2012年5月21日 (月)

(Event) 金環日食

P52108701P52108731今回のように広範囲で起きるのは932年ぶりの金環日食。雲が多かったので、切れ間に期待と言われた天気予報でしたが、金環日食が始まった瞬間からは一時晴れ、その後、雲がかかったりもしましたが、キレイな金環日食をみることができました。

特殊フィルターがないと撮影は無理と言われていましたが、人間用の金環日食用のニュートンについていたフィルターを使って撮影。雲が多くなったらそのまま撮影できました。

土曜日に見に行った「義経」に続き、約830年前の源平の水島合戦では、日食を知っていた平家が勝利したと習ったことを思い出しながら、その頃から日食を予測する知識があったんだなぁと、空に現れたリングをみながら、なんだか歴史を感じてしまいました。

次の日本での金環日食は、2030年6月1日。北海道で見られるそう。2035年9月2日は関東でも皆既日食が見られるそうなので、それまで元気にがんばろう!

2012年5月19日 (土)

(Theater) 朗読活劇 義経

Photo池上本門寺の特設野外会場で上演された別所哲也さんの「朗読活劇 義経」(原作は司馬遼太郎)をみてきました。

4月14日にSankei Expressに掲載された別所哲也さんのインタビューを読んでいたので、舞台をとても楽しみにしていました。

「世の中の善悪や人間の正義、不正義に葛藤し、不条理を抱えながらも克服するため立ち向かっていく人物。時代性と普遍性の両方を持っていて、日本人の心の奥底にあるDNAを共有できるのではないでしょうか」と期待する。特に、「強くなければ優しくない、優しくなければ強い資格がない、という義経に凝縮された人間性」には強い共感を覚える。

Photo_2Photo_3 オープニングは山主の日慈様のお言葉から。オウム真理教の事件の時を境に、池上本門寺も大きく変わったというお話しが印象的。「お寺は風景にすぎなかった」という若者の言葉から、開かれたお寺を作る活動を始められたそう。今回の義経も、境内をこんな風に使っていいの?と思うほどの舞台でしたが、巫女舞を始め、お釈迦様への畏敬の念が伝わる素晴らしい舞台で、こうした新しい形で、お寺のあり方を作り出していく山主様は素晴らしいと思いました。

舞台は、夕方から夜にかけて、野外であったため、かなり寒く、コートを持っていったのが正解。

寒かったけれども、別所哲也さんの演技は素晴らしく、義経の悲哀に満ちた人生をテンポよく描いてくださり、吸い込まれるようにみてしまいました。舞台を降り、客席を駆け回るなど、朗読を超えた活劇になっておりました。彼にとっては初めての試みだったそうですが、(途中滑舌甘く、噛んでいたところもありますが(笑))、素晴らしい舞台だったと思います。

また、瑞穂舞の浅野瑞穂さんの舞が素晴らしく、義経の母常盤御前役から始まり、北条政子、静御前などをおひとりで舞で演じ分け、神々しいまでの舞でした。

とてもいい舞台で、また機会があれば、このような舞台を見てみたいと思います。

ところで... 義経を知らない若い人が多かったのに驚きました。周囲に座っていた方々が、源平の戦いすら知らず、そして、義経が誰だかも知らず、学校では何をおしえてるんだ!?と、本当に驚きました。別所哲也さんという著名な方が演じられるのでいらっしゃっていたようですが、こういう舞台を見て、歴史に興味を持ってもらえるようになるといいなぁと、思いました。こう思うこと自体、私がおばさん化している証拠!?

2012年5月18日 (金)

(Movie) ソーシャル・ネットワーク

Photo_4本日上場したフェイスブックの創設から巨大サイトへと急成長を遂げた時期までを描いた「ソーシャル・ネットワーク」を見ました。

実は、映画がリリースされてすぐに見ていたのですが、当時、SNSの功罪という出来事があり、レビューを書かずにおりました。中学・高校時代に仲良くしていた友人が、フェイスブックを通じて、どうしても会いたいと当時仲良くしていた5人に連絡があったのに、その連絡を「ご機嫌伺いのメールかな?」程度にしか考えておらず、誰も実際に会う行為を しませんでした。その数か月後、彼女が癌で亡くなったことを知りました。彼女のフェイスブックページはまだあります。ご家族がメモリアルにと残しています。連絡があった前後も毎日のように投稿があり、元気にしているものと思い込んでいたのですが、病気だったことすら知らなかったのです。SNSで見るだれかの姿は「その人の切り取られた一面だけで、全部ではない。真実など、会わなければわからない」と痛感した出来事でした。以来、私のSNSの使い方がすごく変わったと思います。ゆえに、当時この映画を見てもレビューが書けなかったのですが、上場という節目を迎え、改めて、見てみようかなと思い立ち、映画をチェック。

ストーリー(映画.comより)
世界最大のソーシャル ネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を、鬼才デビッド・フィンチャーが映画化。2003年、ハーバード大学に 通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに学内の友人を増やすためのネットワーキング・サービスを開発する。そのサービスは瞬く間に他校でも評判 となり、ファイル共有サイト「ナップスター」創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと急成長を遂げる が……。主演は「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ。共演にジャスティン・ティンバーレイク、新スパイダーマンに抜擢されたアンドリュー・ガー フィルドら。

元カノに対する交錯した想いや、お友達を増やしたくて始めたことなのに、成功して華やかになっていくほど、大切な友人を無くしていく、自分次第ではあるのですが、その自分を見失いがちになるのだと、警告を出しているのかもしれません。

2011年1月の公開にあたり、どなたかが、「事実とはモチーフにすぎず、監督の解釈」と語っていたと思うのですが、どこまで真実なのかわからないように作られている作品ではあるようですが、短期間でここまで注目されるようになったサービスが、上場を経て、どうなっていくのか、これからも見守っていきたいと思います。

2012年5月10日 (木)

【Movie】道~白磁の人~

Michi東京独女スタイル様のご招待で「道~白磁の人~」を観てきました。

ストーリー(eiga.comより)
日本統治時代の朝鮮半島で植林事業に勤しみ、民族間で争いあうなかでも信念を貫いて生きた実在の青年・浅川巧の半生を描いたドラマ。監督は「光の道」「火火」の高橋伴明。主演は浅川役に吉沢悠、浅川と親交を深めた李青林に韓国人俳優のペ・スビン。

2年ほど前に山梨出張の際に読んだ原作「白磁の人」が映画化されたので、とても楽しみにしていました。原作では朝鮮の山の4割を復元した等、どのくらい浅川巧が貢献したのかが描かれていたのですが、映画では、どちらかというと、民族間の対立の中での友情をメインに描かれていたので、ちょっと残念。

原作を読んだ当時のブログにも以下のように書いていました。

当時の朝鮮は、日本が持ち込んだ地籍法によって、多くの土地が没収されて、日本からの移民へ次々と払い下げられ、土地に愛着がない新しいオーナーたちは、木を伐採したあと、売り払ってしまったため、禿山となってしまっただけでなく、保水力を失って洪水を起こしてしまう、人間が災いを起こしている状態でした。この状態を危惧し、「朝鮮松の露天埋蔵発芽促進法」を制定し、朝鮮の山の4割を復元したというのだから、月並みな言葉だけれど、すごいとしか表現しようがない。心の底から湧き上がる信念と執念に基づく行動が、大きく世界を変えるのだと改めて思い知らされました。

民族間の対立の中で育まれる友情に対する「心の底から湧き上がる信念と執念に基づく行動」は非常によく描かれていたことと、家族の湧き上がる暖かさが非常にうまく映画化されていたこと、なぜこのタイミングでこの映画がリリースされるのか憶測してしまうほどのタイミングだなぁというのが、見終わった直後の感想です。

(総合評価:★★★☆☆ 民族対立は100年経ってもなくならないのだと、とても悲しくなりました)

2012年5月 6日 (日)

【映画】テルマエ・ロマエ

Photo映画「テルマエ・ロマエ」をみてきました。

ストーリー(goo映画より)
「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名コミックを阿部寛主演で実写映画化。古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウスが現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化を学んでいく姿を描くコメディドラマ。生真面目な性格で古き良きローマの風呂文化を重んじる浴場設計師のルシウスは、ふとしたきっかけで現代日本にタイムスリップ。そこで出会った漫画家志望の女性・山崎真実ら「平たい顔族(=日本人)」の洗練された風呂文化に衝撃を受ける。古代ローマに戻りそのアイデアを用いた斬新な浴場作りで話題となったルシウスは、時の皇帝ハドリアヌスからも絶大な信頼を寄せられるようになるのだが……。映画オリジナルのヒロイン・真実を上戸彩が演じる。監督は「のだめカンタービレ」の武内英樹。

漫画には出てこないヒロイン上戸彩ちゃんの役もありましたが、漫画にかなり忠実で(ラーメンとか餃子はなかったけど!)いやー面白かったです。

阿部さんはじめ、ローマ人役の日本人役が違和感なかったのが、ある意味恐ろしいです。縄文系日本人はここまで彫が深いの!?と、そういう意味での衝撃がありました。

ラテン語の発音が若干気になったのは致し方ないとして、これだけ漫画を楽しく映画化できるって、すごい!!!

ローマと日本の「温泉」文化は本当に似ているのであろうか?原作を読んだときにも感じた違和感がここでも湧き上がりました。少なくとも今のイタリアでは、そこまで温泉は重宝されておらず。

(総合評価:★★★★★ めちゃくちゃ面白い!!)

2012年5月 3日 (木)

(Movie) 愛の勝利を ムッソリーニを愛した女

Photo_5「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」を見ました。ムッソリーニの最初の妻、イーダとの恋愛と、イーダとその子供、アルビーノ・ムッソリーニの人生を描いた作品で、ムッソリーニが政権獲得後に隠ぺいしたため、なかなか表に出てこなかった人々。

あらすじ(goo映画より)
イタリアに独裁政権を築き、ヒトラーと並び称され歴史に名を残したベニート・ムッソリーニ。ファシズムという言葉を生んだイタリアの独裁者として、本国では“統師(ドゥーチェ)”という愛称で今なお愛され続ける彼の陰には、イーダという、全人生を彼にささげた一人の女性の存在があった。若きムッソリーニと恋に落ちたイーダは、全財産を投げ打ってまで彼の理想を実現させるために身も心もすべてを彼に捧げる。やがてイーダは彼の息子を産むが、ムッソリーニはすでに家庭を持っていたことを知る。自分が彼の妻であり、息子がムッソリーニの長男であることをイーダは認めさせようとするが、ムッソリーニの支持率が急上昇する中、彼女は危険人物として排除されていく……。最愛の人から裏切られながらも人生を賭けて、信念を貫きとおすイーダの波乱に満ちた人生……歴史の闇に葬られた、愛の物語がいま明らかになる!!

作品の冒頭の政治集会で「「神に5分間あたえる、5分後わたしが生きていれば、神は存在しない」を言ってぼこぼこにされたムッソリーニを愛してしまったイーダの話は、多分映画化にあたり、美化したか、フィクションだった可能性があるなぁと思いながら見てしまいました。あぁ、年を重ねると、疑い深くなるなぁと思う自分にちょっぴり辟易。

全財産をなげうってムッソリーニをサポートし、彼の子供を産み、彼が政争で社会主義団体を追われれば、援助してファシスト党を作り、そこまでサポートしたのにもかかわらず、ムッソリーニが最高権力者になり、他の女性と結婚し子どもが生まれると、彼女と子供が邪魔になり、精神病院に監禁してしまう。ここに情も義もないんだろうなぁ。

精神病院に幽閉されようが、何度も脱出を試みて、ムッソリーニの妻でありつづけようとするイーダが、すごい。これを演じたジョヴァンナ・メッツォジョルノの演技も、ナタリー・ポートマンがブラック・スワンを演じた時のように、鬼気迫る演技。女ってすごいなぁ!男って腑抜け!?と、思わず思ってしまう描かれ方。

病院でその人生を終えたイーダ。そして、息子も20代で精神病院で病死したらしい。悲劇ではあるが、こういう運命に生まれついてしまったとすれば、それを幸せに生きる方法はなかったのだろうか?と自問してしまう。

(総合評価: ★★★★☆ いつの時代にも悲劇はある。強い生命力のある女性の生き方に惹かれます)

2012年5月 1日 (火)

(Movie) Black Swan

220pxblack_swan_posterGWは、映画三昧。

今更ではありますが、見逃していたナタリー・ポートマン主演の「ブラック・スワン」を見ました。

ストーリー(映画.comより)
ナタリー・ポートマン、 ミラ・クニス共演の心理スリラー。ニューヨークのバレエ団に所属するニナ(ポートマン)は、元バレリーナの母とともに、その人生のすべてをダンスに注ぎ込 むように生きていた。そんなニナに「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが巡ってくるが、新人ダンサーのリリー(クニス)が現れ、ニナのライバルとなる。 役を争いながらも友情を育む2人だったが、やがてニナは自らの心の闇にのみ込まれていく。監督は「レスラー」のダーレン・アロノフスキー。主演のポートマ ンが第83回米アカデミー賞で主演女優賞を獲得した。

とにかく、怖い。とっても怖い。ホラーではないのですが、狂気の中でつかむ何かと、自滅へ向かって突き進んでいく、現実と幻覚の世界を観客も漂っているような気になってしまうほど、怖い、怖い映画でした。親子って本当に難しいなぁと、改めて思う。母は娘の幸せと自分の欲望を満たすところで、危うげに生きているし、娘は母の願いと自分の幸せを満たす何かを探しながら、反発し、時に受け入れ、ぎりぎりで生きている。

ナタリー・ポートマンがアカデミー賞で主演女優賞を獲得しただけあって、レオンの頃の彼女ではない、大人の女優へときちっと成長したことを物語っている作品でした。

(総合評価: ★★★★☆ すごい映画ですが、怖い!)

2012年4月25日 (水)

【美術】ユベール・ローベル―時間の庭

Photo_2少し時間があったので、国立西洋美術館で行われている「ユベール・ロベール―時間の庭」を観てきました。

(国立西洋美術館より)

ポンペイやヘルクラネウムの遺跡発掘に沸いた18世紀、フランスの風景画家ユベール・ロベール (Hubert Robert 1733-1808)は「廃墟のロベール」として名声を築きます。イタリア留学で得た古代のモティーフと、画家の自由な想像力とを糧に描き出されたその風 景では、はるかな時をこえて古代の建築や彫像が立ち現われる一方、あふれる木々の緑や流れる水、日々の生活を営む人々がコントラストを成しています。古代 への新たな関心を時代と共有しつつ、独自の詩情をたたえたロベールの芸術は多くの人々をひきつけ、時の流れや自然、そして芸術の力をめぐる思索と夢想へ 誘ってきました。
こうして描かれた奇想の風景は、「国王の庭園デザイナー」の称号を持つロベールが数々の名高い風景式庭園のデザインも手がけ、現実の風景のなかに古代風建築や人工の滝・洞窟などを配していたことを知れば、さらに生きた魅力を持ちはじめることでしょう。
本展では、世界有数のロベール・コレクションを誇るヴァランス美術館が所蔵する貴重なサンギーヌ(赤チョーク)素描を中心として、初期から晩年まで、ロ ベールの芸術を日本で初めてまとめて紹介します。ピラネージからフラゴナール、ブーシェまで師や仲間の作品もあわせ、ヴァランスの素描作品約80点を中心 に約130点にのぼる油彩画・素描・版画・家具から構成されます。
自然と人工、空想と現実、あるいは想像上の未来と幸福な記憶を混淆させ、画家が絵画と庭園の中に作り上げたアルカディアの秘密に迫ります。

アルカディアの秘密に迫るとあり、確かにきれいな作品が多かったのですが、なぜか一番心をうごかされたのが、 順調な画家生活を送っていたロベールが、1789年に始まったフランス革命で、1793年から94年まで投獄されている最中に、生活の資を得るためにお皿に描いた絵でした。

ただのお皿なのに、心臓が捕まれたように、ドキッと突き刺さるものがありました。

アルカディアの秘密をみてしまった、そんな気分になりました。

【舞台】ヴェネツィアからパドヴァへの船旅

Photo二期会イタリア歌曲研究会 定期演奏会XLVI オリジナルによるイタリア古典声楽曲の夕べVII A.バンキエーリ <ヴェネツィアからパドヴァへの船旅>(1623)を上野の旧奏楽堂へ観に行ってきました!

昨年上演したマドリガル・コメディ第一弾「肥沃な木曜日、晩餐前夕べの小宴」は残念ながら見に行くことができず、今回は、上智で取っている生命倫理のクラスをさぼって見に行くことに!(町野先生ごめんなさいっ!)

人見先生が出ていらっしゃったので、「とにかく面白い」と伺っていたのですが、面白すぎるっ!! 爆笑!! 笑いすぎて、おなかが痛い... (腹筋ダイエットに丁度よい!?)

ナイナイナイナイと、上野の公園を歩きながら歌って帰ってしまいました。(終わりから2曲目の曲に出てくるのです。これは1幕の13曲目のお祈りでも使われているフレーズ!)

1曲1曲が短く、また、テンポよく進んでいくので、全然飽きない作品でした!!

私も歌ってみた~い!! と思ったけれど、8月の自主企画コンサートの準備に入ったので、それどころではなかった。。。終わってから、考えましょう。。。

企画・構成:彌勒忠史
監修: 嶺 貞子  
出演:   チェンバロ:長久真実子
ヴィオローネ:西沢央子
(ソプラノ)海野美栄、清水順子、田島由貴子、村松織部、 渡邉公実子
(アルト)人見珠代
(テノール)園山正孝
(バス)酒井 崇

2012年4月15日 (日)

【美術】Vyprávění z dlaně ~手のひらの上の物語~

Sota_sakuma_dm2月にMSNの女ブログで「不思議な魅力を放つチェコのマリオネットを支える日本人!」という記事を書きました。そこでご紹介した佐久間奏多さんが、飯田橋のパペットハウスで「手のひらの上の物語」という個展を開くということで、そして本日は40分程度のトークショーもあるということで、飯田橋のパペットハウスへお出かけしてきました。

今回は、新作もかなり作られたそうで、プラハの展示会の時に見た作品はあまりなく、童話などをテーマにした作品が数多く並び、わくわくしました!

手のひらサイズのマリオネットを作るようになった経緯だけでなく、使っている木材である菩提樹の木がなかなか手に入らずに苦労したお話しなど、いろいろなお話しも聞けました。また、今回の写真を担当しているチェコ人のフォトグラファーの方とのコラボのお話しも聞けたり、アーティストの方のトークショーは本当に面白いです。

Opera1

外国人でチェコ語にハンディがあるだろうに、主席で卒業してしまうあたり、「たまたまラッキーだった」という言い方をされていましたが、その裏にはとてもご苦労があったのだろうと推察すると、そのガッツに「私もがんばろー!」と思います。

プラハで佐久間さんの作品に出会って、数か月後に、こうしてまた日本でも会えるのは、偶然の出会いにも関わらず、本当に不思議な気持ちになります。会う人には神様が導くように会えるのだなぁと思いました。

さて、今回とても気になった作品。「レースのアリア」というタイトルがついているオペラ歌手のマリオネットです。

オペラを歌っている私としてはこういう作品は「すっごくかわいい!!」となります。幸福の王子や雪の女王など素敵な作品も多い中、ガーネットを埋め込んだ衣装を身にまとうこのオペラ歌手、本当にかわいい!!

飯田橋のパペットハウスで21日まで開催予定だそうです。お近くにお越しの際は、是非寄ってみてください! マリオネットの作り出す不思議な空気に、異空間にトリップできます!

2012年4月 8日 (日)

【映画】インモータルズ~神々の戦い~

Photo4月13日にブルーレイ&DVD発売のPRイベントで、「筋肉好き女子のための試写会」という不思議な試写会にご招待いただき、「インモータルズ~神々の戦い~」を観てきました。

あらすじ(goo映画より)
人間が誕生する遥か昔、“光”と“闇”の神々の戦争が起きた。戦いは光の神が勝利し、闇の神は奈落の奥底に封印された。時は流れ、古代ギリシアの時代。闇の力を手に入れ、世界を支配しようと野望を抱くハイペリオン(ミッキー・ローク)が人類に対し宣戦布告。光の神が造った武器の一つであり、闇の神を解放するための重要なカギ“エピロスの弓”を捜し求めるハイペリオンは、軍隊を結集してギリシアの地を侵攻していく。弓がハイペリオンの手に落ちれば闇の神は復活し、人類の破滅も免れない。ハイペリオンの野望を阻止すべく、光の神の頂点に立つゼウス(ルーク・エヴァンス)が選び出したのは、自らが鍛え上げた人間、テセウス(ヘンリー・カヴィル)だった……。

「落下の王国」のターセム・シン監督が「300」のプロデューサー、ジャンニ・ヌナリ、マーク・カントンと組んで作った作品なので、とってもARTな作品に仕上がっています。しかし、かなりグロい。 タイタン族との戦いなんて、アートに仕上げたがゆえに、血がどばぁ~っとすごい色で飛び散るので、うげぇ~となります。バイオレンスが好きな人にはいいかもしれないけれど、私にはちょっとグロすぎました。

出演は「人生万歳!」のヘンリー・カヴィルと「アイアンマン2」のミッキー・ローク。

今回は「筋肉トークの座談会」付だったので、筋肉目線で書くとすると、カヴィルはきれいに体を作ってきています。スーパーマン2は、筋肉つけすぎ感がありますが(これは好みの問題ですが)、インモータルズでは非常にいい感じです。

ミッキー・ロークはちょっとつけすぎな気がします。あぁいう体になるには、もしやお薬を使っていませんか!?と、思ってしまったほど。

ゼウス役のルーク・エヴァンズは、ちょっとゼウスにしては線が細い、いわゆる細マッチョなんでしょうが、私好みではありません。

なんでもこの「筋肉好き女子のため…」という切り口では2回目らしい。1回目は、ワイルドスピードMAXのときだったらしい。1回目は全然受けなかったようで、2回目は少し受けたと主催の方がおっしゃっていたけれど… ジェネオンユニバーサルの作品を中心に、今後もこの切り口でやっていくそう。

売り方を考えないと、売れないから、こういう切り口もアリなんでしょうか!?

ちょっと驚きな試写会でした。

(総合評価:★☆☆☆☆ グロかったので、私としてはNO!)

2012年4月 3日 (火)

お知らせ: 明日発売の「ライブシーンを彩る女神たち」ダイジェスト映像

明日CPCレコードより発売される「ライブシーンを彩る女神たち」のプロモーション映像がYouTubeにアップされました。

私は4分35秒あたりにでてます! 

ロック、演歌、クラシック、ポップなど、様々なアーティストが童謡を歌っている面白いコンセプトのコンピレーションアルバムです。

是非、ご覧ください!

 

2012年3月25日 (日)

【音楽】陽炎~音楽と朗読の悦び2012~ 無事終了!

Img_1889

3月24日に上野の旧奏楽堂で行われた「>陽炎~音楽と朗読の悦び2012~」が無事終了致しました。

午前中は天気が悪く、夕方になってようやく晴れてきて、いらっしゃる皆様のご負担がちょっぴり減ったので、ほっとしました。

本当は桜が咲いている予定で演目を組んでいたのですが、今年は桜が遅く、いらしていただいた皆様に上野公園の桜をみていただけなくて本当に残念です。

寒い中、お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

旧奏楽堂のクラシカルな建物に合わせて、日本歌曲でまとめたコンサートにし、ドレスも着物柄のドレスでしっとりとまとめてみました。

しかし、「いまいち盛り上がりにかけた」と厳しいコメントをいただき、改めて、演目のむずかしさに気づかされました。

自分がどれだけうまく歌えようが、「もっとクラシックをしらない一般観客目線」で、知ってるけれども暗い日本歌曲だけなく、難しいかもしれないけれども、楽しくなるような華やかな曲も入れるようにすべきだと忠告してくださった方、本当にありがとうございます。

私としてはここ最近で一番きれいに日本歌曲が歌えたなぁ~と思っていたのですが、観客の皆様からのいつものような反応がなく、「なんでだろう??うまく歌えたのに…」と消化不良を起こしていたので、こうしてはっきりとおっしゃってくださる方がいらして、本当にありがたいです。

今年の夏に自主企画で面白いコンサートを組もうと思っておりますので、その時には今回お越しくださった方々をご招待させていただき、「盛り上がる楽しいコンサート!」にしたいと思っております。

本当に皆様ありがとうございます。

2012年3月20日 (火)

【映画】シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム

Photo「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」を観てきました。

あらすじ(goo映画より)
欧州各地で起こる連続爆破事件を調査中のホームズは、結婚式を明日に控えたワトソンを連れてあるクラブを訪れる。そこでホームズは、爆破事件のヒントを求めてジプシーのシムを訪ねるが、彼女は姿を消してしまう。翌日、無事に結婚式を挙げたワトソンだが、新婚旅行で何者かに襲われ、ホームズに助けられる。爆破事件の首謀者・モリアーティ教授が自分たちを狙っていると知ったワトソンは、ホームズと共に事件解決に乗り出す事に…

前作よりも断然面白い! シャーロック・ホームズのピュア・ファンには申し訳ないけれど…きっと怒っているに違いないであろう作品になってしまっていますが、とにかく、面白すぎます!!

アクションも私好みで、しかも。大好きなロバート・ダウニーJRの女装あり、ワトソンとの人間関係あり、大アクションあり、ユーモアがあちこちにちりばめられており、大満足の作品。

最後に「?」が打たれるあたり(ねたばれするので詳しくは書きませんが)興行収入によっては次の作品もあり!?と、ファンに期待させる仕上がりになっております。

ただのアクションだけではない、前作を超える「知的合戦」がたまらなくロバート・ダウニーJRをセクシーに見せています!(私はロバート・ダウニーJRファンなので、ここは90%くらい引いて聞いていただけるといいかもしれません)

モリアーティ教授を倒した後に、本当に次回作はあるのかどうかはわかりませんが、ぜひぜひ、次の作品も作ってください!!!

2012年3月17日 (土)

【舞台】アンナ・カレーニナ

Anna新国立劇場で上演されたバレエ「アンナ・カレーニナ」を観てきました。

あらすじ(新国立劇場ウェブより)
アンナは夫カレーニンと愛する子どもの3人で暮らしているが、その穏やかな生活はうわべ だけで、政府の高官であり世間体を気にかける夫との関係はすでに冷たくなっている。舞踏会で若い将校ヴロンスキー伯爵と出会ったアンナは胸騒ぎを覚える が、徐々に愛情へと変化していくのを止めることはできない。ついに二人はお互いの愛を確かめあうようになるが、アンナの激しい感情はこれまでの生活を壊し てしまう。自分の気持ちに正直になるにつれ、カレーニンの人目を気にかけた偽善的な態度を許せなくなっていく。
アンナは家族との生活よりヴロンスキーと一緒に過ごすことを選び、イタリアへと二人で旅立つ。し かし幸福の絶頂期は瞬く間に過ぎ去り、アンナは良心の呵責に悩まされる。再びペテルブルグにもどってくるが、社交界でアンナは人々の冷たい態度に接し、戻 るべき場所のないことを悟る。ヴロンスキーの存在ももはやアンナの孤独を救うことはできない。人生を憎悪に満ちたものとしか見ることができなくなったアン ナには、死によって得られる平安を願う。一人駅へと向かったアンナは走りくる列車に身を投げる。

まず、この長い作品をどうやって2時間の舞台にするのかが、とても興味があった作品です。そして、いつもいい作品を薦めてくれる友人Tさんから「これは絶対おすすめ!」と言われ、非常によいお席を取ってもらったため、舞台が始まる前から、期待感でいっぱい。

アンナ、カレーニン、ヴロンスキーの3人に非常にうまく焦点をあて、ストーリー展開をしていく。お産のシーンがなく、子供への執着心は今一つ表現できていないものの、冒頭の鉄道模型で遊ぶ子供と最後の鉄道へ身投げし自殺を図るアンナが非常にうまくリンクされていて、ストーリー展開のうまさ、そして、チャイコフスキーの曲の組み合わせ方に舌をまく。

ビントレーになって、本当に新国立のバレエのレベルがあがり、感激です。

降板された福岡雄大さんのけががとても心配だったのですが、見に来られていて、少なくともちゃんと歩けているお姿を拝見できて、とても安心しました。これだけアクロバティックなものは無理だとしても、大好きな福岡さんのバレエがきっとまたみられるのだと思うと、早くよくなりますようにと祈るばかりです。

キャスト: 
アンナ 長田 佳世
カレーニン マイレン・トレウバエフ
ヴロンスキー 厚地 康雄

2012年3月16日 (金)

【映画】I don't know how she does it

Idontknow 日本では未公開のようですが、サラ・ジェシカ・パーカー主演の「I don't know how she does it」を観ました。

あらすじは、NYで金融関係の役員を勤めるキャリアウーマンのヒロインが、夫と2人の子供の家族と仕事の両立のため奮闘する…というお話。

出演はサラ・ジェシカ・パーカー、ピアース・ブロスナン、グレッグ・キニア、クリスティーナ・ヘンドリックス、ビジー・フィリップスほか。監督は『Emma エマ』のグラス・マクグラス。 脚本は『プラダを着た悪魔』『幸せになるための27のドレス』『恋とニュースのつくり方』のアライン・ブロッシュ・マッケンナです。

原作は「ケイト・レディは負け犬じゃない」というタイトルで翻訳出版されています。ロンドンで金融関係の役員を勤めるワーキング・マザーが主人公です。

これを舞台をNYに移して作った作品ですが、なんだか脚本がいまいち。パーツ、パーツでは面白いのですが、ぐちゃぐちゃ整理されていない感あふれる作品で、Sex and the CityのCarrieのイメージが強すぎるのか、サラ・ジェシカ・パーカーが主人公を演じているのにも違和感あり。

キャストはもともとニコール・キッドマンにお話しがあったようなので、きっといろいろとあったのだと思うのですが…

さて、この映画を見て、とってもとっても反省しました。(反省=振り返るだけで、きっと私のアクションはそこまで変わらないのだろうけれど)

傍から見るとキャリアはバリバリ、家庭もうまく切り盛りしている「よう」に見えるけれど、実は「用事に追い回されていて本人は何がハッピーかわからなくなっている」のが、この主人公。

あれ、あれ、これって、どっかの誰かさんに似てませんか!?

そう、私です。

外からみると、おうちはきれいに片付いていて、自分で食事もきちんと作って、健康に気を付けていて、仕事はばりばりやって、舞台にもどんどん出て、本もたくさん読んでて、映画もいっぱい見ていて… 完璧なワークライフバランスですね、ってよく言われるのですが、本人からすると「締切に追われています」とアップアップの状態。

こうやって「人のやっている姿」を見せつけられると、いやでもわが身を振りかえざるを得なく。

こうして、私の週完全1日休養日が正当化されていくのでした。

(総合評価:★★☆☆☆ 脚本がいまいち。自分の姿を鏡で見ているようで、どっきり!)

2012年3月15日 (木)

【映画】コンテイジョン

Contagion映画「コンテイジョン」を観ました。

あらすじ(goo映画より)
香 港出張からミネソタの自宅に帰って来たベス・エムホフが、謎の疾病で急死した。やがて彼女の幼い息子・クラークも同じ症状で死亡し。ベスの他にも、香港、 ロンドン、東京などの各都市で同じ症例での死亡者が発生し、死者はどんどん増えていった。報告を受けた世界保健機関(WHO)や疾病予防管理管理センター (CDC)は、直ちにその病気の調査に乗り出す。しかし、感染の広がりは抑えられず、人々の間にはウイルスと共に恐怖心も蔓延していく。

怖い!これが本当に起きたら怖い!!

「リアルな社会派パニック映画」と評されていたけれど、食糧を求めて暴動が起きたり、ブログで風評を煽って儲ける人が出たり、東日本大震災で語られなかったことも、ある意味この映画では描き出されていて、「見えるもの」と「見えないもの」の両方の怖さを描いています。

それにしてもこれだけスターキャストをそろえるのは大変だったろうに、すごいメンバーがずらり。マット・デイモン、ケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウと、出演料を考えただけでも、恐ろしい... 採算はあったのかしらと、余計なお世話ですが、そういう意味でもちょっぴり怖い映画でした。

新型インフルになったらどうなるのか? シュミレーション的な意味でも見ておいて損はない作品だと思います。

手洗い、うがい、マスクの着用はしっかりやろう!と、心に決めました。
(総合評価:★★★☆☆ もっとスリリングなサスペンスかな?と思ったけれど、想定内のシナリオだったため)

【お知らせ】陽炎~音楽と朗読の悦び2012~に出演します

3242012
演奏会に出演のお知らせです。

上野の音楽祭シーズンです。朗読と音楽をお届けする「陽炎~音楽と朗読の悦び2012~」

演奏会詳細:

日時: 2012年3月24日(土)
午後6時半開演
(午後6時10分開場)

場所: 旧東京音楽学校奏楽堂
(台東区上野公園8-43, tel: 03-3824-1988)
JR上野駅 公園口下車 徒歩10分

チケット:3000円(ご購入希望の方は、info@office-akiyama.jpまでメールでご依頼ください)

 

私は、後8時25分頃、トリでの出演です。

(以下秋山の演目)

山田耕筰:歌曲集「幽韻」より “花のいろは” “忘らるる”
中田喜直:「マチネ・ポエティクによる四つの歌曲」よ り“さくら横ちょう”
久石 譲:いのちの名前

(ピアノ: 北村真紀子)

今回は、珍しく日本歌曲でまとめてみました。

上野の旧奏楽堂で歌うのであれば、絶対に山田耕作作曲の歌曲集「幽韻」を歌いたかったので、そこから2曲選びました。山田耕作作曲の歌曲集「幽韻」はあまり知られていないのですが、山田耕作が小倉百人一首から女性歌人の歌、五首を選んで作曲した歌曲集です。今回歌うのは、小野小町と右近の和歌です。

当時の最新の音楽であるスクリャービンやドビュッシーの影響、また筝曲の要素まで取り入れられた芸術歌曲だと思いますが、本当は欧州で活動をしていこうと思っていた山田耕作が戦争を理由に日本にとどまることとなり、その結果、日本のクラシック音楽は大きく成長していくのです が、彼自身、この渡米で、自分の音楽と西洋の音楽の差に打ちのめされ、精神的にはかなり不安定な状態で帰国したようで、5曲全部続けて演奏してみるとわか るのですが、曲が終わりに近づけば近づくほど、精神が病んでいきます。

。。。というわけで、5曲全部ではなく、最初の2曲だけを演奏します。

3曲目は、春の曲で中田喜直先生の「さくら横ちょう」。今年は桜が遅いので、上野の桜は満開ではないかもしれませんが、以前も書きましたが、「すぎた恋はなまじ取りもどそうとするものじゃない」と歌うこの曲は、「過ぎてしまったことを思い悩むよりも、もうあの 頃は帰って来ない」と都会的なクールな、しかし、過去への未練も若干のこっている、そこが人間である、という感じの曲になっています。忘れるには忘れられ ない。でも、前にすすんでいないといけない春の季節は今私たちがおかれている季節なのかもしれないと思い選びました。

そして、最後は、久石譲作曲の「いのちの名前」。

「未来の前に すくむ心が」
「宇宙を産んだ神様の 子供たち」
「ひとつのいのち 帰りつく場所」

これらの言葉が、「進化を恐れず、受け入れる」ことを意味しているのは、明白ですが、東日本大震災から1年。私たちはどうかわったのか? それを歌で届けたくて、この曲を選びました。

今年、大久保小学校で子供たちが、震災関連のチャリティ活動をしていたことから、子供たちと一緒にこの曲を歌う機会があったのですが、詩の重さに、そして、子供たちの真剣な歌声に、涙がこぼれてしまいました。この震える心をお届けしたく、コンサートの締めにこの曲を演奏したいと思います。

伝えたい想いを歌に乗せて皆様にお届けできるように、がんばります!!

尚、この記事は、演奏会まで常にトップに表示致します。

2012年3月14日 (水)

【映画】長ぐつをはいたネコ

Nagagutsu前回の更新からずいぶんと時間が経っていました。

この映画を見たのも、実は1月なのですが、パソコンが壊れて移行作業をしていたり、ドタバタな生活をしていて、なかなかブログを更新することができず… 失礼いたしました。

さて、シュレックからのスピンオフ映画「長ぐつをはいたネコ」を観ました。

あらすじ(映画.comより)
ドリームワークスアニメーションの大ヒットシリーズ「シュレック」に登場する人気キャラクター「長ぐつをはいたネコ」を主人公にしたスピンオフ。シュレッ クに出会う以前の長ぐつをはいたネコこと主人公のプスが、幼なじみのハンプティ・ダンプティとメスネコのキティとともに繰り広げる冒険を描き、捨てネコ だったプスの生い立ちやお尋ね者になった過去、長ぐつに隠されたエピソードなどが明かされる。プスの声は「シュレック」シリーズに引き続きアントニオ・バ ンデラスが担当。そのほかサルマ・ハエック、「ハングオーバー」のザック・ガリフィアナキスらが声優を務める。

プスの猫っかぶりのうるうる目を見せる瞬間がいっぱいある、ちょっぴりお茶目でかっこつけなプスの魅力満載の映画。アントニオ・バンデラスの声は、相変わらずぴったりあってるわ~と、キャストの良さに感激。

怒ったときの威嚇の声と、甘ったれるときの声と、その差の違いに、ネコってそう、こんななのよぉ~と思いながら、バンデラスうまいなっ!と思います。

プスって捨て猫だったんだー。パンプティ・ダンプティとそんな確執があったんだー。など、シュレックではわからないストーリーから、改めてシュレックを見直すと、もっと深読みできちゃう映画です。そして、この映画単体でも、(シュレックを見ていなくても)プスとハンプティの冒険物語は十分に楽しめる作品です。

春休み、お子さんと一緒に見に行く映画にいかが?

(総合評価:★★★★☆ シュレックシリーズって今後はスピンオフで稼ぐのかしら?)

2012年2月 7日 (火)

【映画】わが母の記

Wagahaha_poster第35回モントリオール世界映画祭の審査員特別グランプリ受賞をはじめ、第16回釜山国際映画祭のクロージング作品となり、海外では話題の作品「わが母の記」を東京独女スタイル様のご招待で見て来ました。

ストーリー(映画.comより)
井上靖の自伝的小説「わが母の記」3部作(講談社文芸文庫刊)を、「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督が映画化。役所広司、樹木希林、宮崎あおいら実力派キャストで10年間にわたる親子、家族の愛を描く。昭和39年、小説家の伊上洪作は、父が亡くなり母・八重の面倒を見ることになる。幼少期に母と離れて暮らしていたため距離を置いていた洪作だったが、妻や3人の娘、妹たちに支えられ、自身の幼いころの記憶と八重の思いに向き合うことに。八重は薄れゆく記憶の中で息子への愛を確かめ、洪作はそんな母を理解し、次第に受け入れられるようになっていく。第35回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で審査員特別グランプリを受賞。

主人公伊上洪作は、母に捨てられたと信じ恨みながら生きて来たけれど、父の他界、母のぼけが始まり、自分の残りの時間を感じながら、ぼけた母との怒濤の時間の中で、母の思いにふれ、母の愛を感じ、そして、母の死を迎え、映画は終わる。

「恍惚の人」を思い出させる作品です。

皆、いろいろな事情といろいろな想いを抱えながら生きて来て、時に、よかれと思ってしたことが、そうでなく受け入れられてしまうケースもあり、少しずつ歯車が狂って行くのだけれど、『たとえ時代が変わって困難な未来が訪れても家族の絆だけは変わらない』とあるように、「家族」であれば、何かをきっかけに、絆を取り戻すことができるのかもしれない。

生きている間にそれができるのであれば、(それができない人たちも多いのですが)それが一番いいのだろうなぁ...と思いながら、見ました。

笑いあり、涙ありの映画。人とのつながりを大切にしたいと思う映画でした。

4月公開です!

«【お知らせ】コンピレーションアルバムのリリース(4/4リリース)のご案内

2012年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

お問い合わせ

  • CDやコンサートチケット予約、コンサート出演、講演などのお問い合わせは、info(at)office-akiyama.jpまでメールにてお問い合わせください。
    (at)を@に置き換えてください。

コンサートスケジュール

  • 詳しい情報はこちらをご覧ください。
    Jan 07 Joint concert in Vienna
    Jan 17 Concert & lecture in Vienna
    Jan 21 Concert in Salzburg
    Feb 14 Recital & lecture in Tokyo
    March 11 Charity Concert in Tokyo
    March 18 Joint Concert in Tokyo
    March 24 Joint Concert at 18:30 in Tokyo (旧東京音楽学校奏楽堂, Ticket 3000yen)
    May 25 Joint Performance @Tokyo (一橋大学)
    June 24th Joint Performance @ Urawa (柏谷楽器店ホール)