケイト、と、名前も工夫されているわけなので、そのあたりの意味が分かるようにすると、きっともっと深い意味が込められている作品なんだなぁ...と、思ってもらえるだろうなぁ...と思いました。

    まだまだしばらくこの映画を反芻しながら、あれこれ考えることでしょう。


    | | コメント (1) | トラックバック (0)

    2009年10月17日 (土)

    OMOTESANDO CLASSIC Vol. 2 幻惑のフランス音楽

    Omotesanndo知人の田中聡美ちゃんがプロデュースし、ピアノの伴奏も弾くと聞き、表参道までお出かけしました。
    #のだめの手の聡美ちゃんというと、あぁ〜あの人!と言われる聡美ちゃんです!

    出演:寺本純子(フルート) 高木梢(ピアノ) 新實紗季(クラリネット) 田中聡美(ピアノ) 小田裕之(ピアノ)

    演目:
    1幕
    プーランク「愛の小径」
    ゴーベール「ノクターンとアレグロ・スケルツァンド」
    フォーレ「子守歌」
    グランク「フルート・ソナタ」
    ラヴェル「悲しき鳥」
    ショパン「ノクターン第10番 変イ長調 作品32−2」

    2幕
    クープラン「目覚まし時計 尼さんたち 修道女モニク」
    フランセ「クラリネットとピアノのための主題と変奏」
    プーランク「クラリネット・ソナタ」

    実は、ダブルブッキング(...というか、ホントはトリプルブッキングでした。ある方を5時間以上もお待たせしており、かなり心苦しかったです)だったのですが、どうしても聡美ちゃんプロデュースのコンサートを見たくて、こちらのコンサートの一部だけ、そして次のお約束へ向かいました。

    コンサート1幕だけというのは大変失礼なのですが(私のコンサートでもそういうお客様がいらっしゃって、聞いていただけなくって残念だなぁと思いますので)、まったく行かないよりかはいいかな?と、数名の方にご相談の後、行くことにしました。

    さて、パソナ所有のCLUB PASONA OMOTESANDO 3Fの会場はすごく素敵で、そして、レイアウトがアットホームな感じになっていて、「すごい〜! こういう風にお部屋を使うのもすごくいいのね!」と、まず、レイアウトに感動。観客と近い距離というのは、演奏する方にはかなりプレッシャーなので、あえてここにチャレンジをして、観客目線を意識している点にブラボー! 

    フランクのフルート・ソナタがすごく良かったです。ヴァイオリン・ソナタだとずーっと思っていたのですが、フルートで演奏されることも多いとか。管楽器まではなかなか手が出せていなかったので、未知の分野ではありますが、フルートもいいなぁ〜〜。4楽章のカノン形式で、ピアノとフルートの追いかけっこがすごくいい雰囲気で演奏されていて、とても楽しめました。

    欲を言えば、トークをもう少しがんばって欲しかったです。

    そして、大好きなラヴェルの悲しい鳥もすごく良かったです。鏡の中では道化師の朝の歌と悲しい鳥が好きで、10代の頃、朝の目覚めは、ショパンの革命に飽きた後は、もっぱらこの2曲だったことを思い出し、ついつい感傷に浸ってしまいました。

    素敵なコンサートでした。演奏者の皆様、そして、スタッフの皆様、お疲れさまでした。素敵な夜をありがとうございます。


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年10月16日 (金)

    イタリアのヘンデルとその周辺

    Photo_2会議が長引いて、時間通りに終わらず、7時開演の5分程前に九段下の駅に降り立ち、猛スピードで坂を駆け上り、ギリギリで会場に飛び込みました。最近、体力作りのために、ランニングしてて良かった〜〜〜 そして、今日はMBTの靴で良かった〜〜

    ヘンデル没後250周年記念〜イタリアのヘンデルとその周辺〜というコンサートに行きました。このコンサートは、日本におけるイタリアバロック音楽の普及を目指すグループ、イ・カリッシミと、イタリア・バロックの歌姫、ロベルタ・インヴェルニッツィの初来日のコンサートです。 

    ロベルタ・インヴェルニッツィといえば、イタリア留学中に、ヘンデルなどバロック系の音楽をたくさん歌っていた時期があるのですが、そのときに、先生が発声がいいと絶賛していた人で、当時のレッスンメモにも名前が残ってます。日本で聞けるなんて、本当にラッキー!!

    ドタバタで駆け込んだので、残念ながらスタート時点では全然ヘンデルらしい気分ではなかったのですが、コンチェルト・グロッソがスタートしたら、一気にバロック時代に気分は吹っ飛び、2曲目のフェランディーニのIl Pianto di Maria (マリアの嘆き)が始まった頃には、音楽に熱中していて、美しい声に、涙が溢れてきました。激情型レチタティーボは、温和なマリアの激しい一面が描かれていて、逆にそれが、彼女の深い嘆きを見事に表現していると思います。

    インターミッションでは、なぜか日曜日に歌ったヘンデルの「Piangero la Sorte Mia(つらい運命に涙はあふれ)のRecitativoが頭をぐるぐる。もっと感情こめて歌いたいと思っていたからか!?

    2幕目は、ヘンデルのIl Delirio moroso(愛の狂乱)。こちらも狂乱とあるほど、カデンツァが凄い。ロベルタ・インヴェルニッツィさんの息の長さに、心の中で拍手喝采。私もあれだけ息をうまくコントロールできるようになりたいっ!!

    アンコールは、以下の2曲。
    1. ヘンデルの"Lotario"よりAdelaideのアリア"Scherza in mar"
    2. ヘンデルの" Il Trionfo del Tempo e del Disinganno "Lacia la spina"

    Lacia la spinaはコンサート締めくくりには最高の曲だと思います。

    音楽性、発声、発音、ブレス、本当に勉強になるコンサートでした。そして何よりも心の洗われる音楽でした。


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年10月15日 (木)

    斜陽

    Photo太宰治続きで「斜陽」を読みました。

    内容(「BOOK」データベースより)
    敗戦後、元華族の母と離婚した“私”は財産を失い、伊豆の別荘へ行った。最後の貴婦人である母と、復員してきた麻薬中毒の弟・直治、無頼の作家上原、そして新しい恋に生きようとする29歳の私は、没落の途を、滅びるものなら、華麗に滅びたいと進んでいく。戦後の太宰治の代表作品。

    この作品も15歳の夏に読んだ時には、「いったいこのお姫様はどうやって生きて行くわけ? ただのバカ!?」と思い、そう当時の日記に書き綴ってあったのですが(笑)、今回読んだときには違う感想を持ちました。もしや少しは大人になったという証拠でしょうか!?

    今回読んだ時には、太宰ならではの「滅びの美学」なんだろうなぁ...これだけ誰かに想いを寄せることができるってすごいなぁ...と、心にしみてくることがありました。個人的には、愛しの三島由紀夫の方が滅びの美学路線としては好きなのですが、「いまの世の中で、一ばん美しいのは犠牲者です。」のくだりに、ぐっと来てしまいました。

    女性の口調で書かれているこの作品、女性の観察力が鋭かった太宰ならではの作品だと思いました。

    最近、太宰も悪くないなぁ...と思っています。でもやっぱり、三島はもっと好き(笑)


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年10月11日 (日)

    リサイタル@松本記念音楽迎賓館

    Photo昨年、パイオニアの研究所の基調講演でイノベーションについてお話させていただいたのですが、そのご縁で、パイオニアの創設者松本望氏の住居を改装した松本記念音楽迎賓館でリサイタルを行いました。地元二子玉川からほど近い岡本にあるというのも、何かのご縁を強く感じます。二子玉川の駅から、タクシーで松本記念音楽迎賓館まで行ったのですが、途中、卒業した小学校の横を通り、友人の家の前を通り...と、懐かしい場所ばかりで、いつもはものすごく緊張する本番前も、なごやかに迎えることができました。地元パワーすごし。

    Photo_2中に入ると、すばらしいシャンデリア。

    サロンには、チェンバロ(クラヴサン プレイエル・ランドフスカ・モデル)も展示してありました。こちらは雑誌やテレビなどの撮影でもよく使われる場所だそうです。春は桜が素晴らしいそうです。今回、このような素敵な場所で、リサイタルをさせていただくことが出来、とても嬉しく思います。

    Photo_3そして、リサイタルで使うAホールは、ステンドグラスが美しい、小さいながらもパイプオルガンのある暖かみのある木のお部屋。ベーゼンドルファーが置かれていました。

    さすが音響メーカーが作ったホール。素晴らしい音響で、いつも以上に声がキレイに出ました。

    今回歌ったのは以下の3曲。

    1. スカルラッティ:歌劇「ポンペーオ」より セストのアリア〜私を傷つけるのをやめるか〜
    2. ヘンデル:歌劇「エジプトのジュリオ・チェザーレ」より クレオパトラのアリア〜つらい運命に涙はあふれ〜
    3. サリバン:歌劇「ペンザンスの海賊」より メイベルのアリア〜さまよい歩く哀れなあの人〜

    2曲目のクレオパトラのアリアが、観客の皆様から評判がよく、ここ最近、中音を中心に声を作り直していたので、この曲を誉めていただけて非常に嬉しいです。先生のご指導の賜物です。12月にはもっとよく歌えるようになっていたいと思います。

    リハーサル前にドレスに着替えたのですが、なんとファスナーが壊れ、ドレストラブルで、大パニック。先生を巻き込んで大騒ぎとなりました。近所に住む幼なじみのYに針と糸を持って来てもらい、なんとかきられる状態になったのですが、次回からは、ドレスを最低でも2枚持って行くこと、針と糸、安全ピンなどは用意していくことなど、いろいろと勉強になりました。12月のコンサートでなくて本当に良かったです。

    Yちゃん、お騒がせして申し訳ありません。針と糸、どうもありがとうございました。あなたが来なかったら歌えませんでした!(ジーンズで歌ったと思います...)


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年10月10日 (土)

    ヴィヨンの妻

    Photo_4映画化で話題になっている太宰治の「ヴィヨンの妻」。映画を観に行く前に原作を読みました。

    内容(「BOOK」データベースより)
    新生への希望と、戦争を経験しても毫も変らぬ現実への絶望感との間を揺れ動きながら、命がけで新しい倫理を求めようとした晩年の文学的総決算ともいえる代表的短編集。家庭のエゴイズムを憎悪しつつ、新しい家庭への夢を文学へと完璧に昇華させた表題作、ほか『親友交歓』『トカトントン』『父』『母』『おさん』『家庭の幸福』絶筆『桜桃』、いずれも死の予感に彩られた作品である。

    15歳の夏、自宅にあった太宰治作品をすべて読んだことを思い出しました。あの頃は、この標題となっているヴィヨンの妻をはじめ、太宰作品に出てくる女性像が理解できず、もっと分かり易い「風と共に去りぬ」にハマりました。

    年を重ねて、改めてヴィヨンの妻を読み直し、夫婦にしか分からない、その機敏な心の動きを見事に捉えている作品だと思いました。

    「男には、不幸だけがあるんです」 虚無感漂うこの台詞、夫は何を思いながら、そして、何を伝えたくて言ったのだろうか?

    別れた人の顔が思い出されました。

    妻の生きて行く強さが、才能はあるけれど弱さ故にお酒に溺れてしまう夫と対比され、よけいに強く感じてしまうのだと思います。自分のことを振りかえると、やはり私も強い女なんだろうなぁ...諦めるということを知らないし。

    若い頃には分からなかった太宰作品の良さがなんとなく分かり始めてきたので、他の作品も読んでみようと思います。

    (総合評価:★★★★☆ 名作には理由がある)


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年10月 6日 (火)

    オテロ

    Photo_2新国立劇場のシーズン開幕はヴェルディの「オテロ」。シェイクスピアの有名な小説を題材にしたヴェルディの最高傑作と呼ばれる作品です。フィリッツァが指揮をするということで、ちょっとわくわくしていたのですが、なんと体調不良で3幕から降板。どろどろした嫉妬に狂う男が音楽で表現でききれていないのは、非常に残念。

    マルトーネの演出が「炎と水」をテーマに、舞台にヴェネチアを再現してしまったのは見応えあり。まさか本物の水を使っているとは最初は思わず。が、明らかに水。水の中をばしゃばしゃと歩き回るのは、歌手は大変だったんじゃないかなぁ。浅瀬になっているところは、非常にうまく活用されていましたが、深くなっているところは、子供が花を投げ込んだり、ハンカチが捨てられてイアーゴがそれを拾ったり、その程度。どうせなら、ヴェネチアらしく、船を出してしまったら、もっと雰囲気が出たのでは!?と、観客は制限を無視して、言いたい放題(笑)。舞台にヴェネチアを再現するのはいいのですが、歌手が1人きり、あるいは2人と、少人数の場合、不必要に舞台が広く見えてなんだか寂しく感じてしまうのが、残念。また、コーラスが全員出てきてしまうと、水の場所だけ狭くなっているので、舞台がすごく狭く、しかも平面に見えてしまうのがほんとに残念。でも、真ん中部分が動くようになっていたり、細部まで細かく作っているので、こういうところはすごく良かったです。映画出身の方なので、今後もいろいろな作品で挑戦してください!

    嫉妬に狂い自分が作り出した毒で破滅するオテロをもっと演じて欲しかった... イヴェーリは、高音も低音も非常にキレイに出ていて、逆にそのキレイさがマイナスになっていたように思います。「死ぬ」「殺される」恐怖があまり表現できていなくて非常に残念。しかし、声がすごく可憐でキレイで、純真な乙女を非常によく演じていたと思います。柳の歌は、もう少し悲壮感は欲しかったけれど、非常に良かったです。

    新国立のレベルがずいぶんあがっていて、今年のシーズンはとても楽しみです。

    ◇あらすじ◇ 15世紀末、ヴェネツィアの将軍オテロがトルコ艦隊に勝利し、嵐の中キプロス島に帰還する。カッシオが副官に昇進し、それを妬む旗手のイアーゴは、オテロを破滅させるべく謀略を企む。まずはカッシオを失脚させ、オテロへの取りなしを妻デズデーモナに頼むようカッシオに入れ知恵する。さらにデズデーモナの落としたハンカチを手に入れ、カッシオに持たせる。妻とカッシオの不貞を信じ込んだオテロは嫉妬に狂い、デズデーモナを絞め殺すが、真実を知り自害する。

    【指揮】リッカルド・フリッツァ 【演出】マリオ・マルトーネ
    【美術】マルゲリータ・パッリ 【衣裳】ウルスラ・パーツァック 【照明】川口雅弘
    【舞台監督】大澤裕 【企画】若杉弘 【主催】新国立劇場

    §キャスト§
    オテロ…ステファン・グールド
    デズデーモナ…タマール・イヴェーリ
    イアーゴ…ルチオ・ガッロ
    ロドヴィーコ…妻屋秀和
    カッシオ…ブラゴイ・ナコスキ
    エミーリア…森山京子
    ロデリーゴ…内山信吾
    モンターノ…久保田真澄

    合唱…新国立劇場合唱団
    管弦楽…東京フィルハーモニー交響楽団


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年10月 4日 (日)

    ルーム・トゥ・リード チャリティ・イベント

    ルーム・トゥ・リード」は、アジア・アフリカの途上国の学校や図書館などの教育に必要な施設を建設したり、現地語や英語の図書を寄贈したり、少女が学校に通えるようにするための奨学金を提供するなど、さまざまな方法で教育の機会を提供している団体です。「マイクロソフトでは出会えなかった天職」という本で有名なJohn Wood氏が設立した団体と言った方がご存知の方が多いでしょうか?

    今日はこちらの団体でチャリティビューティーイベントがあり、以前お仕事でお世話になったクラランスの今西さんからのお誘いで、参加しました。

    ビューティイベントは、吉川彩さんのトークショーからスタート。ご本人もモデルとして活躍する傍ら、モデル事務所の社長のお顔も持つ方。モデルさんへの厳しいコメントで有名だそうで、痩せ過ぎているモデルさんには、もっと太った方がいいと、はっきりおっしゃるそう。後ほどのフォトセッションでは、ポージングの仕方をはじめ、厳しいコメントをしてくださるそうで、ちょっとドキドキ。でもわくわく。

    次は、合田和人さんによる、メイクアップセミナー。かずさんとは、以前、クラランスのトークショーのお仕事をさせていただいた時に、メイクをしていただきました。かずさんにお会いするのも久しぶりです。かずさんマジック炸裂のセッションでした。私は1年半前に教えていただいたコンシーラーの色が、もう一段明るい方がいいとアドバイスを頂きました。先日今西さんから頂いた3週間集中美白プログラムの効果でしょうか!? 

    そして、最後は、フォトセッション。1年半前に転職してから、雑誌のお仕事をしなくなったので、最近写真を撮られる機会が減り、久しぶりにプロの方に撮影してもらうので、ドキドキ。普段しない顔を撮ろうということになり、「真剣な顔でこっち見て〜」と言われて、カメラをじっと見たら、「怖い」と言われてしまいました(笑) 顔を作るのは難しい... 後ほど、今回のセッションで撮っていただいた写真をいただけるそうです。彩さんからは、口元の作り方についていろいろとアドバイスを頂きました。「なるほど〜」と目鱗なアドバイスをいろいろと頂き、普段の仕事にも役立ちそうです。

    チャリティ・イベントで、ここまで大掛かりなものがアレンジできるのは、本当に素晴らしいと思いました。職業柄、どのくらいのコストがかかるのか、即座に計算してしまうのですが、全部ボランティアや寄付でなりたっているセッションで、ここでの売上はすべて女子奨学金プログラム(今回は10年分の奨学金に相当するそうです)に行くそうです。

    今後もこのプログラムは続けて行くそうですので、機会があれば、こちらでもご紹介していきますので、ご興味のある方は是非ご参加ください!

    事務局の皆様、そして、ボランティアの皆様、お疲れさまでした!とても素晴らしいチャリティイベントでした。


    | | コメント (3) | トラックバック (0)

    2009年9月29日 (火)

    CoFesta グランドセレモニー

    PhotoCoFestaのグランドセレモニーに参加しました。CoFestaとは、日本のコンテンツビジネスの発展をサポートする経済産業省主催のイベントです。

    女優の杏さんが司会。背中が開いた杏色のドレスで、さっそうとウォークを歩く姿がとても素敵。直嶋正行経産相もご挨拶。なりたてほやほやというところを強調されていて、一部で苦笑を買っていました。

    今年は3D映画がピックアップされていて、3Dメガネを入場の際に配布。ヤマトをはじめ、いくつかの映画やコンテンツが3Dで紹介されていました。普段はメガネなので、メガネで行ってしまい、メガネonメガネで、ちょっと酔ってしまいました。ヤマトをもし観に行くなら、コンタクトが必須ですね。役所広司さんのご挨拶も3Dだったのですが、ヤマトの3Dは圧巻。「おぉ〜、これを見せるために、3Dメガネを配布したのね!」と、一緒に行った同僚と共に感嘆の声をあげてしまいました。

    今年は、全部で29を超えるイベントがこのCoFestaに参加しているそうです。今年からはファッション系も加わったそうで、ますます、面白くなりそうです。東京ゲームショーを皮切りに、これからしばらく、忙しくなりそうです。


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2009年9月25日 (金)

    ラ・バヤデール

    Photo東京バレエ団創立45周年記念公演VII「ラ・バヤデール」を観てきました。

    ユカリューシャこと斎藤友佳理さんを観に行くか、上野水香ちゃんを観に行くか悩んだのですが、斎藤友佳理さんの会に仕事が入ってしまったので、自動的に上野水香ちゃんの会に決定。

    1幕では、女の争いの場面では、あきらかに、水香ちゃん演じるニキアの方が、強い。ラジャ役の奈良さんは、もう少し成長するといいダンサーになるのだと思いますが、まだまだ水香ちゃんとこういう場面でばっちり並べられてしまうと、見劣りしてしまうのが、残念。

    元気のいいニキアがそのまま命果てるところまで続くので、ちょっと勝ち気で元気いっぱいのニキアもいいなぁ〜と、水香ちゃんびいきの私は、思ってしまう。ソロルがイマイチ覇気がない感じ。ニキアが元気が良い分、ソロルがんばれ〜〜と、密かに応援。

    2幕の群舞が、坂を降りながら踊るところは、動きがとても揃っていて、観ていて、キレイ。幻影の場という感じがすごく出ていました。水香ちゃんは、とっても元気のよいニキアで、1幕もきっちり魅せてくれて、2幕では、幻影の中で、ニキアとソロルの踊りがすごく良かったです。高岸さんも1幕はかなり優柔不断な男っぽく踊っていましたが、ここでは、ニキア役の水香ちゃんとぴったりあってて、1幕よりも断然いい!

    3幕で、いきなりブロンズ像役きんきらきんの金色の衣裳に身を包んだ松下裕次さんが、すごい勢いでジャンプに回転! 「おぉ〜〜、みせるじゃんっ!!」と、拍手喝采。私は、なぜか、ここが一番盛り上がりました(笑)

    ラ・バヤデールを見るたびに、毎回思うのですが、私だったら、裏切った恋人を許して、死んだ後の世界で一緒になろうなんて思わないので、ニキアの行動がイマイチ理解できないので、最後の場面は、大仏が崩れたところで終わって欲しいのだけれど、ハッピーエンドにならないから、これはこれでいいのかもしれません。

    衣裳は、個人的には、ロイヤルやバイエルンの衣裳の方が好き。色の好みなのかもしれませんが、もう少し色をシックにした方が、幻影っぽくなるので、よかったかも...
    初演なので、このレベルまで仕上がっているのは、非常にいい舞台なので、再演を通して、もっといい舞台になるのに期待しましょう!

    カーテンコールに、マカロワ女史登場で、場内湧きました。

    配役
    ニキヤ(神殿の舞姫):上野水香 ソロル(戦士):高岸直樹 ガムザッティ(ラジャの娘):奈良春夏 ハイ・ブラーミン(大僧正):後藤晴雄 ラジャ(国王):木村和夫 マグダヴェーヤ(苦行僧の長):横内国弘 アヤ(ガムザッティの召使):松浦真理絵 ソロルの友人:柄本弾 ブロンズ像:松下裕次

    侍女たちの踊り(ジャンベの踊り):矢島まい、川島麻実子
    パ・ダクシオン:
    高村順子、佐伯知香、岸本夏未、阪井麻美
    西村真由美、乾友子、高木綾、渡辺理恵
    柄本武尊、柄本弾

    影の王国(ヴァリエーション1):田中結子
    影の王国(ヴァリエーション2):佐伯知香
    影の王国(ヴァリエーション3):高木綾

    振付・演出:ナタリア・マカロワ(マリウス・プティパ版による)
    振付指導:オルガ・エヴレイノフ
    装置:ピエール・ルイジ・サマリターニ
    衣裳:ヨランダ・ソナベント

    指揮: ベンジャミン・ポープ
    演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    «男と女の不都合な真実